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電磁波加熱技術と産業応用

電磁波加熱技術と産業応用

~誘導加熱技術・高周波誘電加熱・マイクロ波装置~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年5月21日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 誘導加熱の基礎技術
  • 従来技術との差異
  • 優位性
  • 高周波及びマイクロ波の基礎技術

プログラム

第1部 誘導加熱技術の産業用途への展開と今後の動向

(2013年5月21日 10:30〜12:30)

日本電熱 (株) 技師長 田中 賢 氏

  • 誘導加熱技術は電磁調理器等で知られる様に一般電化製品から業務用厨房機器や工場生産設備などで活用されている技術であり、非接触であることや対象物を直接加熱出来る事や昇温時間を短く出来る事からエネルギーロスを抑え、省エネルギー機器としても注目されている。一方では技術面やコスト面での課題が存在し、普及面では他の加熱方法に対し限られている部分がある。
  • 本講演では一般的な原理から説明する事で、誘導加熱の優位性と課題を説明する。
  • また、産業用途への展開例を交えながら、実際の製品への展開でみられる効率面やコスト面を従来技術と比較し、今後の設備検討をする情報を提供する
  • 最後に、今後の動向に関し、弊社の事例から見解を述べる。
    1. 初めに 現在の加熱技術 -従来技術から見る省エネルギー化の課題
    2. 誘導加熱の基本原理 -優位性と課題
    3. 誘導加熱技術の展開例 -従来技術との比較 効率、コスト、特性
    4. 弊社製品における比較
      1. IH反応釜
        • 開発経緯、ターゲット
        • 従来技術との比較 機器構造/仕様/加熱特性/特徴
      2. 厨房機器
    5. 今後の動向 -将来に向けた誘導加熱の展望
    6. 終わりに
  • 質疑応答・名刺交換

第2部 高周波誘電加熱とマイクロ波装置の原理、最新動向と導入事例

(2013年5月21日 13:20〜16:30)

富士電波工機 (株) 取締役 第一機器部 部長 吉田 睦 氏

 高周波及びマイクロ波の基礎を学び、特徴 (メリット・デメリット) を理解する。また電磁波の人体への影響や電波法等による法規制を知ると共に、最新の動向と導入事例も紹介する。

  1. 高周波・マイクロ波加熱の基礎
    1. 高周波・マイクロ波とは?
    2. ISM周波数
    3. 誘電加熱の原理
    4. 家庭用電子レンジと工業用装置の違い
    5. 加熱出来る物と出来ない物
    6. ε′とtanδ
    7. 周波数の違いによる差
    8. 高周波・マイクロ波加熱の特徴
    9. 高周波・マイクロ波加熱のメリットとデメリット
    10. 利用分野
  2. 装置構成と設計例
    1. 高周波誘電加熱
    2. マイクロ波加熱
    3. バッチ処理と連続処理
    4. 減圧と加圧
    5. シミュレーション (電磁波を目で見る)
    6. 計測技術
      • 温度
        • 赤外線温度計
        • サーモビュアー
        • 光ファイバー温度計
      • 電圧
        • 高周波電圧計
      • ノイズ対策
        • EMC
        • EMI
      • 電波法対策
        • 電磁波の測定
  3. 電磁波の人体への影響と電波法
    1. 電磁波の人体への影響
    2. 電子レンジの技術条件
    3. 電波防護標準規格
    4. 諸外国の電波法に関する事情
    5. 電磁波の公共性に関する問題
  4. 最新の動向と導入事例
    1. 電磁波加熱の三大要素
    2. マイクロ波の磁場と電場分離とその活用
    3. バッチ処理の事例
    4. 連続処理の事例
    5. 減圧処理の事例
    6. マイクロ波の化学応用と具体例
      • 接着・乾燥・合成・加熱・反応・発泡・その他プロセスへの適用
      • プラスチック・セラミックス・食品・溶液・紙・木材等、各材料への適用
    7. マイクロ波の金属加熱
    8. マイクロ波薄膜加熱

  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1特別講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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主催

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