技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ICH M7変異原性不純物分析/ハザード評価 実践とエキスパートレビュー・化合物特異的な許容摂取量算出の実例

ICH M7変異原性不純物分析/ハザード評価 実践とエキスパートレビュー・化合物特異的な許容摂取量算出の実例

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年10月12日(水) 10時30分 16時20分

修得知識

  • ICH M7ガイドライン (Step 5、和訳版) の概要
  • 変異原性情報収集
  • QSAR/in silicoによる変異原性予測
  • 変異原性評価の方法
  • Expert Reviewの方法
  • ICH M7ガイドラインのハザード評価の方法
    • 特に変異原性評価とin silicoエキスパートレビュー、化合物特異的な許容摂取量算定について実例やQ&Aで解説
  • 事例紹介 微量不純物の分析方法設定のノウハウ
    • どの測定方法を選択すべきか
    • 条件設定上のポイント
    • 種々の前処理
    • バリデーション試験に先立つ事前確認
    • 分析法バリデーション試験

プログラム

第1部 ICH M7ガイドラインをふまえた医薬品中の変異原性不純物分析 実践

(2016年10月12日 10:30~13:00)

 2016年1月にICH M7ガイドラインが発効となり,医薬品メーカーはDNA反応性 (変異原性) 不純物の評価・管理を求められています。当該不純物は既存ガイドライン対象の不純物とは異なり,微量域での管理が求められるため,分析条件設定に際し,往々にして困難が伴います。
 本セミナーでは,当該ガイドラインの要求事項を理解し,実際の分析事例に触れることにより,当該不純物の分析に取り組む方々に役立つ場としたいと存じます。

  1. ICH M7ガイドラインについて
    1. DNA反応性 (変異原性) 不純物について
    2. ガイドラインの適用範囲
    3. 不純物のリスク評価方法 (クラス分類と管理措置の決定)
    4. TTC (毒性学的懸念の閾値)
    5. 個々の規制値,総量規制値
    6. 製造工程由来不純物の管理
  2. DNA反応性 (変異原性) 不純物の分析条件設定
    1. 測定方法の設定 (どの測定方法を選択すべきか)
    2. 分析条件の設定 (条件設定上のポイント,種々の前処理の紹介)
    3. 測定方法の適用確認 (バリデーション試験に先立つ事前確認)
    4. 分析法バリデーション試験
    5. 事例紹介
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 ICH M7ガイドラインのハザード評価の方法

~特に、変異原性評価とin silicoエキスパートレビュー、化合物特異的な許容摂取量算定について~

(2016年10月12日 13:50~16:20)

 2016年1月15日、我が国でのM7が発効し、M7ガイドラインによる日、米、欧三極全体での事業者義務が発生しました。これに伴い、本ガイドラインの適用により医薬品新原薬、新製剤等を対象に医薬品中不純物の変異原性評価、管理が求められます。本ガイドラインではin silico予測による結果を評価するため、エキスパートレビューが認められています。
 本講座では、変異原性評価の方法及びエキスパートレビューの実例を概説します。また、ICH M7ガイドライン補遺 (ICH M7 (R1) ) として2015年6月9日付「ICH M7ガイドライン原則の化合物特異的な許容摂取量算出への適用」 (Step 2版) が公表されています。Step 2版の実例も概説します。

  • ICH M7ガイドライン (Step 5、和訳版) の概要
  • 変異原性情報調査の方法と変異原性評価の実践
  • in silicoによる変異原性評価のためのExpert Reviewの実例
  • in silico評価のQ&A
  • ICH M7 (R1) (化合物特異的な許容摂取量の算定) の概要
  • 化合物特異的な許容摂取量の算定の実践
  • 化合物特異的な許容摂取量の算定のQ&A
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 小西 太
    株式会社 住化分析センター テクニカルソリューション本部 大阪ラボラトリー
  • 菊野 秩
    株式会社 医薬品不純物安全性評価研究所 (PhiAS)
    代表取締役
  • 林 多恵
    一般社団法人 化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 評価事業部
    主任

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第2講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/13 英文メディカルライティング基礎講座 オンライン
2024/12/13 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検 (データ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫) オンライン
2024/12/13 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法入門 東京都 オンライン
2024/12/13 造粒・打錠工程の基礎知識およびスケールアップ方法・トラブル対応 オンライン
2024/12/16 製薬用水の製造法・品質管理・バリデーション方法の基礎、査察事例を踏まえた考察 オンライン
2024/12/16 試験検査室管理におけるOOS/OOT対応とサンプリング実施のポイント オンライン
2024/12/16 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/16 ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント オンライン
2024/12/17 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント オンライン
2024/12/17 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/17 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2024/12/17 LNP (脂質ナノ粒子) 製剤における品質評価/製剤設計・品質管理・製造プロセスとDDS技術・動向 オンライン
2024/12/17 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/17 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2024/12/17 再生医療を含めた国際共同治験の進め方と各ステージ毎における対応手法 オンライン
2024/12/17 PV業務においてグローバルSOPとローカルSOPをどう棲み分け、整合性を図るか オンライン
2024/12/18 GMP省令改正に対応した供給者管理の留意点 東京都 会場・オンライン
2024/12/18 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2024/12/18 バリデーション入門講座 オンライン
2024/12/18 ICH品質関連ガイダンス視点から考えるCTD-Q記載要求事項と効率的申請資料作成法 オンライン