技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

無菌製剤工場の製造プロセスと設備・施設設計のポイント

無菌製剤工場の製造プロセスと設備・施設設計のポイント

~設計する側の視点を持ち視野を広げるに必要な事とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、無菌製剤の製造プロセスの特徴、設備設計のポイント、アイソレータ/RABSの特徴、清浄度ゾーニング、工場におけるバリア機能について例を用いて解説いたします。

開催日

  • 2017年1月27日(金) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • 製薬会社で無菌製剤の製造設備に携わる方

修得知識

  • 無菌製剤の製造プロセス
  • 生産設備設計のポイント
  • 開放系クリーンブース/RABS/アイソレータ
  • ゾーニング
  • 工場におけるバリア機能
  • 更衣

プログラム

 無菌製剤の製造プロセスの特徴、設備設計のポイント、アイソレータ/RABSの特徴、ゾーニング、バリアや更衣の機能などについて解説します。無菌コアを守るための様々な機能の組み合わせにより、無菌製剤工場は成り立っています。各々が持つ機能とその役割を正しく理解し、設計する側の視点を持てるようになれば皆さんの視野も広がります。そうすれば普段お勤めされている工場の施設や設備についても、新たな発見があると思います。
 無菌製剤のプロセスと各種機能を系統立てて理解できる内容としていますので、ぜひ、ご参加ください。

  1. 無菌製剤の種類、製造プロセスについて
    1. 無菌製剤のガイドライン
    2. 最終滅菌法と無菌操作法の違い
    3. クリティカルポイントの考え方
  2. 生産設備の設計のポイント
    1. 秤量
    2. 調製
    3. ろ過滅菌
    4. 洗浄・滅菌
    5. 充填・ゴム栓打栓
    6. ゴム栓洗浄・滅菌
    7. 真空凍結乾燥
    8. アルミキャップ巻締め
    9. RTU容器
    10. シングルユース製品
    11. モジュール化
  3. 開放系クリーンブース/RABS/アイソレータについて
    1. グレードAを守るための各種設備の位置付け
    2. 開放系クリーンブースの特徴
    3. RABSの特徴
    4. RABSに関するガイダンス
    5. アイソレータの特徴
    6. RABS・アイソレータを取り巻く環境
  4. 清浄度ゾーニング
    1. 清浄度レベルによる作業所の分類
    2. 清浄区域のクラス分類
    3. ゾーニング例 (無菌操作法・RABS)
    4. ゾーニング例 (無菌操作法・アイソレータ)
    5. ゾーニング例 (最終滅菌法)
    6. Grade A Air Supply/Local Protection
  5. 工場におけるバリア機能
    1. バリア技術の基本概念1
    2. バリア技術の基本概念2
    3. 室間差圧の設定
    4. エアロックの差圧設定
    5. 無菌製剤の空調システム
    6. バリアの事例
  6. 更衣と更衣手順について
    1. 無菌更衣における汚染ルートと防止概念
    2. 無菌更衣の目的
    3. 更衣室構成例 (無塵更衣)
    4. 更衣室構成例 (無菌更衣)
    5. クリーニング回数が自己発塵へ及ぼす影響
    6. クリーンインナー着用の効果
    7. ポンピング動作が発塵へ及ぼす影響
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/20 点眼剤の処方設計・評価・スケールアップと品質保証 オンライン
2024/9/20 試験室におけるデータインテグリティ対応のポイント オンライン
2024/9/20 医薬品製造所におけるGMP管理・文書の基本 オンライン
2024/9/24 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2024/9/24 医薬品等製造設備の洗浄バリデーションと交叉汚染防止 オンライン
2024/9/24 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2024/9/24 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/9/24 中国・香港・台湾・韓国・インド・ASEAN主要国の薬事規制比較と現地対応ノウハウ オンライン
2024/9/24 再生医療等製品/細胞加工物の製造管理・品質管理におけるSOP作成及び・記録の残し方 オンライン
2024/9/24 タンパク質の凝集/抑制およびバイオ医薬品への応用 オンライン
2024/9/24 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/9/25 微粒子・微生物の環境モニタリング測定方法と留意点、アラート/アクションレベルの設定・管理 会場・オンライン
2024/9/25 新興国 (中国・ASEAN主要国) の医療保険・薬価制度の概要と薬価戦略 オンライン
2024/9/25 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/9/25 グローバル申請を見据えたCTD-Qの作成と各セクションの記載内容のポイント オンライン
2024/9/25 バイオ医薬品/抗体(ADC抗体)医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン
2024/9/25 GVP省令要求対応: ファーマコビジランス研修の内容と実施時の留意点 オンライン
2024/9/25 原薬GMP/ICH Q7・Q11の要件理解と原薬プロセスバリデーション実施時の注意点 オンライン
2024/9/25 体外診断薬の現状と展望:技術、規制、ビジネスの最前線 オンライン
2024/9/25 ペプチド医薬品における品質評価・不純物分析の留意点・事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情