技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

わかりやすい製造指図書およびSOP作成のポイント

Zoomを使ったライブ配信セミナー

わかりやすい製造指図書およびSOP作成のポイント

~作業ミスや逸脱を未然に防止するための作成上の工夫とは~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年2月19日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 SOPや製造指図書はあるものの、ヒューマンエラーや逸脱が絶えない。タスクをかけて作成したSOPが現場で活用されず、ベテラン作業者が自分のノウハウをメモにして作業しているようだ。なぜそうなるのか、どのようなSOPが作業者に求めせれているかを考察する一助となる講座である。

  1. 旧GMPはルールベースのGMP
  2. ルールベースに凝り固まってしまうと
  3. 答えを行政に求めず企業自らが考えるリスクベースGMPへ
    1. 現場では「予期せぬ状況」はつきもの
    2. PDCAサイクルではなくOODAループで思考
    3. 品質リスクマネジメント手法はOODAループ
    4. 職員全員にリスクマネジメントスキルが必要
    5. 「逸脱」だけでなく「異常」にも着目
    6. 現場には「異常」が転がっている
    7. 「異常」を常態化させない
  4. ヒューマンエラーを防ぐためにSOPと製造指図書があるが…
    1. エラー対策は全体を俯瞰する必要がある
    2. 全体俯瞰は「mSHELL」分析で
    3. mSHELLの「m: Managiment (マネジメント) 」
    4. mSHELLの「H: Hardware (構造設備) 」
    5. mSHELLの「E: Environment (作業環境) 」
    6. mSHELLの「L: Liveware (人間関係) 」
    7. mSHELLの「L: Liveware (当事者) 」
    8. mSHELLの「s: Software (手順・運用・教育訓練) 」
  5. 文書化
    1. GMP省令の求める手順書とPIC/Sの求める手順書
    2. 整備すべきSOP群は各社で異なる
    3. SOP/指図書をみれば企業のレベルがわかる
    4. どこまでSOP化するか
    5. SOPの目的
  6. エラーには二種ある
    1. SOP、指図書の無視によるエラー
    2. SOP、指図書の不備由来によるエラー
    3. 始業前点検は重要
    4. 保管関連SOP例
    5. 秤量作業のSOP例で漏れ易い事項
    6. 液調製作業のSOP例で漏れ易い事項
    7. 手洗浄作業のSOP例での留意点
    8. 検体採取SOPの留意点
    9. 試験検査SOPでの留意点
    10. 忘れやすい外部業者用SOP
  7. SOP作成時の留意点
    1. SOPへの記載項目
    2. 情報のシンプル化
    3. SOPの作成手順
    4. SOPの第一版は70点の出来と考える
  8. 製造指図書の作成
    1. フォーマット
    2. 指図記録書の一般的な様式
    3. 製造指図書作成時の留意点
    4. SOPを簡略化して指図書を作成することによる問題点
    5. 重要工程は詳述
  9. 記録の作成
    1. 出荷可否判定に必要となる記録類
    2. 記録書の確認・承認業務
    3. 実効性のある記録?

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/8/2 バリデーション入門 オンライン
2024/8/2 海外製品導入/導出品のCTD-Q (CMC申請資料) 作成の留意点 オンライン
2024/8/5 承認申請資料としての価値を高めるための効果的な日本語メディカルライティング オンライン
2024/8/5 バイオ医薬品 原薬製造工程・セルバンク管理/申請コース オンライン
2024/8/5 動物用体外診断用医薬品の開発ポイントと承認申請時の注意点 オンライン
2024/8/5 バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法 オンライン
2024/8/5 IEC 62304 医療機器ソフトウェア対応 / サイバーセキュリティ (IEC 81001-5-1:2021) 対応セミナー (全2コース) オンライン
2024/8/5 IEC 62304 医療機器ソフトウェア規制対応セミナー オンライン
2024/8/6 医薬品の要求品質の明確化と外観検査のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/8/6 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2024/8/6 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練/文書管理における逸脱防止のノウハウ オンライン
2024/8/6 希少疾病医薬品 (オーファンドラッグ) の開発・薬事・事業戦略の構築 オンライン
2024/8/6 PIC/S GMP Annex Iの観点をふまえたエンドトキシン試験・パイロジェン試験法 オンライン
2024/8/6 開発早期における医薬品売上予測とマーケティング戦略 オンライン
2024/8/6 正確でロジカルかつ説得力のある販売予測の進め方 オンライン
2024/8/6 短期にソフトウェア品質を良くする「人間重視の品質改善術」 オンライン
2024/8/7 医薬品不純物 (有機不純物、無機不純物、残留溶媒) の化学的及び安全性評価と管理ポイント オンライン
2024/8/7 医薬品/医療機器等へのQMSの具体的な構築フロー オンライン
2024/8/7 品質試験における信頼性確保と分析法バリデーション・品質確保にむけたQC/QAの役割と適合性調査対応 オンライン
2024/8/7 ヒューマンエラー防止講座: 再発防止から未然防止へのアプローチ オンライン