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導電性コンポジットの開発のためのパーコレーション理論とフィラーの種類、特性と配合・分散技術

導電性コンポジットの開発のためのパーコレーション理論とフィラーの種類、特性と配合・分散技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、導電性フィラーとポリマーから成る導電性複合材料の開発にあたり、重要となる導電性フィラーのポリマー中での分散性と導電性発現の関係を、パーコレーション理論をベースに解説いたします。

開催日

  • 2019年4月26日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 導電性コンポジット、導電性フィラーに関連する技術者
    • タッチパネル電極
    • プリンテッドエレクトロニクス配線板
    • プリンタブルエレクトロニクス
    • アクチュエータ
    • 有機EL
    • 太陽電池
    • 液晶ディスプレイ
    • プラズマディスプレイ
    • 電子ペーパー など
  • 導電性コンポジット、導電性フィラーで課題を抱えている方

修得知識

  • 導電性コンポジットの技術開発に必要な知識全般
  • 導電性コンポジットの最新の技術開発動向
  • 導電性フィラーの技術開発に必要な知識全般
  • 導電性フィラーの最新の技術開発動向

プログラム

 導電性フィラーとポリマーからなる導電性複合材料の開発に当たって、最も重要となる導電性フィラーのポリマー中での分散性と導電性発現の関係を、パーコレーション理論をベースに解説します。前半ではパーコレーション理論の基礎及び導電機構について紹介し次いで、フィラーの局在化による低いパーコレーション閾値を得る手法とフィラーの分散性評価法について紹介します。後半では導電性フィラーの種類別に、ポリマー中での分散性と導電性発現の関係について具体例を挙げて詳細に解説します。
 取り上げるフィラーはカーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、気相法炭素繊維、カーボンナノチューブ、グラフェンおよび導電性ポリマーです。

  1. パーコレーション現象と導電性コンポジット
    1. パーコレーション現象
    2. コンポジットに関連した高分子の基礎
  2. 導電性フィラー配合樹脂の導電機構モデル
    1. 統計的パーコレーションモデル
    2. General Effective Media (GEM) モデル
    3. 熱力学的パーコレーションモデル
    4. 動的パーコレーションモデル
    5. Interparticle Distance (IPD) Model
    6. ハイブリッドフィラーの閾値予測
  3. フィラー粒子間の導電機構
    1. 直接接触モデル
    2. 被膜介在モデル (トンネル伝導モデル)
  4. 導電性フィラーの表面改質法とその分散性
    1. カップリング剤よる改質
    2. ポリマーグラフトによる改質
    3. その他の表面改質法
  5. ダブルパーコレーション
    1. ダブルパーコレーション機構
    2. Youngの式とフィラーの偏在
    3. 住田らのモデル
  6. ポリマーブレンド系での導電性フィラーの選択的局在化
    1. 2成分ポリマーブレンド系
    2. 3成分ポリマーブレンド系
  7. 自己組織化導電ネットワーク形成系
  8. 高アスペクト導電性フィラーのSlim – Fast 機構
  9. 導電性フィラー配合樹脂の分散性評価法
    1. 電圧降下法
    2. 画像統計解析
    3. 森下指数
    4. 動的粘弾性
  10. カーボン系フィラーの特徴と配合樹脂の特性
    1. カーボンブラック
    2. アセチレンブラック
    3. グラファイト
    4. 炭素繊維
    5. 気相法炭素繊維
    6. カーボンナノチューブ
    7. グラフェン
  11. 金属フィラーの特徴と配合樹脂の特性
    1. 金属フィラーの種類と特徴
    2. 導電性接着剤への応用
  12. 導電性コンポジットへの導電性ポリマーの応用
    1. 導電性ポリマーの種類と特徴
    2. 導電性コンポジットへの応用
  13. まとめ

講師

会場

ちよだプラットフォームスクウェア

5F 会議室502

東京都 千代田区 神田錦町3-21
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主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,370円 (税別) / 49,000円 (税込)
複数名
: 20,370円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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