技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PIC/Sサイトマスターファイル作成と記載範囲

FDA・EU・PIC/SにおけるGMP要求と海外当局査察対応事例 実践講座 Bコース

PIC/Sサイトマスターファイル作成と記載範囲

~PIC/S加盟国の査察でのSMF内容との関連~
東京都 開催 会場 開催

GMP要求と海外当局査察対応事例のの関連セミナーとの同時申し込みで特別割引にて受講いただけます。

開催日

  • 2011年9月15日(木) 10時30分16時30分

受講対象者

  • 医薬品に関連する技術者、管理者、品質担当者

修得知識

  • 品質に関するICHガイドラインの動向
  • PIC/S覚書「原薬の査察」の要点
  • PIC/S サイトマスターファイルの作成
  • サイトマスターファイルの目次と内容
  • PIC/S加盟国の査察でのSMF内容との関連

プログラム

 PIC/S,EU-GMPによるGMP査察で重点的にチェックされる管理項目やシステムについて、如何にグローバル対応レベルの状態を作り上げていくかの実践事例とポイント、またドキュメント・チェックでは、どこを掘り下げて診ればよいかなどを『PIC/S サイトマスターファイルの作成についての医薬品製造業者向け説明覚書 1 January 2011』と『 PIC/S覚書「原薬の査察」』での解説と実際事例をもとに、詳細に解説致します。
 今後、PIC/S加盟国の行政当局による査察に対応するためのGMPレベルを醸成することは、海外展開 (原薬の輸出など) に於ける必要十分条件と考えられます。これからのグローバルスタンダードと成り得る、PIC/S、EU-GMPが要求するSite Master Fileの作成とその対応などPQSを成す品質マネジメントシステムとサブシステムを中心に、その要件について解説します。
 また、PIC/S加盟国の実際の査察でのSMF内容との関連などについても解説します。

  1. 品質に関するICHガイドラインの動向について
    1. cGMPs, EU-GMP, ICH Q7,Q9,Q10, 改正GMP省令を照らし合わせる
    2. 品質システム (QS) プログラム (サブシステム) の定義
    3. 現在の品質システム (QS) をグローバル基準と照らし合わせる
  2. PIC/S覚書「原薬の査察」の要点について
    1. 原薬に関する基礎情報 (PQRとSite Master File)
    2. 内部監査 (自己点検) ~品質マネジメントシステムとして~
    3. 建物及び設備 (一般、水)
    4. 原材料管理
    5. 製造及び工程内管理
    6. 原薬及び中間体の包装及び識別表示
    7. 保管及び出荷
    8. バリデーション
    9. 原材料等の不合格及び再使用
      • EU-GMPへの流れ
  3. PIC/S サイトマスターファイルの作成についての医薬品製造業者向け説明覚書 (1 January 2011) の要点について
    1. はじめに
    2. 目的
    3. 適用範囲
    4. SMFの目次 (使用する書式については付属書を参照)
    5. 改訂履歴
  4. SMFの目次と内容について
    1. 企業についての一般情報
      1. 企業と連絡を取るための情報
      2. 当該製造所の行政当局により認可された医薬品製造活動
      3. 当該製造所で行われている他の製造活動
    2. 企業の品質マネージメントシステム
      1. 当該企業のQMSの記述
      2. 最終製品の出荷手順
      3. 供給業者及び委託業者のマネジメント
      4. 品質リスクマネジメント (QRM)
      5. 製品品質レビュー (PQR)
    3. 職員
    4. 施設及び機器
      1. 施設
      2. 機器
    5. 文書化
    6. 製造
    7. 品質管理 (QC)
    8. 配送、苦情処理、製品欠陥及び回収
    9. 自己点検
      • Appendix List
  5. PIC/S加盟国の実際の査察でのSMF内容との関連について
    1. PIC/S医薬品GMPガイド/EU‐GMPに於ける査察での留意 (事前準備) 事項
      1. PIC/S加盟当局の査察と対応の進め方について
      2. PIC/S GMPガイドライン並びにPIC/S加盟国別のGMPの特徴と事前準備
    2. 査察事例編 (PIC/S加盟国 GMP査察の特徴と指摘事項及びその対応について)
      1. 査察の要点
      2. PIC/S査察でのプラントツアー、ドキュメントチェックの視点 (対象ポイント)
      3. PIC/Sで求められるバリデーションマスタープランの要件
      4. 指摘事項への対応について
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 深田 能成
    第一三共プロファーマ(株) 小田原工場 管理部長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第1講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/18 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2025/6/18 ゼロから理解したい人のためのCMC安定性試験レギュレーション オンライン
2025/6/18 次世代のADC (抗体薬物複合体) の市場動向/知財の現状および位置選択的抗体修飾・安定リンカー技術 オンライン
2025/6/18 ICH-E6 (R3) に対応したQMS構築とQbD・品質許容限界設定の考え方・逸脱対応 オンライン
2025/6/18 臨床開発をスムーズに進めるためのTarget Product Profile (TPP) の作成とPMDAとの交渉ポイント オンライン
2025/6/19 見落としやすい滅菌バリデーションの留意点 (バリデーションの深堀) とバイオバーデン測定等バリデーションの留意点 オンライン
2025/6/19 GMP超入門 オンライン
2025/6/19 GMP監査・無通告査察実施時の対応ポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2025/6/19 HPLC (高速液体クロマトグラフィー) 入門と使用時の留意点及びトラブルシューティング オンライン
2025/6/19 ゼロから理解したい人のためのCMC安定性試験レギュレーション オンライン
2025/6/19 臨床試験実施段階での臨床試験マネジメントとQMS実装のポイント オンライン
2025/6/20 医薬品製造現場におけるQuality Culture醸成とCAPAの推進 オンライン
2025/6/20 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2025/6/20 医薬品QA業務 実務講座 オンライン
2025/6/20 GMP超入門 オンライン
2025/6/20 振動分光法による医薬品原料の全数受入確認試験の事例およびPAT技術による製剤設計・工程設計の実践 オンライン
2025/6/20 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算および基準値設定法入門 オンライン
2025/6/20 化粧品GMP対応と品質保証のポイント 千葉県 会場
2025/6/20 注射剤 (凍結乾燥製剤) 内服固形剤 (PTP錠剤包装) 外用軟膏剤 (チューブ包装) の製剤・包装工程の適格性評価の進め方 東京都 会場・オンライン
2025/6/20 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン