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粘着・剥離のメカニズム解明と粘着剤の設計・活用の勘どころ

粘着・剥離のメカニズム解明と粘着剤の設計・活用の勘どころ

~力学特性、タック試験、糸曳きからの粘着剤の設計 / 糸曳きやモルフォロジーの観察手法 / パルスNMRやAFMフォースカーブの活用法~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、目的の粘着性を発現させる粘着剤設計にフォーカスし、力学特性やモルフォロジー、材料特性からのアプローチについて解説いたします。

開催日

  • 2018年12月5日(水) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 糸曳きやモルフォロジーの観察手法
  • モルフォロジーの見方
  • パルスNMRやAFMフォースカーブの活用法と粘着剤設計への応用

プログラム

 粘着剤の設計には、力学特性やモルフォロジーの材料特性からのアプローチが、界面化学よりもはるかに大事。ゴム+タッキファイヤでなぜ粘着性が発現するのか。これをモルフォロジーと力学特性から解明した例や、タックの剥離界面やピール試験の糸曳きのモルフォロジー、AFMフォースカーブからの粘着剤設計のポイントを解説する。

  1. 粘着強さとは
  2. タッキファイヤによる粘着性発現
    1. なぜ粘着性が発現するのか
    2. タッキファイヤはいかに機能するのか
    3. タッキファイヤのモルフォロジーからの粘着剤の設計
  3. 力学特性からの粘着剤の設計
    1. ローリングタック試験
    2. ダルキスト基準
    3. 粘着剤の速度依存性と粘着特性
  4. タック試験からの粘着剤の設計
    1. プローブタック試験
    2. タック試験の一工夫でここまで粘着剤が見える
    3. 剥離のモルフォロジー
    4. タック試験からの粘着剤の設計
  5. ボールタック試験からの粘着剤の設計
    1. 摩擦係数による解析手法
  6. 糸曳きからの粘着剤の設計
    1. 糸曳きの観察手法
    2. 糸曳きのモルフォロジーからここまで粘着剤が見える
    3. 糸曳きからの粘着剤の設計
  7. 粘着剤の設計へのパルスNMRの活用
    1. 緩和スペクトルの活用
    2. 差スペクトルの活用
  8. AFMフォースカーブからの粘着剤の設計
    1. AFMフォースカーブの測定法
    2. AFMフォースカーブからの粘着性発現メカニズム
    3. AFMフォースカーブからの粘着剤の設計
  9. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 中村 吉伸
    大阪工業大学 工学部 応用化学科
    特任教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1グループ活動室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
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本セミナーは終了いたしました。