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シランカップリング剤のすべてが分かる一日速習セミナー

シランカップリング剤のすべてが分かる一日速習セミナー

~シランカップリング剤の基礎と応用 / 効果的活用法・反応機構・処理効果・具体的応用例~
東京都 開催 会場・オンライン 開催

概要

本セミナーでは、シランカップリング剤の構造的特徴、反応、表面処理技術からその分析・評価法まで、分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2023年11月9日(木) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • シランカップリング剤を利用、関連する技術者、開発者、研究者
    • カップリング剤処理
    • 表面処理
    • 界面・分散性制御
    • 密着・接着改良
    • 微粒子 (ナノ・メソポーラス材料)
    • コンパウンド
    • 有機-無機複合材料 (ナノコンポジット/ナノハイブリッド)
    • 塗料
    • コーティング材料

修得知識

  • シランカップリング剤の種類
  • シランカップリング剤の選択基準・使い方
  • シランカップリング剤の作用機構
  • シランカップリング剤の表面処理効果
  • シランカップリング剤の表面分析/解析法
  • シランカップリング剤の応用
    • 複合材料 (ナノコンポジット/ナノハイブリッド)
    • 新規機能材料の設計、合成、特性解析法

プログラム

 シランカップリング剤は有機材料と無機材料間に新たな界面層を形成させ、両成分の相溶性や接着性を高めたり無機材料の分散性を向上させる効果があることから、接着・密着性の改良や表面改質に多種多様な分野で幅広く使用されてきた。また近年、新規機能材料として盛んに研究されている有期-無機複合 (ナノハイブリッド) 材料の開発において、シランカップリング剤は複合化に重要な役割を果たしている。
 ここでは、シランカップリング剤の種類、機能、作用機構、効果的な使用法、処理効果、表面分析・解析法や応用などシランカップリング剤の基礎から応用について概説する。また、有機-無機ハイブリッド材料の基礎 (材料設計、調製法、構造解析、物性評価など) から応用まで分かりやすく解説する。

基礎編

  1. シランカップリング剤の概要
    1. シランカップリング剤とは
    2. シランカップリング剤の種類と化学構造
    3. シランカップリング剤の機能
    4. その他のカップリング剤
      • ジルコニウム
      • チタネート系カップリング剤
    5. シランカップリング剤の効果的な使用量と使用方法
  2. シランカップリング剤の反応、反応制御、作用機構および界面構造の制御と最適化
    1. シランカップリング剤の反応
    2. 加水分解・縮合反応と反応機構
    3. 加水分解・縮合反応の制御
      1. シランカップリング剤の反応性 (反応速度)
      2. 加水分解性基の影響
      3. 有機残基の影響
      4. pHの影響
    4. 無機材料表面への修飾反応と反応機構
    5. シランカップリング剤、反応条件の影響、界面構造の制御
      1. pHの影響
      2. 溶液濃度及び反応温度の影響
      3. 無機材料の影響
      4. 界面構造の影響
    6. ジルコニウム系及びチタネート系カップリング剤の活用
  3. シランカップリング剤の選択基準、使い方と処理効果
    1. シランカップリング剤の選択基準 – どんなシランカップリング剤を選べばよいか?
    2. シランカップリング剤の使い方 – 効果的な使い方は?
    3. シランカップリング剤の処理効果 – シランカップリング剤処理でどんな効果が得られるか?
  4. シランカップリング剤による表面処理法-界面・分散性の制御
    1. シリカの種類と構造
    2. シリカの表面構造と反応性
    3. シルセスキオキサン粒子の調製
    4. ラダー型ポリシルセオキサンの調製
    5. なぜ界面の制御が必要か?
    6. シランカップリング剤による表面修飾・改質技術
      1. 表面処理法
        1. 固相法
        2. 溶液法
        3. 気相法
      2. シランカップリング剤による表面修飾処理の実験例
        1. ナノ粒子
        2. ガラス板
        3. シリコンウェハー
        4. ステンレススチール
  5. 表面キャラクタリゼーション – シランカップリング剤の反応状態、表面状態の分析法
    1. シランカップリング剤の反応解析、被覆率解析方法
    2. 表面状態の解析・評価方法
      1. 構造分析
        • FT-IR
        • NMRなど
      2. 熱分析
        • DSC
        • TG-DTAなど
      3. 表面分析
        • XPS
        • 原子間力顕微 (AFM)

応用編

  1. シランカップリング剤の応用
    1. 樹脂、エラストマーの架橋
    2. 複合材料 (有機-無機ハイブリッド) への応用
      1. 有機-無機ハイブリッドの材料設計
      2. 有機-無機ハイブリッド材料の調製法
        1. 溶液混合法/溶融混練法
        2. 層間挿入法 (層剥離法)
        3. ゾルーゲル法、
        4. 微粒子分散法 (In-situ重合法) 、
        5. 表面修飾粒子法 (コアシェル構造型ハイブリッド材料)
      3. 種々な有機-無機ハイブリッド材料の調製と特性
        1. 汎用 (熱可塑性) 樹脂
          • PMMA
          • PC
          • PSなど
        2. 耐熱性・熱硬化性樹脂
          • PI
          • エポキシ樹脂など
      4. 有機-無機ハイブリッド材料の構造・特性解析
    3. 塗料・コーティング剤への応用
    4. 高機能材料への応用
  2. 参考図書

講師

会場

ちよだプラットフォームスクウェア
東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
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  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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