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ナノ材料表面へのポリマーのグラフト化技術と機能付与技術

ナノ材料表面へのポリマーのグラフト化技術と機能付与技術

~セルロースナノファイバーなどの表面疎水化への応用~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、グラフト化の方法論、表面評価技術、機能物質の固定化、分散性制御技術など、ナノ粒子の高機能化を実現するグラフト化技術について、具体例を交えて詳しく解説いたします。

開催日

  • 2021年12月2日(木) 13時00分 17時00分

修得知識

  • ナノ粒子の表面グラフト化処理の方法論
  • 粒子表面の機能設計
  • 粒子の分散制御技術
  • セルロースナノファーバーやセルロースナノクリスタルのグラフト化への展開

プログラム

 ナノカーボンやシリカなどのナノ粒子表面へのポリマーのグラフト化反応の方具体的方法について、具体例をあげて解説する。また、グラフト化によるナノ粒子表面への多彩な機能付与やナノ粒子の分散制御技術についても解説する。さらに、ナノ粒子グラフト化技術のセルロースナノファイバーなどの表面疎水化への応用についても述べる。

  1. はじめに
    1. なぜ、グラフト化?
    2. ナノカーボンとナノ粒子の特徴
    3. セルロースナノファイバーの特徴
  2. グラフト化の方法論〜育毛法と植毛法
  3. 表面から毛 (ポリマー) を伸ばす〜育毛法
    1. ラジカル重合、リビングラジカル重合
    2. イオン重合
    3. デンドリマー合成法の応用
  4. 毛 (ポリマー) を植え付ける〜植毛法
    1. 表面官能基の利用
    2. グラフト反応の起点としてのナノカーボンの芳香族環
  5. 炭素材料表面へのナノ粒子の固定化
    1. 配位子交換反応の利用
    2. ポリビニルオキサゾリンの利用
  6. 環境負荷の少ないグラフト反応〜大量合成を目指して
    1. 溶媒を用いない乾式系における大量合成
    2. イオン液体を用いるグラフト重合
  7. グラフト反応の実際〜実験方法は簡単〜
  8. ナノ粒子表面グラフト鎖の評価技術と応用例
  9. ポリマーグラフトナノ粒子の分散性制御
    1. ナノ粒子の分散性制御技術
    2. 分散性を付与したナノ粒子の応用例
  10. ナノ粒子表面への機能物質の固定化
  11. 機能物質をインターカレートした層間化合物の利用
  12. セルロースナノファーバーのグラフト化への応用展開
  13. おわりに

主催

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受講料

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: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
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本セミナーは終了いたしました。

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