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新型コロナワクチンにおける研究開発動向と今後取るべく戦略

新型コロナワクチンにおける研究開発動向と今後取るべく戦略

~新型コロナウイルスワクチンはいかに迅速に開発されたか / 第二世代mRNAワクチン開発の最新状況とは~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年9月28日(火) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 開発が進行中のCOVID-19ワクチンの全体像
  • mRNA医薬三大バイオテックであるモデルナ、ビオンテック、キュアバックの会社概況と開発パイプライン
  • SARS-CoV-2ウイルス遺伝子の塩基配列公表から僅か11ヶ月で米国緊急使用許可となったmRNAワクチン2剤 (モデルナ mRNA-1273およびビオンテック BNT162b2) の開発軌跡の詳細
  • モデルナおよびビオンテック/ファイザーを追随する他社 (キュアバック、アルクツゥルスなど) によるmRNAワクチンの開発状況
  • SARS-CoV-2変異ウイルスに有効な第二世代mRNAワクチン開発の最新状況

プログラム

 ワクチンをはじめサイトカインや増殖因子などの種々のmRNAパイプライン開発が海外のmRNAバイオテックにより進行していた中で、2019年末にCOVID-19のパンデミックが起こり、各社の開発トッププライオリティーは、新型コロナウイルスSARS-CoV-2のワクチンに一斉に変わった。
 全世界が医療危機に直面し、それを救うためのワクチン開発を後押しする巨額の研究開発費助成が世界中から集まりだしたからだ。
 本講演では世界中で開発が進行しているCOVID-19の治療薬や抗体およびワクチンの全体像を概説した後に、20年1月11日に中国政府がSARS-CoV-2の塩基配列を公表してから僅か11ヶ月後に米国で緊急使用許可 (EUA) となったモデルナのmRNA-1273およびファイザー/ビオンテックのBNT162b2 (コミナティ) などのCOVID-19 mRNAワクチンを中心に、各社プレスリリースとそれと同時に行われたコンファレンスコールの全てを取材してまとめた著書 を参照しながらmRNAワクチン開発の軌跡を紹介し今後の課題を考察したい。

  1. 新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) に対する医薬品開発の全体像
    • 低分子医薬
    • 抗体
    • 各種ワクチンなど
  2. 新型コロナウイルスの感染拡大で高まるmRNAワクチンへの期待
  3. 臨床開発へと進む海外バイオテック4社のmRNAワクチン
  4. モデルナが第1相試験の中間結果を発表、第2相試験を開始へ。キュアバックは第1相開始
  5. モデルナの第3相試験が開始直前、ファイザー/ビオンテックが米国第1/2相試験中間結果発表
  6. モデルナ第3相およびファイザー/ビオンテック第2/3相の二つのピボタル試験が同日にスタート (2020年7月27日)
  7. 各国政府がワクチン供給契約を相次ぎ締結
  8. モデルナおよびファイザー/ビオンテックの第3相試験が進展
  9. ファイザー/ビオンテックが欧州EMAへの薬事申請を開始、モデルナはEMAへの薬事申請間近
  10. ファイザー/ビオンテックおよびモデルナが共に、第3相試験の中間結果で90%以上の有効性を報告。米国で緊急使用許可 (EUA) を審議するFDA諮問委員会開催が決定
  11. ファイザー/ビオンテックおよびモデルナのmRNAワクチンのEUAが承認。米国民の接種へ向けたワクチン供給がスタート
  12. 英国変異株B.1.1.7が出現、英国はロックダウン
  13. mRNAワクチン2剤は英国変異株には有効だが南アフリカ変異株に対する中和活性は弱い。モデルナは南ア変異株特異的mRNAワクチン開発へ
  14. ファイザー/ビオンテックのBNT162b2 (コミナティ筋注) が国内で特例承認、医療従事者への先行接種がスタート
  15. モデルナは2020年に合計8の販売子会社を世界に設立し自社販売へ。2021年の予測売上は184億ドル。
  16. COVID-19 mRNAワクチンにおいて取り組むべき今後の課題
    • 質疑応答

主催

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本セミナーは終了いたしました。

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