技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオシミラーへの診療報酬評価と開発、普及への取り組み

バイオシミラーへの診療報酬評価と開発、普及への取り組み

~最新の診療報酬改定を含めた、バイオシミラーの診療報酬評価 / 臨床におけるバイオシミラーへの切り替えへの取組み~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、知財面からみたバイオセイムの優位性、期待されるバイオセイム等について解説いたします。

開催日

  • 2024年3月13日(水) 10時30分 15時45分

プログラム

第1部 バイオシミラーへの診療報酬評価

(2024年3月13日 10:30〜12:00)

 バイオ医薬品は、革新的な薬剤であるがその薬価は非常に高額である。一方、バイオシミラーはバイオ医薬品の後続品であり、先行品と同等/同質の品質、安全性等が担保されつつ、薬価が抑えられるメリットがある。
 2020年診療報酬改定において、「バイオ後続品導入初期加算」として、初めてのバイオシミラーに係る診療報酬が創設された。本セミナーでは、最新の診療報酬改定を含めた、バイオシミラーの診療報酬評価について紹介する。

  1. バイオシミラーの薬価算定と薬事承認
  2. バイオシミラーとは
  3. バイオシミラーとバイオセイムの違い
  4. バイオセイムの薬価算定に係る議論
  5. バイオシミラーの診療報酬評価
  6. 後発医薬品の使用促進とバイオシミラー
  7. バイオ後続品導入初期加算
  8. 骨太の方針とバイオシミラーの使用割合に係る目標値
    1. 年診療報酬改定
  9. 2024年診療報酬改定の概要
  10. 2024年診療報酬改定におけるバイオシミラーの位置づけ
    • 質疑応答

第2部 バイオシミラーの市場動向と販売戦略

(2024年3月13日 13:00〜14:00)

 抗リウマチ製剤をはじめ、バイオ製剤が治療ガイドラインのゴールドスタンダードとなったことにより現在の全医薬品売上高上位の大半はバイオ製剤に置き換わった。そして、これら先発品のうち、その半数以上が、2018年以降バイオシミラー (BS) として新規承認を得たことから、BS市場は新たなフロンティアとして大きな期待が寄せられている。しかし、市場ポテンシャルは高いとはいえ、ジェネリック医薬品ほど爆発的な普及は未だ見られない。
 本講義では、効果的な販売戦略立案のために欠かせない、BS市場の動向を多面的且つ詳細に理解することを目的とする。

  1. 政策制度がBSに与える影響
    • 後発医薬品使用体制加算とBS
    • バイオ後続品導入初期加算の市場影響度
    • RAガイドライン治療アルゴリズムからみたバイオ後続品導入初期加算がRA市場に与える影響
  2. 市場動向
    • グローバルにおけるBS市場成長予測
    • 国内における先発品及びBSの市場成長率
    • 先発品からBSへの切替えによる医療費適正化効果
    • 医療費助成制度がBS市場にもたらす影響
  3. 臨床プレーヤーがBSに求めるもの
    • BSに対して臨床従事者が求めるもの
    • BSが患者に与える利益とは
  4. BS開発プロセスと投資
    • 質疑応答

第3部 バイオシミラー普及に向けた臨床の取り組み

(2024年3月13日 14:15〜15:45)

 医薬品開発の主流である生物学的製剤は、臨床においてもキードラッグとして多く使用されています。バイオシミラーは、先行の生物学的製剤と比べて薬価は安く設定されているものの、構造が同一でなく、またバイオシミラーが上市される際には承認に至るまでの仕組みが特徴的であるため、臨床で使用する際に苦慮することも少なくない。
 本発表においては、特に臨床におけるバイオシミラーの状況について報告いたします。

  1. 生物学的製剤とバイオシミラー
  2. 臨床における生物学的製剤の位置づけ
  3. 医療費と生物学的製剤
  4. バイオシミラーの構造と特徴
  5. 臨床における取組みーバイオシミラーへの切り替えー
  6. スウェーデンにおけるバイオシミラーの状況
  7. 本邦におけるインフリキシマブとインフリキシマブのバイオシミラーの使用状況
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/7 GMP査察の指摘事項をふまえたQA・バリデーションの考え方と対応/回答時の留意点 オンライン
2024/5/7 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/5/7 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/5/7 非GLP試験の書面調査と過剰に陥らない効率的な信頼性確保の基準 オンライン
2024/5/8 国内外査察指摘をふまえたGMP記録の残し方・管理と逸脱・OOS・OOT発生時の対応 (処理手順/フロー/線引き) オンライン
2024/5/8 リアルワールドデータ (RWD) を活用するための薬剤疫学基礎セミナー オンライン
2024/5/8 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/5/8 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/5/8 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/5/8 フロー合成・連続生産・マイクロリアクター/スケールアップコース (2日間) オンライン
2024/5/9 薬価申請・原価計算方法と交渉で有効なデータ取得ならびに資料作成の重要ポイント オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/10 データインテグリティに対応した紙ベースのGMP文書・記録の作成、保管、管理、廃棄のポイント オンライン
2024/5/10 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と規格設定 オンライン
2024/5/10 ICH M7ガイドラインに則ったニトロソアミン類不純物の評価・管理に関する最新動向と当局の考え方 オンライン
2024/5/14 入門者のための基本から学ぶGMP オンライン

関連する出版物

発行年月
2012/10/5 電子辞書 技術開発実態分析調査報告書
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書
2012/8/31 カーオーディオ5社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/8/20 建機部品大手9社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/8/20 建機部品大手9社 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/30 IH調理器 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/30 電動工具 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/30 電動工具 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/30 IH調理器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/20 精密機器7社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/20 精密機器7社 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/5 デジタル印刷機 技術開発実態分析調査報告書
2012/7/5 デジタル印刷機 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/1 太陽光発電【2012年版】 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/7/1 太陽光発電【2012年版】 技術開発実態分析調査報告書
2012/6/15 半導体・液晶パネル製造装置9社 技術開発実態分析調査報告書
2012/6/15 紙おむつ 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/6/15 紙おむつ 技術開発実態分析調査報告書
2012/6/15 半導体・液晶パネル製造装置9社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/6/5 空気清浄機 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)