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発電用耐熱鋼の信頼性向上と劣化診断・強度寿命評価

発電用耐熱鋼の信頼性向上と劣化診断・強度寿命評価

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、高効率火力に世界中で標準使用される高クロム鋼を中心に材料開発と信頼性保持・技術課題について詳説いたします。

開催日

  • 2013年3月11日(月) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 発電耐熱鋼の冶金学
  • 規格 (特にASME) 制定・改定の根拠
  • 溶接・加工と材料信頼性
  • 長時間使用による損傷実態
  • 劣化診断・強度寿命評価の基礎と実際

プログラム

 発電用耐熱鋼、特に最近の高効率火力に世界中で標準使用される高クロム鋼を中心に材料開発の経緯とその冶金学の基礎を理解した後、その信頼性保持のため制定・改定が審議されているASME規格等の技術的根拠や最新情報と機器製造 (設計、溶接・加工) に関わる技術課題について紹介する。
 さらに、実機使用による世界中の材料問題の現状を述べ、劣化診断・強度寿命評価の基礎と実際について解説する。
 (過去100年の発電用耐熱鋼変遷における高クロム鋼の現状と、一貫した冶金学的基礎を理解し、そして劣化診断・強度寿命評価の基礎と実際を知り、如何に高クロム鋼に適用して発電設備の信頼性向上を図るか、を体系的に習得するのが本講座の目的)

  1. 発電用耐熱鋼の冶金学と材料仕様の実際
    1. 開発経緯
    2. 冶金学
      • 化学成分
      • 熱処理
      • 組織・メタラジ―
    3. 製造管理・材料仕様
    4. 材料データ
    5. 規格の現状と技術的根拠 (ASME規格の動向)
  2. 溶接性・加工性
    1. 溶接方法
    2. 予熱・後熱処理、溶接条件、溶接材料
    3. 溶接部特性、継手強度係数
    4. 異材溶接継手
    5. 加工性
    6. 溶接・加工に関する規格の現状
  3. 劣化診断・強度寿命評価の基礎と実際
    1. 長時間使用による損傷実態 (含Type IV損傷の実態)
    2. 劣化損傷の発生メカニズム
    3. 劣化診断・強度寿命評価の基礎
    4. クリープモデル (オメガ法) による寿命評価
    5. 劣化診断・強度寿命評価の実際
      • 低合金鋼
      • 高クロム鋼
    6. 高クロム鋼の劣化診断・評価法の現状
    7. 水蒸気酸化スケール生成とその影響
  • 質疑応答・名刺交換

会場

大阪市立中央会館

2F 第5会議室

大阪府 大阪市 中央区島之内2丁目12-31
大阪市立中央会館の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

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    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
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本セミナーは終了いたしました。