技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

難燃剤、難燃化技術の基礎と最新動向

Zoomを使ったライブ配信セミナー

難燃剤、難燃化技術の基礎と最新動向

~難燃機構、難燃剤、難燃技術、評価試験及び難燃材料の加工技術~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、難燃機構など基本技術から、リチウムイオン電池、薄層フィルム、透明樹脂など難燃化の難しい製品を含む各種製品の難燃規制、評価試験、最新の難燃化技術について解説いたします。

開催日

  • 2021年2月15日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 難燃剤に関連する技術者
    • 高分子材料
    • 電気電子機器
    • 建築
    • 自動車、車両
    • 船舶
    • 繊維 等

修得知識

  • 実用化されている難燃機構や難燃剤の現状
  • 難燃化の難しい製品の難燃化技術
  • 海外の研究動向、特許の提案動向
  • 今後の難燃化技術研究の方向性

プログラム

 本セミナーでは、高分子の難燃化技術について、基礎から最新動向について解説する。
 環境問題から見た難燃剤の位置つけや、各種製品の難燃規制、評価試験方法から、高分子燃焼と難燃機構、難燃剤の種類と難燃効果、難燃材料の加工技術等を最新の応用事例や課題とともに詳しく解説する。

  1. 難燃剤の環境問題と各種製品の難燃規制および代表的な評価試験
    1. 難燃剤の環境安全性の問題と最近の課題
    2. 各種製品の難燃規制
      • 電気電子機器
      • 電線
      • ケーブル
      • 建築
      • 自動車と車両
      • 船舶
      • 繊維
      • その他
    3. コーンカロリーメータ
    4. UL規格燃焼試験
    5. その他
  2. 高分子の燃焼性と難燃機構
    1. 高分子の燃焼現象の特徴と気相、固相における難燃機構
    2. ラジカルトラップ効果
    3. チャー生成による断熱
    4. 酸素遮断効果
    5. 難燃触媒による効果
  3. 難燃剤の種類と難燃効果
    1. 臭素系難燃剤
    2. リン系難燃剤
    3. 無機系難燃剤
    4. 窒素系難燃剤
    5. アンチモン代替品の動向
    6. 最近の新規難燃剤開発の傾向と研究成果
    7. 特許に見られる技術動向
  4. 注目される最近の難燃化技術
    1. 高難燃効率を目指す新規難燃系の開発
    2. 環境安全性の高い難燃系の揮発
    3. 5G対応
    4. 低誘電特性高難燃性材料の開発
    5. ノンアンチモン臭素系難燃系の開発
    6. EM電線、ケーブル用新規難燃系の開発
    7. 高分散、低汚染、低ブルーム性難燃系の開発
    8. 透明性、フイルム、リチウムイオン二次電池電解液難燃剤
    9. 難燃化の難かしい難燃系の開発
  5. 難燃コンパウンドの製造技術
    1. 各種混練設備による製造技術
    2. 二軸押出機による製造技術
    3. ナノコンポジット系難燃材料の製造技術
  6. 難燃製品の製造における課題
    1. 押出加工品の成形加工における課題
    2. 射出金型成形における課題
  7. 今後の難燃剤、難燃化技術研究の方向を考える
    1. 最近の研究動向
    2. 特許提案動向からの考察

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/9 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2024/5/10 熱分析の基礎と測定・解析技術 オンライン
2024/5/10 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/13 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/13 車載用プラスチックの基礎と最新動向 オンライン
2024/5/14 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2024/5/14 ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法 オンライン
2024/5/14 熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発 オンライン
2024/5/15 高分子の結晶化、結晶高次構造の制御、分析解析、その応用 オンライン
2024/5/15 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン
2024/5/15 UV硬化樹脂における硬化不良対策と硬化状態の測定・評価 オンライン
2024/5/16 二軸押出機による混練技術とプロセス最適化 オンライン
2024/5/16 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析法、変色の特徴と分析技術 オンライン
2024/5/17 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/20 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン
2024/5/20 導電性高分子の基礎と最新の研究動向・応用 オンライン
2024/5/21 高分子材料のモノマー化、解重合反応とケミカルリサイクルの動向 オンライン
2024/5/21 摩擦振動と異音の発生メカニズムと抑制・対処方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/11/30 高分子の成分・添加剤分析
2020/11/30 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法
2020/10/30 ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/3/31 自己修復材料、自己組織化、形状記憶材料の開発と応用事例
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/11/30 複雑高分子材料のレオロジー挙動とその解釈
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術