技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

コンピュータシステムの供給者 (サプライヤ) アセスメント / ベンダーオーディットとその具体的な対応とポイント

試験設備や製造設備を含む

コンピュータシステムの供給者 (サプライヤ) アセスメント / ベンダーオーディットとその具体的な対応とポイント

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年11月21日(木) 10時30分16時30分

プログラム

 CSV、ERES、そしてデータインテグリティへの対応にあてってコンピュータシステムのベンダーオーディットの重要性が増しています。しかし、ベンダーオーディットだけ理解しても不十分です。CSVに関する必須と思われる部分は欠かせません。このため経験者でも考え方や取組みを整理するために大変有効な内容です。
 本セミナーでは、これに合わせFDAのPart11を始めERES (電子記録・電子署名) に関する要件や取組みもご説明します。
 また、近年大きな問題となっている“データインテグリティ (データの完全性) ”についても委託先の管理が求められています。ベンダーオーディットは実施側、受信側とも負荷のかかる作業になります。効率的で無駄の無い取組みのポイントを多くの実績を踏まえて解説します。ベンダーオーディットの正しい手順と依頼状あるいは改善要望書などの例を示しながら実践的な解説を行ないます。知識整理に役立つ実習の時間や質問時間をさらに充実し、理解度アップを目指します。
 お昼休みや講義終了後には個別の「ミニコンサル」も行います。講義内容のご質問に限らず、現在のお仕事でご相談したいこと、お困りになっている内容などに直接お答えします。

  1. CSVの基礎知識とベンダーオーディットの必要性
    • CSV取り組みの背景
    • 各国のCSV要件 (米国FDA、EU及びPIC/S、製薬団体等)
    • コンピュータシステムとコンピュータ化システムの違い
    • ベンダーオーディットの必要性とその根拠となる規制要件
  2. GAMP5の基本的な理解とサプライヤアセスメント
    • GAMP5の基本概念
    • GAMP ガイドの構成
    • 「V字モデル」をマスターすればCSVは怖くない
    • サプライヤアセスメントの付属資料とその重要ポイント
  3. 厚労省「コンピュータ化ガイドライン」の要件と供給者アセスメントの要件
    • 医薬品製造コンピュータシステム構成例と適用範囲
    • ガイドライン要件の解説と取組みのポイント
    • 供給者アセスメントの要件とその対応
    • 厚労省「コンピュータ化ガイドライン」Q&Aの重要点とその解説
  4. PIC/S GMP におけるコンピュータ関連の要件
    • 製薬企業とPIC/S加盟の意味
    • PIC/S GMPガイドの構成
    • 改定されたPIC/S GMP Annex11 (Computerized System) の新しい要件とその内容
    • ベンダーオーディットにおける要求事項
  5. データインテグリティ (データの完全性) への対応とそのポイント
    • データインテグリティ関連ガイダンスの発出状況
    • データインテグリティとは – その定義と考え方
    • MHRA (英国規制当局) ガイダンスの解説とのそのポイント
    • FDA警告文書に見るデータインテグリティ関連指摘事項とその対策
    • 日本当局のデータインテグリティに関する取組み
  6. コンピュータシステムのベンダーオーディットとその具体的な対応ポイント
    • ベンダーオーディットの手順と要点
    • ベンダーオーディットの依頼状と報告書
    • ベンダーオーディットのチェックリストとその解説
    • ベンダーオーディットのフォローアップとクロージング
    • 質疑応答・名刺交換
    • 個別ミニコンサル

講師

  • 荻原 健一
    株式会社シー・キャスト
    代表取締役

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

6F 中会議室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/2/20 再生医療等製品におけるバリデーション実務 オンライン
2026/2/20 国内外規制要件をふまえたE&L評価基準の考え方・進め方と分析・評価方法 オンライン
2026/2/20 信頼性の高い研究成果/試験Quality 実践 (2日間コース) オンライン
2026/2/20 信頼性の高い研究成果を得るための生データ・実験記録 (ノート) の取り方 オンライン
2026/2/24 ヒューマンエラー防止に必要なSOPの書き方の工夫と文書管理 オンライン
2026/2/24 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2026/2/25 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/2/26 規制当局GMP査察で多い指摘・不備と重大指摘を回避するための事前対応ポイント オンライン
2026/2/26 信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスと試験データのQuality・基準 オンライン
2026/2/26 BCS・rDCS・PBBMを用いた製剤開発戦略とバイオウェーバー オンライン
2026/3/4 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2026/3/6 GMPにおける出荷不適品 (OOS) の管理と不適品 (原材料、製品) 発生防止策 オンライン
2026/3/6 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2026/3/6 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2026/3/9 再生医療等製品におけるバリデーション実務 オンライン
2026/3/9 バイオ医薬品原薬工場建設プロセスおよびバリデーションのポイント オンライン
2026/3/10 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2026/3/12 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2026/3/19 中小規模組織 (企業) におけるGMP/GQP文書作成の技法と文書を遵守させるための手法 オンライン
2026/3/26 信頼性基準適用試験の運用への落とし込みと(海外導入品など) 日本申請時の信頼性保証 オンライン

関連する出版物