技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

UV (UV-LED含) およびEB硬化・照射技術のプロセスの把握・比較・条件最適化と活用講座

UV (UV-LED含) およびEB硬化・照射技術のプロセスの把握・比較・条件最適化と活用講座

京都府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、UV硬化技術の基礎から解説し、UV硬化不良の原因と対策、UV計測のポイント、UV硬化装置の構成、UV照度低下の対応策について詳解いたします。

開催日

  • 2016年3月3日(木) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 紫外線硬化樹脂に関連する技術者、開発者、研究者
    • ナノインプリント
    • 電子部品・光学部品などの接着・乾燥
    • 印刷インキの乾燥
    • 塗料・塗装コーティング剤の乾燥・硬化
    • 光ファイバ等の保護コーティング
    • 光造形
    • 3Dプリンター
    • ジェルネイル等の装飾品 など
  • 紫外線硬化樹脂の初心者、これからUV硬化性樹脂の開発に携わる方
  • 紫外線硬化処理で課題を抱えている方

修得知識

  • UV硬化の基礎
  • UV硬化装置の構成
  • UV計測の問題と対策
  • UV硬化装置の照度低下対策
  • UV硬化不良の原因と対策

プログラム

 UV・EB技術は硬化技術を代表として環境にやさしく、高機能化などの特長から利用拡大が進められている。UVでは、近年、3Dプリンター、プリンテッドエレクトニクスなどの話題をよく耳にするが、UV-LEDを含む基礎からその最新動向について紹介する。また、EBについては、UVとの違いや硬化のほかグラフト重合、架橋などEBの基礎から応用まで紹介する。

  • はじめに
    1. UV硬化の基礎
      1. UVとは
      2. 光化学反応とUV硬化 (応用例)
      3. UV硬化と他の硬化方法との比較
      4. UV硬化で必要な要件
    2. UV硬化装置
      1. UV硬化装置の構成
      2. 装置側からのUV硬化要因
      3. 光源の種類と特徴 (放電灯、UV-LED)
      4. 照射器
      5. 電源
    3. UV照度について
      1. UV照度の意味
      2. UV照度計
      3. UV計測における問題点と対策
    4. UV照度低下について
      1. UV光源のUV出力低下
      2. 対応策について
    5. 照射器ほかUV照度や硬化不良に与える要因と対策
      1. 照射器の汚れ
      2. 電源
      3. 4M変動
    6. UV硬化装置例
    7. EB硬化の基礎
      1. EBとは
      2. 放射線化学反応とEB硬化 (メカニズム) について
      3. 他の硬化方法 (特にUVとの) の比較
      4. EB硬化で必要な要件
      5. 硬化以外の応用
        • グラフト重合
        • 架橋
        • 崩壊
        • 改質
        • 殺菌・滅菌
    8. EBのエネルギー (線量) について
      1. 吸収線量の意味
      2. 線量測定方法について
      3. EBエネルギー計測における問題点と対策
    9. EB硬化装置
      1. EB硬化装置の構成
      2. 装置側からのEB硬化要因
      3. 法的な規制
      4. EB硬化装置紹介
    10. EB応用技術の紹介
      1. 重合
      2. グラフト重合
      3. 架橋
      4. 改質
      5. 殺菌・滅菌
    11. UV硬化とEB硬化の比較
      1. UV硬化とEB硬化との対比での技術まとめ
    12. おわりに (今後の可能性について)
    13. 質疑応答

講師

  • 木下 忍
    株式会社アイ・エレクトロンビーム
    代表取締役

会場

京都リサーチパーク

1号館 4F 中会議室B

京都府 京都市 下京区中堂寺南町134
京都リサーチパークの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 21,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,040円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 43,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/22 高分子の接着の基礎と接着性改善に向けた界面の構造評価・表面処理の応用 オンライン
2025/7/23 ナノインプリントの基礎と最新の動向 オンライン
2025/7/23 プラスチックの加飾技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/7/23 高分子における残留応力/内部応力の発生メカニズムと低減化 オンライン
2025/7/23 高分子材料における難燃化技術と難燃性評価、難燃剤の配合設計・規制動向と実際技術 オンライン
2025/7/24 欧州プラスチック産業の最新動向 東京都 会場・オンライン
2025/7/25 高分子材料の分析・物性試験における注意点とそのポイント オンライン
2025/7/25 熱可塑性エラストマーの基礎 オンライン
2025/7/25 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/28 プラスチック成形品の残留応力の発生機構 & 解放機構の予測法 オンライン
2025/7/28 押出機による混練技術の基礎と応用 オンライン
2025/7/29 高分子材料の粘弾性に伴う残留応力発生 & 解放機構と低減化法 オンライン
2025/7/29 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/29 高分子結晶化のメカニズムと評価法 オンライン
2025/7/30 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン
2025/7/30 グローバル包装業界におけるトップ企業の事業展開と包装技術・規制対応・環境政策の詳細 オンライン
2025/7/31 ゴムの配合・混練・加工技術とトラブル対策への活用事例 オンライン
2025/7/31 天然植物繊維を強化材とする複合材料の繊維原料特性と活用・複合化のポイント 東京都 会場
2025/7/31 プラスチック射出成形の可塑化工程に起因する成形不良と対策 オンライン
2025/8/4 高屈折率ポリマーの分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン

関連する出版物