技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

シリンジ容器の設計・加工・製造における品質不良改善と検査・チェック体制構築

シリンジ容器の設計・加工・製造における品質不良改善と検査・チェック体制構築

~摺動性不良、ルアー、ガスケット、キャップ等の問題解決~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2014年1月31日(金) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • プレフィルドシリンジに関連する技術者、品質担当者、管理者

プログラム

 年々高まるプレフィルドシリンジ製剤に対する要求品質を確実にクリアーし、高機能・品質・低コストを実現させる次世代のPFS製造ラインへと大きく飛躍しステップUPする事を目指す上で、“オペレーターの介在を可能な限り抑え、ヒューマンエラーの発生を“ ゼロ ” に抑える事が必須条件であり、設計コンセプト/フィロソフィーをしっかりと定めながらエンジニアリング業務に取り組む事が重要なポイントとなる。

はじめに

  1. 注射剤/ プレフィルドシリンジ製剤を取り巻く環境
  2. プレフィルドシリンジ容器に求められる高い機能,品質
  3. プレフィルドシリンジ製剤で規格を作成する際のポイント
  4. プレフィルドシリンジ容器が抱えている数多くの問題点
  5. プレフィルドシリンジ容器の加工品質に対する管理
  6. 医薬品メーカーの視点で捉えた最適なプレフィルドシリンジ容器,並びに製造ラインの設計
    1. 製造現場を取り巻く環境,並びに抱えている様々な問題点
    2. 次世代の注射剤棟を構築する目的/ 設計コンセプト/ フィロソフィー
    3. バリアアイソレーターシステムの導入
    4. MES&SCADA システムの積極的な活用,並びに大変ユニークな機能に関して
    5. 3 次元的なエンジニアリング手法/Gravity Transfer System (G・T・S) の構築
    6. Self Navigation System (S・N・S) の構築
    7. Self Assessment System (S・A・S) の構築
    8. IT 化を図り,Process Control Technology 機能を兼ね備えた信頼性の高い医薬品工場の構築
  7. プレフィルドシリンジ製剤の基本的な製造フロー
    1. 1次包装,2 次包装ラインの基本的な製造フローに関して
    2. 1次包装/ 直接容器のDQ 作業における参考事例
    3. 2次包装・ラベル貼付&ピロー包装のDQ 作業における参考事例*製造工程に於いて必要とされる気泡対策
      • 液中異物検査、外観検査工程に於いて必要とされる気泡対策
      • 高攪拌、高分散機能を兼ね備え、気泡の発生を抑えた無菌注射剤システムに関して
      • エアー噛みに起因するシリコン塗布量のバラツキを抑える為の気泡対策
  8. 斬新,且つユニークな機能に関して/Equipment Innovation & Operational Excellence
    1. 高攪拌,高分散機能を兼ね備え省人化・省力化に優れた無菌注射剤調製システムに関して
    2. プロセス工程に於いて気泡の発生を抑えるエンジニアリング手法
    3. シリコン塗布量のバラツキに起因する摺動性不良品の発生・流出を“ゼロ”へ
  9. 外観・機能検査工程を自動化する際の留意点
    1. 検査精度に大きな影響を与える/左右する、ハンドリング精度、視認性等のファクターに関して
    2. 検査システムの稼動状態、製品検査情報を、より確実にリアルタイムにトラッキング可能なシステム
    3. 大変ユニークな外観/機能自動検査システム導入事例の紹介
      おわりに
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

機械振興会館

B3-2

東京都 港区 芝公園3-5-8
機械振興会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名同時申込みで1名分無料 (1名あたり21,000円)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/20 ザ・治験薬のGMP2024 東京都 会場・オンライン
2024/6/20 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2024/6/20 医薬品の知財制度と特許戦略 入門講座 オンライン
2024/6/20 経皮吸収製剤における評価と生物学的同等性試験のポイント オンライン
2024/6/20 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/6/21 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2024/6/21 医薬品製造における不純物管理と当局への対応の重要ポイント 東京都 会場・オンライン
2024/6/21 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2024/6/21 非臨床試験QC/QAの留意点とGLP品質マネジメントシステムから学ぶ非臨床試験の信頼性保証 オンライン
2024/6/21 GMP省令改正における原材料供給者管理への対応と原薬・原料・資材各々の取決め事例 オンライン
2024/6/21 ICH Q3D/日局をふまえた元素不純物管理 (新薬・既存薬) のための分析・試験法設定のポイント オンライン
2024/6/21 免疫性血栓性血小板減少性紫斑病の歴史、病態、治療の新たな展開と残された課題 オンライン
2024/6/24 リスクマネジメント/ワーストケースアプローチに基づく洗浄バリデーション実施 (残留限度値・DHT/CHT設定など) と残留物の評価法 オンライン
2024/6/24 変更管理・逸脱管理コース (2日間) オンライン
2024/6/24 適正なCAPA実現につながる逸脱・OOS処理フロー及び原因・試験室調査の進め方と処置事例 オンライン
2024/6/24 日米欧の規制対応を可能とするためのグローバルPV体制構築とベンダーコントロール オンライン
2024/6/24 バイオ医薬品製造におけるGMP対応をふまえたプロセス開発からの設備設計・スケールアップ オンライン
2024/6/24 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2024/6/25 実際に起こったトラブル事例から学ぶ解決策の考え方、スケールアップ・ダウン検討および実験計画の具体的な進め方 オンライン
2024/6/25 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ