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偏光・複屈折の基礎と計測、制御技術

Zoomを使ったライブ配信セミナー / アーカイブ配信予定

偏光・複屈折の基礎と計測、制御技術

~高分子光学材料を中心に~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、高分子材料の偏光や複屈折に関する基礎について解説し、光学特性制御の最近の事例を紹介いたします。

開催日

  • 2021年2月8日(月) 13時00分 17時00分

修得知識

  • 屈折率、複屈折、偏光の基礎
  • 高分子材料における複屈折の発現機構、計測方法
  • 高分子材料の複屈折と逆波長分散性の制御方法

プログラム

 近年、液晶ディスプレイなどの光学材料には柔軟で丈夫な高分子材料の利用が進められており、その光学特性の高性能化や精密化が課題となっている。
 本セミナーでは、高分子材料の偏光や複屈折に関する基礎について解説し、光学特性制御の最近の事例を紹介する。

  1. 複屈折の基礎
    1. 屈折率と複屈折
    2. 偏光と複屈折
    3. 偏光子と波長板の違い
    4. 複屈折の測定手法
    5. 複屈折の波長依存性
    6. 視野角に関係する複屈折
  2. 高分子材料における複屈折
    1. 高分子の複屈折の分類
    2. 分子配向と複屈折
    3. 複屈折および逆波長分散性発現の基本的な考え方
    4. 高分子ブレンド・共重合体の複屈折
    5. セルロースエステルの複屈折と波長依存性
    6. ネマチック相互作用を利用した複屈折制御
    7. ナノ構造を利用した逆分散性の設計
    8. 低分子を利用したTACフィルムの視野角制御
  3. ガラス状高分子の光弾性複屈折
    1. 光弾性複屈折
    2. 光弾性係数制御の基本的な考え方
    3. 高分子ブレンド・共重合・添加剤による制御の限界
    4. ポリカーボネートの逆可塑化と光弾性係数の抑制
    5. 分子配向と光弾性係数の関係
  4. まとめ

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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