技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

薬剤を再生・復活するドラッグリポジショニングの研究・調査手法と各社戦略事例検討

研究・開発、事業開発、知財関係者のための

薬剤を再生・復活するドラッグリポジショニングの研究・調査手法と各社戦略事例検討

~DR/LCMに適用する薬剤の理論的・網羅的選択手法と価値を最大化する知的財産、再審査期間の戦略活用法も含めて~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年8月29日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 各社のドラッグリポジショニング/LCM戦略事例検討
    • 既存の医薬品、臨床開発中の薬剤、開発中止となった薬剤のDR事例
    • 大学および公共研究施設から見出された薬剤のDR事例
    • 研究面、患者の面から見たDR事例
  • 薬価制度の解説~高薬価 (満足できる適正な薬価) を獲得するためには
  • ドラッグリポジショニング/LCM戦略に対する発想と気づき
  • 調査ツール/調査手法の事例紹介と効率化のヒント

プログラム

 ドラッグリポジショニング (DR) に関しては、各社で専門の部門を立ち上げたり、研究のテーマとして取り組んでいる動きは珍しくはなくなりました。また、医薬品のライフサイクルマネジメント (LCM) 、ライフサイクル延長戦略は、企業戦略として大きな位置づけを占めているといってよいでしょう。
 DRの成功のためには、潜在的な競争に勝つことが必要です。したがって、たとえばDR/LCMに適用する薬剤とその適応症を選択するには、知的財産の存続期間や再審査期間を考慮した慎重かつ戦略的な検討が必要です。これは、知的財産戦略のみで可能なわけではなく、綿密な研究開発戦略、事業開発戦略と相まって達成されるものです。くわえてオープンイノベーションによる社外リソースの活用も忘れてはなりません。
 論文その他の情報に接したとき、それをDR/LCMに活かせる発想ができるか?他社の事例を自社の例や別の医薬品に応用できるか。さらに、体系的、網羅的に調査をすすめ、それを研究にどのように組み入れてDR研究開発をすすめていくか。このあたりの戦略を立てることは重要と認識しつつも、そのためのさらなる知識や情報が必要と感じている方、さらには実践的にどう取り組んだらよいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
 本セミナーは、各社事例を多く取りあげ、参加者にはDRに関する一層の理解が深まり、かつ、新しい医薬品につながるドラッグリポジショニング戦略を「自ら発想し、提案できる力」を養っていただけるセミナーです。

  1. 商用調査ツールのコンセプトと限界
    1. 調査とは
    2. 調査担当者向け商用調査ツールの機能
    3. 研究者向け調査ツールに期待される機能
    4. 調査ツールの自社開発
  2. ドラッグリポジショニング研究の調査
    1. 研究対象
    2. 研究手法と調査ツール
    3. ターゲット遺伝子から
    4. 副作用から
    5. 化学構造から
  3. 公共DBの充実とその活用
  4. 研究開発周辺環境の変化と生き残り
    1. 創薬、開発研究のカルチャーの変化と第二次業界再編の津波
    2. 後発医薬品80%時代の到来
      • 開発中止理由の変化
      • 薬事行政の変化
      • 薬価の制度の変化
      • 後発医薬品の承認方針の変化ほか
  5. DRの取り組みと動向
    1. 行政・当局のDR取り組みと動向
    2. 海外・日本各社のDRの取り組みと動向
  6. ドラッグリポジショニングに関する基礎知識
    • DRを考えるうえで絶対に必要な項目を解説
  7. 各社ドラッグリポジショニングの戦略事例検討
    1. ドラッグリポジショニング戦略事例を様々な切り口・角度から紹介し、自社医薬品への応用を促す。
      • 既存の医薬品、臨床開発中の薬剤、開発中止となった薬剤、大学および公共研究施設から見出された薬剤などからのDR事例。
      • 研究面、患者の面から見たDR事例などを紹介。
    2. DRの研究手法
      • 体系的、網羅的なDR研究手法も事例も含めて紹介。
  8. ドラッグリポジショニングと薬価戦略
    • 薬価制度の解説
    • 高薬価 (満足できる適正な薬価) を獲得するためには?
    • 実戦事例紹介
  9. ドラッグリポジショニング戦略に対する発想と気づき
    • 研究・開発関係者、事業開発関係者、知的財産関係者の協力から生み出される知恵に学ぶ オープンイノベーションの活用他。
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 嶋田 薫
    ラクオリア創薬 株式会社
    研究開発エグゼクティブ・ディレクター

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/30 特定臨床研究での求められる信頼性レベル・逸脱対応と監査実施 (事例をふまえ) オンライン
2025/1/31 リスクベースのGCP監査 オンライン
2025/1/31 データインテグリティ (DI) における各手順書への落とし込み・作成と記載レベル オンライン
2025/1/31 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Bコース:非臨床安全性評価・臨床開発編) オンライン
2025/1/31 GMP工場における設備・機器の維持管理 (保守点検) と設備バリデーションの実際 オンライン
2025/1/31 設計・企画・研究開発実務者のための特許調査のコツと公報の読み方 オンライン
2025/1/31 オーファンドラッグ開発における情報収集ノウハウと疾患選択基準 オンライン
2025/2/3 成功例・失敗例を踏まえた適切な医薬品売上予測とデータ収集法 オンライン
2025/2/3 FDA査察対応セミナー 入門編 オンライン
2025/2/4 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/2/4 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2025/2/4 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/2/5 基礎から学ぶ分析法バリデーション オンライン
2025/2/5 バリデーション入門講座 オンライン
2025/2/5 高効率を目的としたGVPにおける情報収集と自己点検、教育訓練 オンライン
2025/2/5 ソフトウェア関連知財の基礎と最新動向 オンライン
2025/2/5 企業間または産学官連携における共同研究開発の契約実務と留意点 オンライン
2025/2/5 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2025/2/5 無菌医薬品の滅菌選択順位の考え方と無菌性保証における無菌試験の限界、並びにパラメトリックリリースの推奨 オンライン
2025/2/5 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン

関連する出版物

発行年月
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)