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テレワークにおける業務の進捗管理と生産性を高める仕組み作り

テレワークにおける業務の進捗管理と生産性を高める仕組み作り

オンライン 開催

開催日

  • 2021年12月2日(木) 10時00分 17時15分

プログラム

第1部. テレワークの業務進捗管理の精度を高めるための完成度評価とタスク管理のポイント

(2021年12月2日 10:00〜11:30)

 感染対策を契機として働き方改革として進められてきたテレワーク化が急加速し、テレワークの業務進捗管理の難しさで頭を悩ませる人が増えている。今後もテレワーク化を進み、テレワークが当たり前となる働き方となる中で、テレワークを負の環境ととらえた対策は、組織の競争の低下を招く。テレワークの特性を活かし、テレワークによって競争力を高めるための業務品質と生産性を高める進捗管理のポイントを紹介する。

  1. テレワークを含めた働き方を取り巻く環境と問題点
    1. テレワークで仕事の属人化・個人管理化が加速
    2. 我流がまん延した組織では仕事の標準化が崩れる
  2. テレワークが進捗管理を難しくする理由
    1. チーム生産性の低下が進捗管理を難しくする
    2. 仕事の状態が見えないことが進捗を見えなくする
    3. 計画基準で進捗を管理する習慣が進捗管理の精度を低下させる
  3. テレワーク下で進捗管理力高めるためのポイント
    1. テレワークという制約を逆手にとって管理力を高める発想
    2. タスクを洗い出すだけで進捗管理レベルを高める方法
    3. 時間ではなく質的完成度で進捗を評価する方法
    4. 計画変更のしやすい高いタスク管理で進捗管理力を高める方法
    5. 異常を見える化して正常に戻す
    • 質疑応答

第2部. テレワークによる 業務効率、生産性低下への対応

(2021年12月2日 12:15〜13:45)

 コロナ禍で多くの企業や人々がテレワークを今まで以上に経験し、テレワークのメリット・デメリットを認識することができた。今後ますますワークライフバランスを遠慮することなく追求するようになるだろう。それに伴って、各企業のオフィス環境はテレワークも含め、ABWに対応すべくフリーアドレス・オフィスに移行するとも考えられる。ただ、テレワーク環境やフリーアドレス・オフィスを整備するだけでワーカーの生産性は向上しない。オフィス環境の整備などは生産性向上の必要条件であるが、十分条件ではないからである。そのため、ニューノーマル時代にワーカーの生産性を向上させるためには、それを目的として各種施策が同時に必要になるのである。
 本講演では、テレワークやフリーアドレス環境において生産性向上に効果がある施策について解説していく予定である。

  1. コロナ禍と新しい働き方
    1. コロナ禍と企業のテレワーク状況
    2. テレワークの本来の目的
    3. 個々のワーカーのテレワーク状況
  2. ポストコロナ時代に予想される働き方とオフィス環境
    1. オフィス環境の変化
    2. ABW (Active Based Working)
    3. ABWとテレワークの実施場所
  3. 今後のオフィス環境と生産性向上策
    1. オフィス環境における生産性向上のための必要条件と十分条件
    2. オフィスワーカーの生産性をどう考える
    3. フリーアドレス・オフィスの採用と生産性指標
    4. オフィスワーカーの情報交換度向上に貢献する項目
    5. オフィスワーカーの創造性向上に貢献する項目
    6. オフィスワーカーのモラール向上に貢献する項目
    • 質疑応答

第3部. テレワークを基本としたマネジメント改革

~WITH コロナ時代の上司・部下との良好なコミュニケーション・懸念点とは~

(2021年12月2日 14:00〜15:30)

 本講演では、コロナウイルス感染拡大が続く中、テレワークとリアルな対面コミュニケーションとのハイブリッドで展開するにはどのようなマネジメントが必要か学びます。とりわけ、管理職と部下のミスコミュニケーションは生産性の低下を招きます。コロナ禍でテレワークの良い点、問題点などこれまでの経験値を踏まえ、他社事例を紹介します。具体的な事例などを交え、WITHコロナ時代の働き方をご紹介します。コロナ感染が終息に向かっても、出社に逆戻りすることは残念です。テレワーク下での懸念点も含め、部下がきちんと成果を出し、上司や周囲と良好なコミュニケーションが図れる組織運営を目指します。

  1. コロナ禍における新しい働き方と昨今の企業の対応
  2. テレワークの推進とマネジメントの変化
  3. 組織の意識改革と上司の役割
  4. 適切な労務管理について
    • 質疑応答

第4部. テレワークにおけるモチベーション・業務の生産性低下への対応

(2021年12月2日 15:45〜17:15)

 働き方改革、そしてコロナ禍の出社制限によってテレワークは社会に一気に浸透しつつあります。この2年近くの間で、少なくとも週に数日はテレワークすることが一般的になりつつあります。当初はパソコンやモニター、或いは通信環境などのハード面で躓いているという話も耳にしましたが、今では関心がハード面からセキュリティーやチームワークなどのソフト面に移りつつあるようです。その中でもテレワークしている社員のモチベーションと業務生産性の低下が目下の課題として認識されています。
 本講演ではテレワーク歴16年の業務改革コンサルタントが自身の経験やクライアント先での取り組みでの知見を基にした、実践的な対応策をお伝えします。

  1. 自己紹介
  2. テレワークを取り巻く現状整理・問題提起
    1. テレワークの実施状況
    2. テレワークにおける不安・不満
  3. テレワークにおける問題の構造
    1. モチベーションの役割
    2. モチベーションの類型
    3. モチベーション低下の要因
  4. テレワークの問題への対処
    1. 集中できる「環境」を整えるには
    2. 仕事とプライベートの「オンオフ」を切り替えるには
    3. 適度な「緊張感」を持続するプレッシャーをつくるには
    4. 仲間意識を醸成する「コミュニケーション」をとるには
    5. 単調になりがちな日々に「メリハリ」をつけるには
    6. 自ら「率先」して動く仕組みをつくるには
  5. 新たな問題提起
    1. モチベーションは本当に必要か
  6. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 松井 順一
    コンサルソーシング株式会社
    代表取締役 エグゼクティブコンサルタント
  • 古川 靖洋
    関西学院大学 総合政策学部
    教授, 学部長
  • 宮原 淳二
    株式会社 東レ経営研究所 ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部
    部長
  • 相原 秀哉
    株式会社ビジネスウォリアーズ
    代表取締役

主催

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: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
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  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方

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