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工場・生産ライン・設備の自動化講座

よくわかる自動化。そしてインダストリー4.0へ

工場・生産ライン・設備の自動化講座

~計画と構築、量産開始プロセスまで~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、工場の生産性向上、生産ラインの自動化、IoTの活用について基礎から解説いたします。

開催日

  • 2018年8月31日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 生産性を上げるために必要な設備改善・作業改善・レイアウト改善の考え方
  • 生産ラインの自動化レベルの定義と考え方についての実例
  • 工場の自動化に必要な品質の考え方や信頼性を上げていくための方法
  • センシング技術やモニタリング技術とIoTの活用についての最先端技術
  • 投資の適正化や投資の判定基準、投資の効果刈り取り方法

プログラム

 我が国の製造分野における課題の一つに、労働者一人あたりの生産性が欧米諸国をはじめとした先進国帆比較して低いことがあげられます。要因の一つに、産業用ロボットやIoTを活用し革新的に生産性を向上していくための取り組みに遅れがあると考えられています。多くの企業においてロボットを活用した自動化が遅々として進んでおらず、生産現場における高齢化現象もさることながら、単純繰り返し作業や重筋作業などから解放されていないのが実情です。一方で、消費者のユーザーニーズの多様化に伴い、生産現場においても生産品種と生産数量の変動は著しく、これら要求ニーズに対応するため変種変量生産方式への対応がますます重要になってきています。
 このようにロボット化とフレキシブル生産化への迅速な対応は、これからの生産現場に不可避です。生産ラインの自動化に対応した技術課題は企業によってまちまちですが、近年のセンシング技術やモニタリング技術の進展により設備やラインの自動化に向けての技術課題を解決していくための手段やツールが充実してきています。正しい知識を学び新たな技術を活用することで生産ラインの自動化レベルを短期間で数段上げていくことが可能になってきました。
 本講座では、生産ラインの自動化を進めていくためのステップや方法を手順とともに学習します。まず、工場のレイアウト改善、作業改善、設備改善を通じて改善の考え方や実践手法について学びます。次に、ラインの自動化を進めるに必要な自動化技術、先進技術や活用方法について学びます。さらに、インダストリー4.0 (第四次産業革命) にどう向き合っていくか、IoTを活用して他社との差別化をどう図っていくか、について学びます。
 また、生産ラインの自動化を進めていくにあたってのプロセスをP (計画) D (実行) C (刈り取り) の3段階に分けて、それどれの取り組み方法について実例を交えて学んでいただきます。
 工場の生産性をどうやって上げて行けばよいのか、生産ラインの自動化をどのように進めていけばよいのか、IoTをどう使いこなしていけばよいのか、などなどの疑問を解決いたします。工場の生産性向上に対応されておられる製造や生産技術の方々、自動化を検討しておられる技術者の方々、工程設計・設備設計の方々、工作機械メーカーをはじめ工場の自動化の業務に携わっておられる方々、センシング技術・モニタリング技術の開発に携わっておられる方々まで幅広く、参加をお勧めします。

  1. 生産方式の基本と工場の改善
    1. 2本の柱
    2. ジャストインタイム
    3. 自働化
    4. 作業標準と作業改善
    5. 設備改善
    6. レイアウト改善
    7. ムダの気づきと現場改善
  2. 生産性向上の課題と対策
    1. 生産性の課題
    2. グローバル化の現状
    3. 生産ラインの構築に向けて
    4. グローバルに対応する生産ラインのあるべき姿
    5. これからの自動化ライン構築に必要な要件
  3. 生産ラインの自動化レベルの定義
    1. 自動化レベルの定義
    2. 自動化ライン構築のポイント
    3. 加工工程の自動化レベル
    4. 組立工程の自動化レベル
  4. 自動化ライン構築に必要な技術
    1. グローバル標準ラインと自己完結型設備
    2. グローバル・ワンデザインについて
    3. グローバル標準設備とシリーズ化
    4. 自動化ラインに必要な生産技術力
  5. インダストリー4.0に対応した自動化システム
    1. 何のためのインダストリー4.0か
    2. IoTシステム体系と生産ラインの設計
    3. 生産ラインにおけるIoT活用事例
    4. IoTを活用した先進的モノづくり
  6. 工程計画プロセス・・・品質機能展開~工程計画DR
    1. 「品質管理項目」と「管理値」
    2. 「管理工程図」で人と機械の作業区分
    3. 「工程設計DR」で生産性を評価
  7. 投資計画プロセス … 設備仕様書~投資計画の認可
    1. 「自動化レベル」と「IoTシステム化」
    2. 「投資計画」の準備と提案
    3. 「投資計画」の評価と認可
  8. 量産準備プロセス … 設備設計DR~投資効果の検証
    1. 「設備発注」と「設備設計DR」
    2. 「設備検収」及び「安全立ち合い検査」
    3. 「量産開始」と「投資効果」の検証
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

東京流通センター

2F 第4会議室

東京都 大田区 平和島6-1-1
東京流通センターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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