技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

変化する高機能フィルム市場に対応するための成形・評価・解析技術と動向

変化する高機能フィルム市場に対応するための成形・評価・解析技術と動向

~フィルムの成形条件・物性値制御・延伸挙動解析・不良対策・市場動向~
東京都 開催 オンライン 開催

概要

本セミナーでは、フィルム成形について取り上げ、物性・成形性を支配する成形過程の評価技術や不良対策に加え、近年の高機能フィルムの動向や市場についても解説いたします。

開催日

  • 2023年7月13日(木) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • フィルムの延伸加工の技術者、管理者

プログラム

 フィルム成形技術に関する技術動向を紹介し、各成形技術の実験解析や理論解析を通して、フィルム成形でしばしば問題となる不良現象の発生メカニズムやその対処法、物性や成形性を支配する成形過程の挙動に関しての評価技術について紹介する。さらに、最近注目されている環境対応に重点を置いた高機能フィルムの動向や市場についても紹介する。

  1. フィルム製品の開発動向
  2. 押出機内の樹脂劣化の定量解析と劣化防止
    1. 酸化劣化のメカニズム
    2. スクリュー形状と劣化
    3. 劣化防止対策
  3. ダイの不良現象の可視化観察および原因究明
    1. ダイ内の可視化による不良現象の把握
    2. シャークスキン、メルトフラクチャーの発生原因と対策
  4. インフレーション成形の理論解析と物性予測
    1. インフレーション成形の理論解析
    2. 成形条件と物性の関係および物性の支配因子
    3. スケールアップ則
  5. 溶融キャスト成形のネッキングおよび成形不安定現象
    1. ドローレゾナンス現象と理論的解釈
    2. ネッキング量の予測および樹脂とネッキングの関係
    3. 成形条件と物性の関係
  6. 原反シートの冷却解析と高透明化技術
    1. 原反シート成形における冷却計算と冷却条件による高次構造の変化
    2. 原反成形時の結晶化時間と結晶化度、球晶生成、透明性の関係
    3. シート成形条件制御による高透明化技術
  7. 延伸挙動の可視化解析と実用評価技術
    1. 一軸、二軸延伸過程の延伸挙動解析と少量評価技術
    2. 二軸延伸過程の可視化
      • S-S曲線
      • 3軸配向評価
      • 球晶
      • 位相差分布価
  8. 延伸フィルム成形工程の延伸挙動解析
    1. 延伸過程の理論解析と厚み精度予測・高速薄膜化
    2. 理論解析による樹脂設計
  9. 環境を配慮した高機能フィルムの技術動向と市場
    1. 環境対応材料・減容化・モノマテリアル・リサイクル
    2. 食品包装
      • long life化
      • 多層化技術
      • ハイバリア
    3. Liイオン電池用フィルム
      • パッケージ部材
      • セパレータ
      • キャパシタ
    4. ディスプレイ
      • 液晶
      • 有機EL
    5. 高速通信用フレキシブル基板
    6. 加飾フィルム
    7. 医薬包装
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,500円 (税別) / 42,350円 (税込)
複数名
: 27,500円 (税別) / 30,250円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,500円(税別) / 42,350円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/12 プラスチック加飾技術の最新動向と環境負荷低減に向けた展望 オンライン
2025/2/12 プラスチック材料・製品の耐久性向上、劣化度評価、寿命予測 オンライン
2025/2/13 高分子の (黄変・ピンク変など) 変色・劣化の発生メカニズム、変色箇所の評価、その対策 オンライン
2025/2/13 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/2/14 半導体封止材用エポキシ樹脂の種類と特性および解析方法 オンライン
2025/2/14 重合反応の基礎・応用 オンライン
2025/2/17 高分子へのフィラーのコンパウンド技術の基礎と応用 オンライン
2025/2/17 結晶性高分子の材料設計・改良・加工性向上に必要な基礎知識 オンライン
2025/2/21 プラスチック製品の強度安全率を高めるための設計・成形技術、材料選定 オンライン
2025/2/21 シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 オンライン
2025/2/27 ディスプレイ向け光学フィルムの基礎・市場と高機能化技術トレンド オンライン
2025/2/27 メタクリル系ポリマー活用のための入門講座 オンライン
2025/2/28 ゴム材料の分析手法および劣化現象とその分析 オンライン
2025/3/6 エポキシ樹脂の耐熱性向上と機能性両立への分子デザイン設計および用途展開における最新動向 オンライン
2025/3/10 シリコーンの基礎・特性と設計・使用法の考え方・活かし方 オンライン
2025/3/13 半導体封止材用エポキシ樹脂・硬化剤・硬化促進剤と分析・特性評価法および技術動向 オンライン
2025/3/28 固体高分子の破壊とタフニング オンライン
2025/4/7 ゴム・プラスチック材料の破損、破壊原因とその解析法 東京都 会場
2025/4/9 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/15 レオロジーの基礎と測定法 オンライン