技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

EU Pharmacovigilance規制の基礎とEMAによるPV査察 / 求められるQuality Management System

EU Pharmacovigilance規制の基礎とEMAによるPV査察 / 求められるQuality Management System

~EMAの市販後の薬事規制から求められる体制の整備と維持・査察対応まで~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年4月24日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • GVP Module IX に関連し2016年12月に発出されたEudravigilanceでの定期的な副作用シグナル検出に関するガイダンス
  • ベネフィット・リスク評価に関連したEMAの取り組み
  • Pharmacovigilance SystemとQuality Management Systemの関係
  • EMA PV査察-MHRA (英国当局) によるEMA査察の経験から
  • 求められるQuality management Systemとは

プログラム

第1部 EU Pharmacovigilance規制の基礎

~欧州の規制の枠組みとEMAの市販後の取組み~

(2017年4月24日 10:30~13::00)

 最初にECとEMAと各国規制当局との関係や、欧州の医薬品承認プロセスなどの基本的な医薬品規制の枠組みを復習し、欧州における制度設計の考え方を学ぶ。Good Pharmacovigilance Practiceについては、Module毎に概要とポイントを解説する。
 例えば、GVP Module IX に関連して2016年12月に発出されたEudravigilanceでの定期的な副作用シグナル検出に関するガイダンスなど、できるだけ開催日までの最新情報を併せて紹介する。その他、医療事故管理計画 (Incident management plan) 、先端治療 (Advanced therapy) 、ベネフィット・リスク評価に関連したEMAの取り組みなど、関連情報を提供する。併せてEMAサイトの活用方法を紹介する。
 欧州はECとEU加盟各国とがそれぞれ医薬品の規制官庁を持っている。イギリスのEU離脱が予定されている中、欧州圏で企業活動を行うに当たり、EUと各国の関係を踏まえたEU規制の枠組みを知り、EMAの市販後の薬事規制を理解する。

  1. 欧州の薬事行政
    1. 欧州の薬事制度の枠組み
      • 変遷、EMA、各国規制当局
  2. EMAによる承認の流れ
    1. EMAの委員会
    2. EMAと各国規制当局 (CMDh)
    3. Day0〜Day210
    4. Day211〜Day277
    5. 承認更新 (Renewal)
    6. 承認内容変更 (Variation)
    7. 照会 (Referral)
  3. EMAのファーマコビジランス
    1. GVP (Module I ~XVI)
      • Module I Pharmacovigilance Systems and their Quality Systems
      • Module II Pharmacovigilance System Master File
      • Module III Pharmacovigilance Inspections
      • Module IV Pharmacovigilance Audits
      • Module V Risk Management Systems
      • Module VI Management and Reporting of Adverse Reactions to
      • Medicinal Products
      • Module VII Periodic Safety Update Report
      • Module VIII Post-Authorisation Safety Studies
      • Module IX Signal Management
      • Module X Additional Monitoring
      • Module XI Public Participation in Pharmacovigilance
      • Module XII Continuous Pharmacovigilance, Ongoing Befit-Risk
      • Evaluation, Regulatory Action and Planning of Public Communication
      • Module XIII Incident Management
      • Module XIV International Collaboration
      • Module XV Safety Communication
      • Module XVI Risk minimisation measures-selection of tools and effectiveness indicators
    2. Incident management plan 医療事故管理計画
    3. Medication errors 誤投与
    4. Medicines under additional monitoring 追加モニタリング下の医薬品
    5. Periodic safety update reports 安全性定期報告
    6. Post-authorisation safety studies 市販後安全性研究
    7. Regulatory and procedural guidance 規制及び手続きのガイダンス
    8. Signal management シグナル管理
  4. EMAファーマコビジランス関連トピック
    1. Eudravigilance
    2. QPPV UPDATE
    3. IMI PROTECT project
    4. Benefit-risk methodology
    5. ENCePP
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 EU Pharmacovigilance規制の基礎

~欧州の規制の枠組みとEMAの市販後の取組み~

(2017年4月24日 13:50~16:30)

  1. PV査察とは
  2. Pharmacovigilance SystemとQuality Management System
    1. Pharmacovigilance Systemとは?
    2. Quality Management Systemとは?
    3. Pharmacovigilance SystemとQuality Management Systemの関係
  3. EMA PV査察-MHRA (英国当局) によるEMA査察の経験から
    1. 査察官が見るところと指摘事例
    2. よくある指摘例
    3. 査察対応の留意点
  4. 求められるQuality management Systemとは?
    1. 何が足りないのか?
    2. 求められる体制の整備と維持
    3. Management Review とCAPA management
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 野村 香織
    東京慈恵会医科大学 分子疫学研究室
  • 嘉正 真美子
    エーザイ 株式会社 コーポレートメディカルアフェアーズ本部 グローバルPV部
    アソシエートディレクター

会場

連合会館

4F 404

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/28 医薬品マーケティング・市場予測 オンライン
2025/2/28 FDA/EMAの早期審査・早期承認制度の課題と対応 東京都 会場・オンライン
2025/2/28 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と開発段階に応じた規格設定 オンライン
2025/2/28 アクティブターゲティング型DDSの現状と展望 オンライン
2025/3/3 PIC/S GMP Annex I 改定セミナー オンライン
2025/3/4 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン
2025/3/4 PMDAから高評価が得られるメディカルライティング中級講座 オンライン
2025/3/4 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発 オンライン
2025/3/5 (薬物) 国内治験と国際共同治験のモニタリング業務の差異と実務対応力の習得 オンライン
2025/3/5 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2025/3/7 リスク分析をした洗浄バリデーションの実施方法と残留許容限度値の設定 オンライン
2025/3/7 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/3/10 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/3/12 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/3/13 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2025/3/13 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2025/3/14 薬物の消化管吸収について - 評価・予測 オンライン
2025/3/14 信頼性基準適用試験における運用への落とし込み・記録の残し方と (国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン
2025/3/14 アクティブターゲティング型DDSの現状と展望 オンライン
2025/3/14 各種製剤におけるヒト経口吸収予測法と品質規格の設定 オンライン