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研究開発成果向上のための特許情報活用法

研究開発成果向上のための特許情報活用法

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ビジネスモデルの構築、オープンイノベーションの導入のための特許情報解析ノウハウを、事例を交えて分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2014年4月21日(月) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 企業の技術者
  • 研究者
  • 知的財産担当者
  • 特許情報担当者

修得知識

  • 日本の国際競争力、研究開発効率低下の現状とその原因
  • 研究開発効率を向上させるための方法論
  • 研究開発成果を向上・拡大させるための特許情報解析方法

プログラム

 この20年間、日本企業の研究開発効率は低下の一途を辿っている。これは今もって、研究者、経営者が「いいものを作れば、売れて儲かる」式の研究、事業開発を行なっているためである。研究開発効率の抜本的向上には、ビジネスモデルの構築、オープンイノベーションの導入が不可欠であるが、そのためには情報解析、とりわけ特許情報解析が不可欠である。
 本講座では、以上の問題意識に立って、研究開発成果向上に必要な特許情報の活用法を系統的に学習する。

  1. 第1部 研究開発効率の向上にとって必要なことは何か?
    1. 国際競争環境の変化と新しいイノベーションモデル
      1. 日本の国際競争力の推移
      2. 日本企業の研究開発効率の低下
    2. 国際競争環境の変化
      1. 歴史的推移
      2. 為替レートの推移
      3. 米国による世界のプロパテント化
      4. 国際標準化の影響
    3. 研究開発効率向上への二つの視点
      1. オープンイノベーションへの転換
      2. ビジネスモデルの構築
    4. 新しい競争モデルとは
      1. 新しい競争モデル
      2. 新しい競争モデル構築の要素
      3. 競争環境の徹底した分析
      4. 特許情報の徹底した分析
  2. 第2部 特許情報の戦略的活用のために
    1. 特許情報調査の基礎
      1. 特許情報の特徴
      2. 特許情報調査の目的
      3. 特許情報調査の種類と特徴
      4. 機械検索の進め方
    2. 特許マップを用いた特許情報の解析
      1. 全体フロー
      2. 特許マップの種類
      3. 汎用的な特許情報解析ソフトの紹介
  3. 第3部 企業における特許情報活動の実践
    1. 旭化成における特許情報活動の返還
    2. 技術情報センター設置の経緯
    3. 特許情報活動の基本方針
    4. 三位一体の協力体制の構築
    5. 特許マップによる解析活動の推進
    6. 活動の成果
  4. 第4部 特許情報の戦略的活用事例
    1. 「知財情報の有効活用のための効果的な分析方法に関する調査研究」報告書から
    2. 「経営の方向性提案に資する分析」 (PAT-LIST研究会成果報告書から)

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
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