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体外診断薬の開発・事業化戦略のポイント

迅速診断技術を踏まえた

体外診断薬の開発・事業化戦略のポイント

~Zoomを使ったライブ配信セミナー~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、体外診断用医薬品について取り上げ、事業ビジョンの実現を加速するために必要な要素、今後の展開と課題について市場ニーズや最新の知見をまじえて解説いたします。

開催日

  • 2020年8月27日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 体外診断薬を取り巻く環境変化
  • 体外診断薬開発の全体像とポイント
  • 迅速診断法の期待される領域と要素技術
  • 臨床性能試験の実務と留意点

プログラム

 近年医療分野においては、簡便かつ迅速な診断技術を利用した疾病の早期発見ならびに早期治療がきわめて重要になっている。感染症においては、疾病の重篤化や合併症、二次感染を防ぐため、できるだけ早い治療介入による予後の改善が期待できる。また、冠動脈疾患や認知症、がん領域においても、先進的な技術を基に出来るだけ早期に発見し、速やかに適切な治療を行うことが強く求められる。しかしながら、継続的な診療報酬の引き下げや大手グローバル企業の参入により国内の事業環境はますます厳しさを増しており、新たな事業機会、成長機会の創出とともに生き残りの道を模索している。
 本セミナーでは、これらの事業ビジョンの実現を加速するために必要な要素、今後の展開と課題について市場ニーズや最新の知見をまじえて解説する。

  1. 体外診断用医薬品 (体外診断薬) と薬事規制
    1. 体外診断薬 (IVD) とは
    2. 開発のプロセスと設計上留意すべき点
      • 薬事法関連法令
      • 区分 (新規か既存項目か)
      • リスクに応じたクラス分類
      • 一般的名称
      • 使用目的
      • 構成試薬と形状
      • 原理
      • 反応系に関与する成分
      • 品質管理の方法
      • 使用方法
      • 製造方法
      • 保管方法
    3. 臨床研究、臨床性能試験並びに薬事・保険申請
    4. 原因や病態が不明で、診断法・治療法が確立されていないアンメットメディカルニーズに応える新規診断法
    5. コンパニオン診断薬の現状と課題
  2. 感染症の迅速診断
    1. 医療における感染症迅速診断の意義
    2. 発症メカニズムの解明と基礎研究の重要性
    3. 敗血症の診断と治療に有用なバイオマーカーの探索・開発
    4. 適切な薬剤の選択、薬剤耐性 (AMR) 対策への応用
    5. ゲノミクス・プロテオミクスの進歩と今後の展開
    6. 感染症領域における次世代POCT
    7. 感染症診断に向けた微生物検査の未来市場と事業戦略
  3. 冠動脈疾患、認知症の早期診断
    1. 動脈硬化性疾患、認知症と炎症反応
    2. 早期の治療介入を可能とするバイオマーカーの探索・開発
    3. 疾病リスクと腸内細菌との関連性
    4. 治療薬の開発戦略とピットフォール
  4. がんの早期診断とプレシジョン医療
    1. 科学的根拠に基づく癌の早期発見・予防の重要性
    2. 個別化医療のためのクリニカルシークエンスの有用性と将来展望
    3. がんゲノム医療先進国アメリカの市場分析および我が国における課題
    4. 早期の医療介入、予防・先制医療におけるゲノム医療の役割と事業戦略
    • 質疑応答

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
  • セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
  • 個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

本セミナーは終了いたしました。

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