技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

新規ペプチドの合成技術、凍結乾燥技術

新規ペプチドの合成技術、凍結乾燥技術

~特殊環状ペプチドの高効率合成法 / ペプチド合成を、フローリアクターを用いて実施した際のメリット / マイクロ波優位性の考え方~
オンライン 開催

開催日

  • 2023年4月25日(火) 10時30分 15時30分

修得知識

  • マイクロ波プロセス
  • マイクロ波優位性の考え方
  • フラスコでの合成と比較したフロー合成のメリット
  • ペプチド合成を、フローリアクターを用いて実施した際のメリット
  • 特殊環状ペプチドの高効率合成法について

プログラム

第1部「マイクロ波によるペプチドの合成技術と凍結乾燥技術」

(2023年4月25日 10:30〜12:30)

 マイクロ波化学 株式会社 はこれまでに様々な化学プロセスに対してマイクロ波を活用し実証を進めてきた。その中でペプチド合成や凍結乾燥といった分野にもマイクロ波技術を展開しており、今回はマイクロ波技術や可能性について実証設備の紹介も併せて述べる。

  1. マイクロ波化学株式会社の紹介
    • 会社紹介
  2. マイクロ波と化学プロセスへの応用
    • マイクロ波とは
    • マイクロ波の化学プロセスに対する利点
  3. マイクロ波ペプチド合成プロセス
    • マイクロ波の適用事例紹介
    • マイクロ波ペプチド合成のコンセプト
    • マイクロ波によるペプチド合成技術のスケールアップ
  4. マイクロ波凍結乾燥プロセス
    • マイクロ波乾燥技術の紹介
    • マイクロ波凍結乾燥のコンセプト
    • マイクロ波凍結乾燥の事例紹介
  5. その他分野へのマイクロ波プロセスの展開事例
    • 質疑応答

第2部『マイクロフローリアクターを用いた高効率的なペプチド・特殊ペプチドの合成法』

(2023年4月25日 13:30〜15:30)

 ペプチドは中分子医薬の代表的な位置づけにあり、低分子医薬品と抗体医薬品の双方のメリットを併せもつものと期待されている。一方で、大量合成においては、合成効率の低さや廃棄物の多さが問題となっている。微小流路で反応を行うマイクロフロー合成法はその解決策として有望である。本講演では演者が開発してきたペプチドのフロー合成法について背景と共に紹介する。

  1. フラスコの呪縛
  2. マイクロフロー合成とは?
    • 高速混合
    • 精密温度制御
    • 光減衰の回避
  3. ペプチド医薬品
  4. 第一世代マイクロフローアミド化反応の開発とフェグリマイシンの全合成
    • 危険な反応剤の安全な利用
    • ラセミ化回避法
  5. 第二世代マイクロフローアミド化反応の開発とプテルラミドの全合成
    • 超高活性中間体の利用とN-メチル化ペプチド合成法
  6. 第一世代マイクロフローペプチド環化法の開発とシレンギチド保護体の合成
    • 高速ラクタム形成
    • ペプチド環化手法
  7. 第二世代マイクロフローペプチド環化法の開発と環状テトラ・ペンタペプチドの合成
    • 従来法比2万倍以上の生産性向上
    • 質疑応答

講師

  • 木谷 径治
    マイクロ波化学 株式会社 研究開発本部 第1開発室
    室長
  • 布施 新一郎
    名古屋大学 大学院 創薬科学研究科 基盤創薬学専攻
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/24 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2024/6/24 細胞分泌小胞エクソソームの治療応用に向けた世界動向とDDS技術 オンライン
2024/6/25 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン
2024/6/25 ミリ波・マイクロ波レーダによる非接触生体センシング技術 オンライン
2024/6/25 経皮吸収の基礎と評価方法 オンライン
2024/6/25 治験総括報告書及びCTD 2.5の基本的な作成法と照会事項への対策 オンライン
2024/6/26 生産移行後のトラブルを未然に防ぐための製造設備および支援設備のバリデーション 東京都 会場・オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編 + 実践編) オンライン
2024/6/26 開発から製造販売後までの一貫した安全性評価の取りまとめ方と効率的な資料作成方法 (基礎編) オンライン
2024/6/26 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/26 GMP超入門講座 オンライン
2024/6/26 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/6/26 治験薬GMP基礎講座 オンライン
2024/6/26 仮想医薬品例示で基本レギュレーションを理解し、効率的にCMC申請資料を作成するポイント オンライン
2024/6/26 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品向け: CTD-M2作成 / 規格及び試験方法と分析法バリデーション / 技術移転と同等性評価 (全3コース) オンライン
2024/6/27 CTD-M2 (CMC) 作成セミナー オンライン
2024/6/27 一般医薬品における有効期間を考慮した規格及び試験方法の設定と分析法バリデーションの実施方法 オンライン
2024/6/27 一般医薬品における技術移転 (製法・試験法) の手順と同等性の評価方法 オンライン
2024/6/27 医薬品ライフサイクルマネジメントから考える特許戦略と知的財産権の考え方 会場・オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/4/28 ケモインフォマティクスにおけるデータ収集の最適化と解析手法
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)