技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMPヒューマンエラー抑制・低減コース

GMPヒューマンエラー抑制・低減コース

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年2月10日(金) 10時30分 16時30分
  • 2017年2月21日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

2017年2月10日「GMP作業者に向けた効果的、現実的な教育訓練内容と評価方法/教育記録管理方法」

 GMPを熟知していない新人でも、実地訓練 (OJT) を実施すれば医薬品の製造業務は可能である。
 しかし、ヒューマンエラーを抑制するには、教育ツールとなるSOPや教育訓練の方法に工夫がいる。
 本講ではヒューマンエラー対策としてSOPやOJTにどのような配慮が必要かを事例を交えて解説する。

  1. 製造部門品質部門職員の要件
  2. 教育訓練責任者の業務
  3. スキルマップ (力量表) とは
  4. スキル登録 (資格認定) までの手順
  5. リスクマネジメントスキルがいる
  6. 教育ツールとなるSOPの整備
    • SOPの留意点
  7. OJT教育の事例
    1. 教え方の4ステップ
    2. 入出荷・保管作業の教育
    3. 秤量作業、液調製作業の教育
    4. サンプリング作業の教育
    5. 手洗浄作業の教育
    6. 清掃消毒作業の教育
    7. 工程検査作業の教育
    8. 目視検査作業の教育
    9. 無菌作業員への教育
    10. 査察対応者の養成
    11. QA員の養成
    12. 工事業者等外部立ち入り者への教育
  8. 教育訓練の有効性検証
  9. OJTの再評価
  10. ヒューマンエラーはなぜ起きる?
  11. 個人由来エラーの3分類
  12. SHEL分析
  13. ヒューマンエラー対策をまとめると
    • 質疑応答・名刺交換

2017年2月21日「GMP記録の最低限の量・効率とヒューマンエラー・逸脱を低減するGMP手順書・記録書の書き方・工夫」

 上位文書の手順書だけではミスなく製造/品質管理業務を遂行することはできない。
 下位文書のSOP整備と教育訓練が適切であってはじめて期待される業務が遂行される。
 また、適切な記録がされることで出荷可否判定、製品品質照査が可能となる。
 適切な「指図、記録」とはどのようなものかを事例を交えて紹介する。

  1. 省令の求める手順書とSOPの関係
  2. 整備すべきSOP群は各社で異なる
  3. ヒューマンエラーの主な原因
  4. SOPは教育訓練 (OJT+座学) のツール
  5. How – toを教えるだけでは不十分
  6. 基本要件+期待要件
  7. 人は自ら悟ったことは身につく
  8. 人は知恵を働かせたい動物
  9. 必要なSOPs
    1. 衛生管理のSOP例
    2. 製造管理のSOP例
    3. 品質管理のSOP例
    4. GDP関連のSOPも必要
  10. SOP作成時の留意点
    1. SOPの作成手順
    2. SOPの不備例
  11. 記録に期待すること
  12. 記録の作成
  13. 記録の留意点
  14. 記録書への記録事項
  15. 電子記録の留意点
  16. 参考 WHOデータ/記録の管理手順に関するガイダンス
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 57,000円 (税別) / 61,560円 (税込)
複数名
: 30,000円 (税別) / 32,400円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 30,000円(税別) / 32,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 61,560円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/29 原薬製造のプロセスバリデーション実施方法とスケールアップ・MF登録申請 オンライン
2024/11/29 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2024 オンライン
2024/11/29 無菌医薬品 GMP入門 東京都 会場・オンライン
2024/11/29 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/11/29 ミトコンドリア医薬における開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2024/11/29 CSV (コンピュータ化システムバリデーション) ・GAMP5の基礎知識および実施のポイント オンライン
2024/12/2 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2024/12/2 製造設備のバリデーション実施項目・各段階の様式例と適合性調査にむけた文書作成管理 オンライン
2024/12/2 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/12/3 GMPバリデーションのポイントと失敗事例 オンライン
2024/12/3 分析法バリデーションの統計解析入門 オンライン
2024/12/3 バリデーション入門講座 オンライン
2024/12/4 医薬品不純物 (有機不純物、無機不純物、残留溶媒) の化学的及び安全性評価と管理ポイント オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品の製造におけるプロセスバリデーションと注意点 オンライン
2024/12/4 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/12/4 SDS・ラベル超基礎講座 オンライン
2024/12/4 バイオ医薬品製造における逸脱処理・変更管理とその社内運用 オンライン
2024/12/4 承認申請プロセスに関わるPMDA提出資料 (CTD/照会事項回答) 作成のポイント オンライン
2024/12/4 空調システムの維持管理とバリデーション オンライン
2024/12/4 GMP監査の基礎と実践 オンライン