技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

他社特許の読み方、分析法と障害特許への対応

他社特許の読み方、分析法と障害特許への対応

オンライン 開催

開催日

  • 2023年2月10日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 「新製品の販売開始直前に障害となりそうな特許が見つかったが、公報を見ても権利の内容がよく分からない」、「製品の仕様を変更したが本当に回避できているのか不安」。研究開発の中でよくある話しではないでしょうか。設計変更等で上手く対処できれば問題はありませんが、研究開発が進むにつれて設計変更の難易度は高まりますし、生産設備の改修、販売延期、ライセンス料の支払いなど、大きな損失を被る可能性もあります。このようなリスクを低減し、研究開発の効率を高めるためには、他社特許の内容を正しく分析・把握する力を身に付け、研究開発の初期段階から冷静・迅速に対処することが重要です。
 本セミナーでは、新任知財担当者や研究者・技術者として、特許権侵害の基本、特許分析(クレーム解釈)の基本的な考え方、他社特許への対処方法を裁判例を交えながら紹介します。

  1. 特許権を侵害するとどうなるか
    1. 特許権の侵害とは
    2. 特許権者から何を請求される?
    3. ビジネス上のデメリット
  2. 特許権侵害の態様
    1. 特許権侵害 (直接侵害、間接侵害) の成立条件
    2. 「特許発明の技術的範囲に属する」とは?
    3. 均等論
  3. 特許を分析する力を身に付ける
    1. 特許公報の種類
    2. 特許の現状を分析する (経過情報の読み方を身に付ける)
    3. 特許公報の正しい読み方 (公報の構成を理解する)
    4. 請求項 (クレーム) の記載形式
    5. 「特許発明の技術的範囲に属する」とは?
    6. クレーム解釈の原則、文言侵害の裁判例、均等侵害の裁判例
  4. 障害となる特許の見つけ方
  5. 障害となる特許を見つけたときの対応策
    1. 障害特許を発見したときに確認すべき事項
    2. 障害特許の現状を分析する
    3. 障害特許のかわし方 (設計変更、仕様変更など)
    4. 障害特許を回避できた? (分割出願、間接侵害に要注意)
    5. 間接侵害の事例
    6. 相手の懐に飛び込む (実施契約、クロスライセンスなど)
    7. 障害特許の潰し方 (情報提供、異議申立、無効審判)
  6. 無効理由の準備
    1. 記載要件と特許要件
    2. 「新規性」について
    3. 「進歩性」について
    4. 無効調査
    • 質疑応答

講師

  • 町田 能章
    特許業務法人 磯野国際特許商標事務所
    代表社員 所長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/3/29 パテントマップの作成と研究開発テーマの発掘、アイデア創出への活用 オンライン
2024/4/3 眼科DDS開発動向とその低侵襲化技術 オンライン
2024/4/11 知財戦略の効果確認、レビューの仕方と経営層への報告 オンライン
2024/4/11 パテントマップの作成と研究開発テーマの発掘、アイデア創出への活用 オンライン
2024/4/15 知財戦略の基礎と策定から実践のポイント オンライン
2024/4/16 営業秘密漏洩対応と予防策 オンライン
2024/4/16 研究開発者のためのパテントマップ入門 オンライン
2024/4/18 生成AIをめぐる著作権問題の最前線 東京都 会場・オンライン
2024/4/18 記載要件に基づいて特許を読み込めますか? 書けますか? オンライン
2024/4/19 知財・無形資産ガバナンスに対応した共同研究開発の進め方と契約の実務 オンライン
2024/4/19 知財戦略の基礎と策定から実践のポイント オンライン
2024/4/22 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/4/22 営業秘密漏洩対応と予防策 オンライン
2024/4/23 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/4/25 特許情報調査における検索式の考え方と実施ポイント オンライン
2024/4/26 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/4/29 研究開発者のためのパテントマップ入門 オンライン
2024/4/30 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/5/8 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/5/8 核酸医薬品の特許戦略 オンライン