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Hololensと没入型HMDで始まるMixed Reality (複合現実) の応用とその技術

Hololensと没入型HMDで始まるMixed Reality (複合現実) の応用とその技術

東京都 開催 会場 開催 デモ付き

概要

本セミナーでは、デプス・センシング・アルゴリズムの理解から、それを用いた非接触生体センシングの動作原理、ヒューマン・ヘルスケア関連アプリケーションへの展開、及び次世代デバイスHololensのデモまで解説いたします。

開催日

  • 2018年6月25日(月) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • Hololensの概要や要素技術、応用可能性について調査検討を行いたい方
  • Windows Mixed Reality (複合現実) のアプリケーションを開発を検討している方

修得知識

  • AR/VR/MRの差異
  • MRデバイス技術動向
  • Microsoft社の推進するWindows Mixed Realityの動向
  • Hololensを使いこなす上で必要な3次元グラフィックスと数学の知識
  • 関連する要素技術の動作原理と関連特許
  • Unityを用いたアプリ開発の流れ

予備知識

  • 高校卒業程度の数学
  • Visual C#の基礎的な記述と文法

プログラム

  • 世界のMixed Realityデバイスの開発動向を解説します。
  • Hololensの概略構成と要素技術について説明します。
  • Windows Mixed Reality (MR:複合現実) で動作するImmersive (没入型) HMDの概要, DELL, HP, LENOVO, ACER, ASUS (5社) から発売 ($299~) される没入型HMDについて説明します。
  • Hololensと没入型HMDの実機デモ体験を行いながら、ハンド・ジェスチャや用意された各種機能、使い方などについて説明を行います。
  • 3次元グラフィックスに関する基礎知識に関して説明します。
  • Unityを用いたアプリ開発の流れについて実演します。
  1. AR/VR/MRの技術動向
    1. VR (Virtual Reality) とは?
    2. AR (Augmented Reality) とマーカー
    3. MR (Mixed Reality) とは?
    4. Hololens概要 (構成と仕様)
    5. Fall Creators Updateと没入型HMD
    6. 世界のMRデバイス開発動向
      • DAQRI
      • Meta2
      • daySTAR
  2. HololensとImmersive HMDの構造と要素技術
    1. Hololens
      1. 概略構造
      2. CPUとHPU (Holographic Processing Unit)
      3. 反射型プロジェクタLCoS (Liquid Crystal on Silicon)
      4. 透過型直交反射スクリーン
      5. WLO (Wafer Level Optics) を用いた環境理解カメラ (Environment Understanding Cameras)
      6. RGBカメラ
      7. デプスカメラ (ハンドジェスチャ検出用)
      8. 立体音響スピーカー
      9. デバイスポータル
    2. Immersive HMD
      1. 概略構造 (HMD本体とハンドモーションコントローラ)
      2. ステレオカメラによる6DoFセンサ
  3. Hololensの基本操作方法 (ハンドジェスチャやUI)
    1. Bloom
    2. Air Tap
    3. Tap and Hold
    4. Gaze
    5. Voice (Cortana音声入力)
    6. Text Input (仮想キーボードによるテキスト入力)
    7. Clicker (Bluetooth Device)
  4. 体験デモ
    1. Hologramの表示と操作 (ハンドジェスチャの使い方)
    2. ブラウザによるライブ映像の表示と記録
    3. ブラウザによる環境メッシュデータの取得と.obj形式保存
    4. Hololensアプリの紹介
      1. MRアプリ RoboRaid
      2. VRアプリ Land of Dinasours
      3. その他
  5. 3次元グラフィックスに関する基礎知識
  6. アプリ開発方法
    1. UWP
    2. Unity
    3. Hololens Emulator
    4. Holographic Remoting Player
  7. Unityによるアプリ開発の流れ

講師

  • 上田 智章
    株式会社フォスメガ
    代表取締役社長

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 50,760円 (税込)
1口
: 59,000円 (税別) / 63,720円 (税込) (3名まで受講可)
本セミナーは終了いたしました。

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