技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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(2022年7月21日 10:30〜13:00)
キラリティーは3次元の物体や分子がその鏡像と重ね合わすことができない性質のことで、タンパク質に代表される生体関連分子の多くがキラルである。このためタンパク質などをターゲットとする薬剤の多くもキラルであることが知られている。ラマン光学活性分光は鏡像異性体を区別することができる振動分光であり、キラル分光の一つである。
本講演ではラマン光学活性分光の基礎について解説する。さらに小・中サイズの分子の絶対配置の決定や溶液中タンパク質の構造解析などの応用例を紹介する。
(2022年7月21日 14:00〜16:00)
日本薬局方の第17改正 第2追補 (2019年6月公示) において、ラマン測定法が一般試験法に収載された。ラマン散乱は、赤外吸収 (IR) と相補的な振動分光法として古くから知られていたが、既に広く普及しているIR測定法とは対照的に、発展したのは比較的最近のことである。
ラマン分光法では基本的に非破壊的な分析が可能であり、多彩な測定モードが実用化されていることから、本講演ではラマン分光法の基本的な原理とともに、顕微およびマッピング測定、透過測定、プローブ型検出器を用いた反応過程モニタリングなどを医薬品分析に用いた例を紹介する。
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発行年月 | |
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