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原価低減の考え方と実践的手法

原価低減の考え方と実践的手法

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年7月23日(水) 12時30分 16時30分

プログラム

 企業が長期的に事業の継続を目指して運営されるときに大切なことは、常に適正な利益を確保しながら、新しい価値を創造していくことにより、社会の富を増加させ大きく社会貢献していくことです。このことを踏まえて、企業が事業活動を行っていくためには、経営活動の3要素 (経営資源) である“人 (Man) 、物 (Material) 、設備 (Machine) ”を効果的に投入して、「良い物を安く速く造る」ということを基盤とした経営をおこなっていくことが必要となってきます。
 このような企業経営で、利益を得るために努力すべきいくつかの課題のうち、その基本は、真に効果のある原価低減の実行です。つまり、原価低減は、企業が社会貢献を果たしながら発展していくための原資となる利益確保を目的とする重要な経営管理の一環として位置付けられます。
 しかしながら、日頃のムダ排除や仕掛かり削減、製造期間の短縮、5Sなどの改善活動は、本当に利益を生み出すことに貢献しているのでしょうか。実は、原価低減も利益確保のための代替指標にしか過ぎません。原価低減が利益確保の代替指標として有効な場合は、原価低減で得られた経費の削減が、そのまま、利益確保につながっている場合に限られます。この当然のことが、原価低減と称して、得られた削減経費が利益を生み出していない事例が身の回りにはたくさんあるということです。
 以上の状況を踏まえて、本セミナー「原価低減の考え方と実践的手法」は、これから原価低減を行うことを考えておられる方、原価低減の考え方や手法について学びたいと思っておられる方々など、生産活動に携わる全ての人達のために必要な基礎技術と実践技術の要点をまとめて易しく解説いたします。

  1. IE (Industrial Engineering) とは
  2. 原価 (Cost) は造り方で決まる
  3. 標準なきところに改善なし
  4. 工程改善のポイント
    1. ABC分析法 (PQ分析法)
    2. JIT 生産方式
  5. 作業改善のポイント
    1. 制約条件の理論 (TOC;Theory of Constrains)
    2. ライン編成効率
  6. 動作改善のポイント
    1. 動作経済の原則 (Principle of Motion Economy)
    2. ワークファクター (Work-Factor Plan) 法の応用
    3. 他社の事例 (C社、N社、I社)
  7. 「整理・整頓」は標準化手法
  8. まとめ
    1. 改善の基本的な考え方
    2. “動き”を“働き”に変える
    3. 企業のゴール
  9. コスト意識
    ■その他 (補足)
    方法改善の技術 (各種手法の紹介)
  10. 工程分析
    1. 加工経路図
    2. 流れ線図
    3. 工程分析図表
    4. 運搬分析
      • MH分析
      • 運搬活性分析
      • From-Toチャート分析
  11. 作業分析
    1. 作業 (者) 工程分析
    2. 複式活動分析
      • 事例;人-複数機械分析 (Man and Multi-Machine Chart)
  12. 主なIE (Industrial Engineering) 手法

会場

タイム24ビル

4F セミナールーム

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

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