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廃プラスチック高度リサイクルのための選別回収技術

廃プラスチック高度リサイクルのための選別回収技術

オンライン 開催

開催日

  • 2022年10月11日(火) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • プラスチックリサイクルが必要な企業の技術者、企画担当者
  • リサイクルプラスチック、再生樹脂の利用、流通に関わる方
  • プラスチックのリサイクルに興味のある方

修得知識

  • 個別リサイクル法におけるプラスチックリサイクルの現状
  • 廃プラスチックの選別回収技術、特に高度選別のための光学識別技術
  • 回収廃プラスチック、再生樹脂の評価技術

プログラム

 廃プラスチックには、マテリアル・ケミカル・サーマルのリサイクル方法がある。中でもマテリアルリサイクルは二酸化炭素排出量削減に直接的に寄与するが、そのためには単一の種類のプラスチックを高純度で選別回収する必要がある。そして、その選別回収方法には、廃プラスチックの性状が由来する業種や発生段階によって大きく異なるため、複数の技術を組み合わせたさまざまなバリエーションが生じることになる。
 本セミナーでは、高純度に回収するには必須ともいえるプラスチックの光学識別技術を中心に、周辺技術も含めた選別回収方法を、技術の原理的な面も含めて解説する。また、廃家電や使用済自動車での大量処理の具体例、現状のリサイクル技術での課題と最新動向も紹介する。

  1. プラスチックリサイクルの現状
    1. プラスチックリサイクルの法体系
    2. プラスチックのマテリアルフローとリサイクル方法
    3. マテリアルリサイクルの現状
  2. 混合廃プラスチックの分別技術
    1. 比重選別
    2. 夾雑物 (木屑、ゴムなど) 除去技術
    3. 廃家電・使用済自動車由来廃プラスチックの高度選別
  3. 光学識別技術
    1. 近赤外吸収
    2. 中赤外吸収
    3. ラマン散乱
    4. X線など
    5. 識別への機械学習の利用
  4. 回収廃プラスチックの評価
    1. 廃プラスチックの物性
    2. 分光測定による劣化評価
  5. まとめ

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

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ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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