技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

"誘電エラストマー 人工筋肉"の最新用途展開

デモから学ぶ

"誘電エラストマー 人工筋肉"の最新用途展開

~医療用デバイスから発電システムへの応用まで~
大阪府 開催 会場 開催 デモ付き

概要

本セミナーでは、アクチュエータや発電システムへの応用が可能な EAP について基礎から解説し、誘電エラストマーの開発動向・応用例までデモを交えて徹底解説いたします。

開催日

  • 2011年10月25日(火) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 高分子アクチュエータ・ EAP ・誘電エラストマー・人工筋肉の応用分野の技術者、開発者、研究者
    • 機械
      • アクチュエータ
      • ポンプ
      • モータ
      • ブレーキ
      • ロボット
      • 位置決め
    • 電子機器
      • センサ
      • 携帯用オートフォーカス・ズーム機構
      • 大型平面ディスプレィ
      • スピーカー
      • 携帯電話向けバイブレータ
      • ノイズリダクション・システム
      • MEMS/MEMS EAPスイッチ
      • EAPアパチャー
      • EAPバルブ
    • 医療機器・医療用器具
      • 内視鏡
      • カテーテル
      • 使い捨て器具
    • エネルギー・ハーベスティング
      • 高効率人工筋肉発電システム
      • エナジーシューズ
      • 化学反応を利用した人工筋肉発電
      • 潮力発電・風力発電 など
  • 高分子アクチュエータ・ EAP ・誘電エラストマー・人工筋肉に関連する技術者、研究者
  • 高分子アクチュエータで課題を抱えている方
  • これから高分子アクチュエータに携わる方

修得知識

  • EAP の基礎
  • 誘電エラストマーの応用例
    • 発電
    • アクチュエータ
  • 誘電エラストマーの最新技術動向

プログラム

 人類は石器時代、鉄器時代を抜けて、21世紀のプラスチックの世紀を迎えつつある。最近、電界などで歪んだり、圧力を発生するエレクトロアクティブポリマー (EAP) を用いて、SFの世界で繰り広げてきた話が俄然現実味を帯びてきた。
 近い将来、事故等で障害を負った方が、普通の人より、数段優れた活動が可能になったり、自動車等がEAPで動く日がくると思われる。また、地震による建物の倒壊を防ぐEAPも市場に現れると考えられている。
 誘電エラストマーアクチュエータは、クーロン力を利用したEAPで、このアクチュエータは、主材がポリマーであり、低コスト・軽量・高エネルギー密度・優れた機械カップリング性等といった特性を有しているため、各種アクチュエータ、センサー、モーター、ポンプ、スマートマテリアル等に幅広く応用が可能である。
 また、誘電エラストマーは、既存のデバイスでは発電することが難しい緩やかな運動エネルギーから発電することが可能で、自然エネルギーをはじめ、人や動物・乗り物・建物などの動きから電気を得ることから、今までにない幅広い分野への応用が大いに期待されている。

  1. エレクトロアクティブポリマー (EAP) の現状
    1. イントロダクション
    2. いろいろなタイプのエレクトロアクティブポリマー (EAP) について
    3. 代表的なEAPの性能比較
  2. 誘電エラストマーの進化と今後
    1. 誘電エラストマーアクチュエータの動作原理と構造
    2. 誘電エラストマーアクチュエータの応用例
      • ダイアフラムアクチュエータとその応用
      • ストレッチ型アクチュエータとその応用
      • ユニ・バイモルフ型アクチュエータとその応用
      • アコーステイク型アクチュエータとその応用
      • 医療用器具やロボティクスへの応用
    3. 誘電エラストマーセンサーの動作原理とその応用事例
    4. 誘電エラストマー発電の動作原理とその応用事例
      • ウエアラブル発電
      • 小型発電システムとワイヤレス機器への応用事例
      • 波力・水力・風力・太陽光を利用した発電システムとその応用事例
  3. 誘電型エレクトロアクティブポリマーの駆動体験
  • 質疑応答

実機を用いたデモの様子

※実際セミナーで用いるデモ機は上記イメージとは、異なる場合がございますのでご了承ください。

講師

会場

ドーンセンター

5階 セミナー室2

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/10 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/6/10 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Bコース 実務編) オンライン
2024/6/12 医療機器開発のための事業化戦略とプロジェクトマネージメント オンライン
2024/6/12 医療機器開発のための医療ニーズ/情報収集と開発戦略のポイント オンライン
2024/6/12 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2024/6/12 デジタル時代のヘルスケアビジネスの立ち上げ方 東京都 会場・オンライン
2024/6/13 癒着防止材の各種外科での選択・使用法と今後求められる製品像 オンライン
2024/6/13 滅菌製品の微生物 (バイオバーデン) 測定試験の基礎およびバリデーション要求と管理要求対応のポイント オンライン
2024/6/13 洋上風力発電を取り巻く最新動向と今後の事業戦略 オンライン
2024/6/13 CAPAの具体的な実施方法セミナー オンライン
2024/6/14 プログラム医療機器 (SaMD) 開発における薬事規制および承認申請のポイント オンライン
2024/6/17 EOG滅菌のリスク (安全性・品質) と代替滅菌法事例 オンライン
2024/6/17 中高温用蓄熱技術の最前線 オンライン
2024/6/17 国内浮体式洋上風力の今後の展開とサプライチェーン展望 東京都 会場・オンライン
2024/6/19 CSVセミナー (超入門編 + 中級編) オンライン
2024/6/19 CSVセミナー (超入門編) オンライン
2024/6/19 医療機器とヘルスケア機器 (非医療機器) に向けた薬機法と製品/パッケージデザイン・商品プロモーション開発 東京都 会場・オンライン
2024/6/20 CSVセミナー (中級編) オンライン
2024/6/20 生体・医療用接着剤の材料設計とその評価 オンライン
2024/6/20 欧州体外診断用医療機器規則 (IVDR) の要求事項と対応ノウハウ オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/11/17 2018年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2017/9/29 触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略
2017/9/22 2017年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2017/8/25 2017年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2017/7/27 ウェアラブル機器の開発とマーケット・アプリケーション・法規制動向
2017/7/21 2017年版 スマートコミュニティ市場の実態と将来展望
2017/6/30 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/5/26 2017年版 HEMS市場・関連機器の実態と将来展望
2017/3/24 2017年版 スマートエネルギー市場の実態と将来展望
2017/2/24 2017年版 二次電池市場・技術の実態と将来展望
2017/1/27 2017年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望
2016/12/16 バイオ・医療への3Dプリンティング技術の開発最前線
2016/11/16 2017年版 燃料電池市場・技術の実態と将来展望
2016/9/23 2016年版 スマートハウス市場の実態と将来展望
2016/8/26 2016年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2016/7/22 2016年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2016/5/27 2016年版 スマートコミュニティ市場の実態と将来展望
2016/2/26 2016年版 車載用・産業用蓄電池市場の実態と将来展望
2016/1/29 2016年版 太陽光発電市場・技術の実態と将来展望