技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、においセンサの開発、社会実装動向、応用事例まで解説いたします。
(2023年2月14日 10:00〜11:30)
本講座では、実用的な嗅覚センサシステムの実現に向けて、まず1982年から続く世界各国でのさまざまな研究開発の歴史を振り返り、何がどこまで研究され、何が課題になっているのかをまとめます。これを踏まえた上で、嗅覚センサに必要とされる要素を網羅した膜型表面応力センサ (Membrane-type Surface stress Sensor, MSS) を軸に、機械学習による高度化も含めた総合的な研究開発について紹介します。また、産学官連携や最新の現場実証実験などについてもご紹介します。
(2023年2月14日 12:10〜13:40)
ニオイセンサはこれまで、用法や対象を限定した状況下ではその機能が確認されているが、嗅覚に置き換わるものは実現できていないのが現状である。
IoTなどのクラウド技術や機械学習などのICT技術の急速な進展に呼応して、大きな発展が期待される。しかし、これらの技術はセンサ出力の再現性が担保されていることを前提としている。このセンサ出力のブレ幅が許容範囲に収まった情報を扱うことで、ICT技術が活かされると言える。
この再現性の問題は、大きく2つの観点からとらえることができる。まず、センサ機能の経時変化、すなわち、ニオイ吸着による活性点の構造変化による出力の変化・劣化があげられる。もう一つは、計測対象のニオイガスの濃度変化や成分構成の変化である。ここには、大気中に数%含まれる水蒸気のゆらぎの影響が大きく関与してくる。ニオイ源自体の状態変化はもちろんのこと、気流や日射などの環境要因が大きな影響を与えることが多々ある。
演者がこれまで検討してきた真空下のドライプロセスで作製した感応膜の構造的特徴とこれらを被覆した水晶振動子のガスセンサとして基本特性を紹介したい。
また、ニオイセンサとしての機能やその向上を目したサンプル処理やセンサ応答のデータ処理などにも触れたい。特に、試料ガスの除湿・濃縮処理や吸引処理など、パルス的なニオイ提示手法もご参考にしていただき、これらの知見がこの分野の発展の一助となればと願う次第です。
(2023年2月14日 13:50〜15:20)
本講座では、来たるIoT社会における人工嗅覚センサの位置づけ、可能性、研究動向を解説すると共に、講師らが取り組んでいる呼気センシングを介した個人認証研究についても紹介します。また、材料科学的な観点で捉えた人工嗅覚センサの課題や課題克服へ向けた最新の取り組みと研究成果を紹介します。
(2023年2月14日 15:30〜17:00)
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚から成る「五感」の中で、センサとしての開発が最も遅れている嗅覚の分野において、近年、においセンサの開発が活発に行われるようになってきています。
そこで、様々な企業、大学のにおいセンサの開発動向や活用事例を紹介するとともに、社会実装に向けた課題を紹介します。また、当社が進めているにおいセンサの開発事例を紹介するとともに、当社のセンサと機械学習を融合したにおいセンサシステムについて、適用されるアプリケーション事例も含め、最新の成果とともに紹介します。
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/4/15 | 嗅覚センサによるニオイの計測およびその評価と解析方法 | オンライン | |
2025/4/21 | 嗅覚センサによるニオイの計測およびその評価と解析方法 | オンライン | |
2025/4/28 | におい情報DX (デジタルデータ化から再構成まで) を実現するヒト嗅覚受容体センサの実際と課題 | オンライン | |
2025/5/16 | 画像認識技術入門 | オンライン | |
2025/5/19 | NV中心量子センサの開発動向と今後の展望 | オンライン |
発行年月 | |
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2006/10/26 | カメラモジュールとその周辺技術 |
2000/3/31 | CCD/CMOSイメージセンサ技術 |