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熱可塑性CFRPの航空・自動車等各種産業分野への適用

熱可塑性CFRPの航空・自動車等各種産業分野への適用

~現状と展望および課題~
愛知県 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年4月5日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 熱可塑性CFRP (CFRTP) と熱硬化性CFRPの違い
  • 航空機構造への適用事例
  • 自動車構造への適用事例
  • CFRTPの自動車構造適用
  • 名古屋大学NCCでのプロジェクトの内容

プログラム

  1. 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) の技術全体の概観
    1. CFRPを構造に適用する理由
    2. CFRP成形技術のロードマップ
  2. 熱可塑性CFRP (CFRTP) の種類、性能と価格、粘度の特徴
  3. CFRTPと熱硬化性CFRP (CFRTS) の比較
    1. 圧縮強度はCFRTPの方が低くなる: その理由の説明
    2. 粘り強さ (破壊靭性) はCFRTPの方が高くなる: その理由の説明
    3. 疲労強度はCFRTPの方が高くなる: その実例紹介
  4. 航空機構造へのCFRTPの適用事例紹介: オランダのFokker社が先導
    1. フォッカー社のCFRTP技術ロードマップ
    2. CFRTPの成形方法の概略
    3. 大型旅客機 (エアバスA380) 主翼前縁 (J – Nose) へのガラス繊維/PPS構造の適用
    4. ガルフストリームG650を対象としたCFRTP尾翼デモ構造の開発
    5. 舵面などへ適用するCFRTP「折り紙」技術の開発
    6. CFRTPを胴体全体に適用するための技術開発事例
    7. アグスタ – ウェストランド社製ヘリAW169の尾翼のCFRTP構造
    8. Fokker社以外のCFRTP部品の開発: エアバスA350のClip
  5. 自動車構造へのCFRTPの適用: 名古屋大学ナショナルコンポジットセンター (NCC) の技術開発プロジェクト紹介
    1. プロジェクトの背景と欧州の技術動向
    2. 我が国でのCFRTP (CFRTSも含む) の自動車への適用事例
    3. 2017年3月のJECショーでの欧州の最新のCFRTP適用事例紹介
    4. NCCプロジェクトでの実施目標と実施体制
    5. 基礎技術としているLFT – D技術の概要と長所・欠点
    6. NCCプロジェクトの開発目標と技術課題、研究開発の進捗状況
    7. NCCプロジェクトで使用する設備とシャーシ部材成形例、フロアパネル成形のビデオ
    8. 各部材の接合方法: NCCでは超音波融着を使用: その原理と接合例
    9. プロジェクト目標であるLotus Elise シャーシ完成品の紹介
  6. 結言
    • 質疑応答

会場

愛知県産業労働センター ウインクあいち

12F 1206

愛知県 名古屋市中村区 名駅4丁目4-38
愛知県産業労働センター ウインクあいちの地図

主催

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