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赤外線通信プロトコル ~IrDA基礎編~

赤外線通信プロトコル ~IrDA基礎編~

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目次

第1章 総論

  • 1 はじめに
  • 2 IrDA規格とその周辺
  • 3 モバイルコンピューティング
    • 3.1 携帯情報機器の混在
    • 3.2 ケーブル接続のデメリット
  • 4 情報装置の赤外線利用
    • 4.1 国際業界団体IrDAの登場
    • 4.2 IrDAの沿革
    • 4.3 IrDA規格のパラダイムシフト

第2章 OSI参照モデルとIrDA規格

  • 1 規格書の読みにくさの本質
  • 2 OSI参照モデルの基本概念
    • 2.1 階層化の概念
    • 2.2 通信の実体 (Entity)
    • 2.3 通信の主体 (OSIのEntityとIrDA規格)

第3章 IrDA方式におけるプロトコル階層構造

  • 1 モバイル通信モデルと赤外線の特殊性
    • 1.1 IrDA規格のユーセージモデル
    • 1.2 IrDA規格に対する要求
  • 2 物理層IrPHY
    • 2.1 IrSIR Ver1.0
    • 2.2 IrSIR Ver1.1
    • 2.3 IrSIR Ver1.2
  • 3 リンクアクセス層IrLAP
  • 4 マルチプレクサと接続情報データベースIrLMP (IrMUX/IAS)
  • 5 トランスポート層 (Tiny TP)
  • 6 エミュレーションエンティティとオブジェクト指向

第4章 IrPHYの解説

  • 1 IrDAの規格書を読む
  • 2 半二重の赤外線通信経路
  • 3 パルス変調方式
    • 3.1 IrSIR Ver1.0 (HP-SIR) 方式
    • 3.2 IrSIR Ver1.1 (IMB-SIR) 方式
    • 3.3 IrSIR Ver1.1 (SHARP-SIR) 方式
  • 4 一般的な光学的特性
  • 5 メディア・アクティビティ検出

第5章 IrLAP規格書

  • 1 規格書の構成
  • 2 IrLAPのサービス規定
  • 3 IrLAPサービス定義
  • 4 IrLAPのサービスプリミティブ
    • 4.1 コネクションレス型サービス
    • 4.2 コネクション型サービス
    • 4.3 データサービス
    • 4.4 状態サービス
    • 4.5 リセットサービス
    • 4.6 切断サービス
  • 5 環境条件と動作特性
  • 6 IrLAPとHDLC (ハイレベルデータリンク制御手順)
    • 6.1 データリンク層の役割
    • 6.2 通信の主体 (局の概念)
    • 6.3 コマンドとレスポンス
    • 6.4 情報の媒体
    • 6.5 動作モード、非動作モード
    • 6.6 IrLAPにおける制御フィールド © の種類とフォーマット詳細
    • 6.7 簡単な接続手順の例
    • 6.8 プロトコル状態の記述
  • 7 IrLAPとHDLCのまとめ
  • 8 IrLAP固有の機能
    • 8.1 一次局が固定されていない
    • 8.2 接接続相手が決まっていない
    • 8.3 接続する通信品質が決まっていない
    • 8.4 メディアアクセス制御 (MAC) 手続き
    • 8.5 ステートマシン・パラメータに対する制約
    • 8.6 アドレス指定
    • 8.7 装置発見手順/アドレス衝突解決手順
    • 8.8 アドレス衝突解決手順の概要
    • 8.9 接続手順
    • 8.10 IrLAPにおける折衝手続き
    • 8.11 省電力待機モード (スニフィング)
  • 9 IrLAP規格のまとめと今後の方向性
  • 10 IrLAP層の高速化・効率化を求めて

第6章 IrLMP規格書 (IrMUX/IAS) 多重化とデータベース

  • 1 経路多重化の意義「アプリケーション指向の多重化」
  • 2 多重化モデル
  • 3 IrMUXのサービスモデル
  • 4 IrMUXのアクセスモード
    • 4.1 排他的アクセスモード
    • 4.2 多重アクセスモード
  • 5 IrMUXの内部構造
    • 5.1 局制御エンティティとLSサービスプリミティブ
    • 5.2 LSAP接続制御FSM
    • 5.3 受信デマルチプレクサ
  • 6 LSAPとLSAP-ID
  • 7 サービスヒント
  • 8 装置ニックネーム
  • 9 IrMUXのサービスプリミティブ
    • 9.1 リンク管理発見サービス
    • 9.2 リンク管理/リンク制御
    • 9.3 リンク管理/データ転送
    • 9.4 情報の媒体
    • 9.5 LM-PDUフォーマット
    • 9.6 IrMUX接続手順
    • 9.7 IrMUXのまとめ
  • 10 IAS情報アクセスサービス
    • 10.1 LM-MUXクライアントとしてのIAS「クライアント/サーバー」
    • 10.2 IASの取り扱う情報モデル (オブジェクト・モデル)
    • 10.3 IAS属性値の種類
    • 10.4 IASのサービスプリミティブ
    • 10.5 手続きの要求
    • 10.6 IAPフレームフォーマット
    • 10.7 フレームフォーマットの操作
    • 10.8 IrLMPで規定するIASオブジェクト
  • 11 LM-MUX、IASを使用した通信の例
  • 12 IrLMPのまとめ

第7章 TinyTP規格書

  • 1 IrLMP層に不足している機能
  • 2 TinyTPのエレメント
    • 2.1 TinyTPのサービスアクセスポイント
    • 2.2 TinyTPのサービスプリミティブ
  • 3 TinyTP Protocol Data Unit (PDU) の構成
  • 4 分割/再構成のモデル
  • 5 フロー制御モデル
  • 6 TinyTPのまとめ

第8章 基礎編のまとめ

  • 1 IrDAを振り返って
  • 2 応用編について

付録A IrDA PDU一覧

付録B IrDA層別サービス一覧

執筆者

オカヤ・システムウェア株式会社
代表取締役
北角権太郎

監修

早稲田大学
国際情報通信研究センター
教授
松本 充司

出版社

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お問い合わせ

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体裁・ページ数

B5判 172ページ

ISBNコード

ISBN978-4-88657-190-8

発行年月

1999年2月

販売元

tech-seminar.jp

価格

49,800円 (税別) / 54,780円 (税込)