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高分子材料における摩擦・摩耗のメカニズム・評価とトラブル対策

高分子材料における摩擦・摩耗のメカニズム・評価とトラブル対策

~高分子のトライボロジーコントロール~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、トライボロジーの基礎から解説し、トライボロジーの評価、制御について詳解いたします。

開催日

  • 2013年5月31日(金) 11時00分 16時30分

受講対象者

  • 機械システム、機械要素の設計・開発に携わっている方、管理者
  • 生産設備等のメンテナンスに携わっている方、管理者
  • 耐摩耗性材料・コーティングなどの開発に携わっている技術者、開発者
  • トライボロジーに関わるトラブルを抱えている方、対策に困っている方

修得知識

  • トライボロジーの基礎
  • 高分子材料のトライボロジーの評価
  • トライボロジーの制御

プログラム

 自動車用部材等に代表されるように、軽量化のために金属材料に代わって多種多様な高分子材料が開発され、利用されている。高分子材料は軽いという特徴だけでは、材料開発の課題は解決できない。それは、金属と高分子が余りにも構造から物性まで、その違いがおおきいからである。それは、トライボロジーについても然りである。
 本講座で、その謎解きをし、高分子材料のトライボロジーのメカニズムとトラブル対策について、ヒントをつかんでいただければ幸いである。

  1. 高分子とはどんな物質でどんな性質があるのか?
  2. 金属やセラミックスと高分子の違いとは?
  3. 機械工学科ではなぜ高分子の授業をしないのか?
  4. なぜ高分子研究者は、トライボロジーを研究しないのか?
  5. ものづくりの科学と技術の常識と非・常識
  6. トライボロジーの歴史的変遷を振り返る。
  7. トライボロジーとは?
  8. 粘着と摩擦はどこが違うか?
  9. 接触面はどのように変形するか?
  10. 摩擦とは?
  11. 高分子材料の何がトライボロジーに関係するか?
  12. 高分子材料のトライボロジーはどうすれば評価できるか?
  13. 固体潤滑剤としての高分子材料の例
  14. トライボロジーはどこまでコントロールできるか?
  15. 広がるトライボロジーの世界
  16. 質疑応答 (随時)
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 甲本 忠史
    一般財団法人 地域産学官連携ものづくり研究機構
    専務理事

会場

大田区産業プラザ PiO

6F E会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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