技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

失敗例から解説する開発初期でのスケールアップと製造コスト・原価計算方法の実際

失敗例から解説する開発初期でのスケールアップと製造コスト・原価計算方法の実際

東京都 開催 会場 開催

関連セミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。

開催日

  • 2017年10月31日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

第1部 失敗例から解説する開発初期でのスケールアップ/ラボ検討で取得しておくべきデータと活用

(2017年10月31日 10:30~13:00)

  1. スケールアップ検討に入る前に
    1. 医薬品開発におけるプロセス化学
    2. 製剤研究との連携
    3. 理想的なプロセスとプロセス研究のステップ
  2. ラボとプラントの違い
  3. ラボでのデータ取りとその活用
    1. チェックするべき項目
    2. サンプリングシートとその活用
    3. 安定性データ、ストレステスト
  4. ユーステスト、模擬実験
  5. 反応危険性評価
  6. プラントへ移る前に
    1. 攪拌の課題、ろ過の課題
    2. プラント機器の材質
    3. ダミーラン
    4. コミュニケーション、レビューシステム
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 医薬品開発における原薬製造コスト・原価計算方法の実際

(2017年10月31日 13:40~16:40)

 開発段階の原薬製造法を設定するに当たっては、将来スケールアップすることを前提に、いくつかの基本的問題を解決しておかなければならない。品質に大きく影響する最終工程には単純な加水分解、塩交換、再結晶などの簡単な工程を配置し、製造日程短縮のためにはリニア・ルートからコンバージェント・ルートに変え、高価な試薬、廃棄物処理に費用の掛かる試薬の使用を回避するなど、常に製造コスト削減を念頭に置いておく必要がある。
 本講座では製造コスト削減を意識した原薬製造法設定と、実際の原価計算法を述べる。

  1. 第1部
    1. 製造法設定におけるコスト削減の方法論
      • 一般的な原薬製造法設定の方法の解説と製造コストに影響する要素の説明
    2. 既存医薬品の製造法評価・・・主な医薬品原薬製造法の定性的評価
      • いくつかの既存医薬品について、報告されている製造法を紹介し評価する。
  2. 第2部 製造原価と製造法評価
    1. 製造原価の要素 (原材料費、人件費、設備費など) について
    2. 原価計算の実際 (原価計算方法の説明と簡単な化合物についての例)
    3. 創薬段階の合成法と原価計算
      • 塩野義製薬の開発品 (ガストリン受容体拮抗薬S – 0509) について創薬段階の合成法を説明し、原価計算する。
    4. 開発段階の製造法と原価計算
      • 同じ開発品について治験薬製造の製造法を説明し、原価計算する。
    5. 製造原価を比較し総括する。
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

6F 中会議室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,250円 (税別) / 51,030円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

2コース 同時申込割引について

割引対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/22 国内/海外の外部委託試験施設に信頼性基準試験を委託する際の信頼性確保の留意点 オンライン
2024/11/22 ライフサイエンス領域における医療トレンドとポストコロナビジネスに求められる対応手法 オンライン
2024/11/22 情報不足な開発初期段階において医薬品の事業性評価を適切に進める為のデータ活用と売上予測の方法 オンライン
2024/11/22 GMP監査・無通告査察実施時におけるポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2024/11/22 希少疾患における治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2024/11/25 薬価算定/制度の要点と加算取得に向けた薬価戦略のポイント オンライン
2024/11/25 QA/QCが知っておくべき (開発段階を含めた) 分析法バリデーションの基礎 オンライン
2024/11/25 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2024/11/25 コンプライアンス違反の事例から学ぶGMP現場の改善策 オンライン
2024/11/25 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/11/25 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/11/26 QC (試験部門) における効果的な電子化、電子化後のデータファイルの保管・管理における実務ポイント オンライン
2024/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2024/11/26 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/11/26 オーファンドラッグの売上予測と事業性評価 オンライン
2024/11/26 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2024/11/26 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/11/26 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2024/11/26 電子化/MES・LIMS導入・連携コース (全2コース) オンライン
2024/11/26 製薬企業における電子記録/MES・LIMS導入・連携の留意点と工夫点 オンライン

関連する出版物