技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療現場・患者に望まれる医薬品包装・容器・表示

医療現場・患者に望まれる医薬品包装・容器・表示

~『使いやすさ』 『わかりやすさ』を現場視点で事例から解説~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、現在臨床現場で使用されている医薬品包装のデザイン、形態、使用感に関する医療医従事・患者からの評価を交え、当該包装の何が現場で問題なのかを具体的に解説いたします。

開催日

  • 2013年12月12日(木) 12時30分 16時30分

受講対象者

  • 医薬品包装に携わる担当者

修得知識

  • 医薬品包装 / 表示の問題点
  • 医薬品包装による他製品との差別化

プログラム

 製薬企業の包装デザイン設計に関わる担当者が、自社内で議論を重ね開発・採用に至った医薬品であっても、そのデザインが医療従事者から高い評価を得られるとは限らない。新規医薬品の開発が以前にも増して困難を極めるなか、医療現場での医薬品採用基準は、より安価でメディケーションエラーを誘発しにくい製品に重きを置く傾向が鮮明になっている。特に、医政経発0629第1号・薬食安発0629第1号通知により、生物由来製品以外の製品の内用薬及び外用薬の調剤包装単位に対して、新たに新バーコードの表示が求められることとなり、それに伴う包装デザインの変更がどうなるのか注目される。
 そこで本講では、現在臨床現場で使用されている医薬品包装のデザイン、形態、使用感に関する医療医従事・患者からの評価を交え、当該包装の何が現場で問題なのかを具体的に提示する。同時に、医療現場で評価される医薬品包装や、現場で今後必要とされる医薬品包装のヒントについても提示したい。

  1. 医療現場における医薬品の保管状況
    1. 病院薬局における保管状況
    2. 病棟における保管状況
    3. 保険薬局における保管状況
  2. 医療現場で問題となる医薬品包装・表示デザイン事例
    1. 現行医薬品の包装・表示ラベルの問題点
      1. 外見が類似している医薬品
      2. 包装形態に問題がある医薬品
      3. ラベル表示に問題がある医薬品
      4. 使用期限の表示に問題がある医薬品
      5. PTPシートの表示に問題がある医薬品
      6. ブリスター表示に問題がある医薬品
    2. ジェネリック薬品の問題点
      1. 薬用量の表記方法とメディケーションエラー
      2. 誤解を生みやすいラベル、商品名
      3. 使い方が難しい経口製剤の例
  3. 医療現場で評価される医薬品包装・表示デザインの例
    1. キット製剤・プレフィルド製剤の医療現場での評価
    2. ピッチ印刷によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
    3. カードブリスターによりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
    4. イラストやシンボルマークの導入によりリスク軽減が期待できる経口製剤の例
  4. 医薬品包装・表示デザイン改善策のヒント
    1. キット化が望まれる医薬品
    2. プレフィルド化が望まれる医薬品
    3. ブリスター化が望まれる医薬品
    4. 外部包装に工夫が望まれる医薬品
  5. 付加価値の高いジェネリック医薬品の例
    • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

タイム24ビル

4F 研修室

東京都 江東区 青海2丁目4-32
タイム24ビルの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2名で49,980円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/9/20 製薬用水の基礎と実践知識を理解する講座 オンライン
2024/9/20 オーファンドラッグの開発戦略と事業性評価の考え方 オンライン
2024/9/20 医薬品ライセンスにおけるデューデリジェンスのプロセスと実務対応 オンライン
2024/9/20 医薬品工場の計画・設備設計及びバリデーションの進め方とトラブル対応 オンライン
2024/9/20 医薬品容器 (滅菌バイアル) の製造における微生物汚染管理、無菌性保証およびバリデーション オンライン
2024/9/20 点眼剤の処方設計・評価・スケールアップと品質保証 オンライン
2024/9/24 FDA DMF (Type II,IV) (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 (2日コース) オンライン
2024/9/24 医薬品等製造設備の洗浄バリデーションと交叉汚染防止 オンライン
2024/9/24 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した薬品管理の進め方 オンライン
2024/9/24 FDA DMF (Type II,IV) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/9/24 中国・香港・台湾・韓国・インド・ASEAN主要国の薬事規制比較と現地対応ノウハウ オンライン
2024/9/24 再生医療等製品/細胞加工物の製造管理・品質管理におけるSOP作成及び・記録の残し方 オンライン
2024/9/24 FDA DMF (Type III) の各ファイルの作成方法と事例及びFDA照会対応 オンライン
2024/9/25 微粒子・微生物の環境モニタリング測定方法と留意点、アラート/アクションレベルの設定・管理 会場・オンライン
2024/9/25 日米欧における食品包装規制の最新動向 オンライン
2024/9/25 新興国 (中国・ASEAN主要国) の医療保険・薬価制度の概要と薬価戦略 オンライン
2024/9/25 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/9/25 グローバル申請を見据えたCTD-Qの作成と各セクションの記載内容のポイント オンライン
2024/9/25 バイオ/抗体医薬品 CMC申請・CTD作成/品質試験・規格設定コース オンライン
2024/9/25 バイオ医薬品/抗体(ADC抗体)医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン