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BEV/HEVにおけるLi-ionバッテリセルの基礎とバッテリパック化技術/管理技術

BEV/HEVにおけるLi-ionバッテリセルの基礎とバッテリパック化技術/管理技術

東京都 開催 会場 開催 個別相談付き

概要

本セミナーでは、講師が手掛けた電気自動車、ハイブリッド自動車用のバッテリパックやバッテリマネジメントシステムの開発経験で得られた技術の基礎を、実例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2011年6月22日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 電気自動車・ハイブリッド車向けバッテリーに関連する技術者、研究者
  • リチウムイオン電池の管理、制御、長寿命化のポイントを学びたい技術者

修得知識

  • リチウムイオン電池の基礎
  • 車載バッテリパックの基礎
  • リチウムイオンの安全技術
  • バッテリパックの長寿命化のための管理技術

プログラム

 自動車開発の中で石油以外への燃料置換・二酸化炭素削減を目的としたバッテリ電気自動車 (以下BEV) ・ハイブリッド電気自動車 (以下HEV) 開発の比重が高くなっています。その開発には今まで完成車メーカーやサプライヤが必要としていなかった開発要素や技術課題が含まれていたり、開発リソースが不足するといった問題が発生しています。リチウムイオンバッテリセルを車載する為のバッテリパック化技術や管理技術も、新しい開発要素・技術課題として重視されています。
 ピューズ/東京アールアンドデーは、1984年から独自に行なってきた電気自動車のシステム開発を通して得た技術を用いて、完成車メーカーやサプライヤに対してBEV・HEV開発支援のエンジニアリング業務を行っています。
 このセミナーでは、講師が手がけたバッテリパックやバッテリマネジメントシステムの開発経験で得られた技術の基礎を、実例を交えながらお話しさせて頂きます。

  1. バッテリ開発の概要
    1. 目的と構成
    2. 開発事例
  2. Liイオンバッテリセルの基礎
    1. Liイオンバッテリセルの概要と構造
    2. Liイオンバッテリセルの構成要素
    3. Liイオンバッテリセルの動作原理
    4. Liイオンバッテリセルの利点/欠点
  3. 車載バッテリパックの基礎
    1. バッテリパックに求められる機能
    2. バッテリパックの構成
    3. BEV/HEVのシステムにおける機能的な位置づけ
  4. 車載バッテリパックを開発する際のポイント
    1. 車載バッテリパック開発の流れ
    2. 安全確保に対する課題
    3. 性能確保 (出力、寿命) に対する課題
    4. 車載要件に対する課題
  5. リチウムイオンバッテリを管理する技術の基礎
    1. バッテリパックを安全に扱う為の管理技術
      • 電圧監視
      • 電流監視
      • 温度監視
      • 絶縁抵抗劣化検出
      • バッテリ保護機能
    2. バッテリパックの性能を最大限発揮させる為の管理技術
      • 残存容量推定
      • 劣化状態推定
      • 充放電可能電力推定
    3. バッテリパックの寿命を出来る限り長くする為の管理技術
      • セル電圧均等化
      • メインテナンス機能
  • 質疑応答・名刺交換・個別相談

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9階 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 47,250円 (税込)
複数名
: 47,600円 (税別) / 49,980円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき47,250円 (税込)
    • 2名同時にお申し込みいただいた場合、2人目は無料 (2名で49,980円)
    • 案内登録をされない方は、1名につき49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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