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紙送り機構の設計とトラブル対策Ⅰ

紙送り機構の設計とトラブル対策Ⅰ

目次

第1章 総論

  • 1 情報機器における紙送り機構
  • 2 紙送り機構の変遷
    • 2.1 紙テープ送り機構
    • 2.2 ロール紙の送り機構
    • 2.3 ピンフィールド機構
    • 2.4 モータ制御式
    • 2.5 シート紙の送り機構
  • 3 情報用紙と紙送り機構用部品材料
    • 3.1 情報用紙
    • 3.2 紙送り用ローラ(プラテン)
    • 3.3 その他の材料
  • 4 各種の紙送り機構とその問題点
    • 4.1 シリアル・プリンタ
    • 4.2 ライン・プリンタ
    • 4.3 電子写真式プリンタ
    • 4.4 複写機
  • 5 今後の動向

第2章 カット紙における紙送り機構の設計とトラブル対策

  • 1 概説
  • 2 F.H.Oとプリンタの関係
  • 3 F.H.Oの形態
  • 4 本体紙送り機構
  • 5 カットシートフィーダ(C.S.F)
    • 5.1 概説
    • 5.2 シートフィーダに要求される機能
    • 5.3 プリンタと外部のC.S.Fのコネクション
    • 5.4 プリンタ本体とC.S.Fのコネクション
    • 5.5 用紙の分離方式
    • 5.6 プラテンフリクション部
    • 5.7 スタッカ部
    • 5.8 マニュアルスロット
    • 5.9 C.S.Fに要求される印字品質
    • 5.10 C.S.Fの傾向
  • 6 フロントインサータ
    • 6.1 概説
    • 6.2 フロントインサータの機能
    • 6.3 設計のポイント
  • 7 今後のF.H.O
  • 8 まとめ

第3章 ロール紙送り機構の設計とトラブル対策

  • 1 ロール紙の種類
    • 1.1 ロール紙に使用される紙
    • 1.2 ロール紙の幅と径
  • 2 ロール紙の構造
    • 2.1 巻き始め処理
    • 2.2 巻き終り処理
  • 3 ロール紙送りのコントロール要素と手段
    • 3.1 ラインフィード
    • 3.2 横位置
    • 3.3 巻取り
    • 3.4 しわ・ジャム
    • 3.5 オートロード
    • 3.6 用紙エンド検知

第4章 プリンタ紙送り用トラクタの設計技術動向

  • 1 概説
  • 2 ピントラクタに係わる特許問題
    • 2.1 米国内特許係争について
    • 2.2 国内外の関連特許出願状況について
  • 3 ピントラクタに要求される機能
    • 3.1 機能展開
    • 3.2 要求機能(水準)の変化
  • 4 ピントラクタの設計と留意点
    • 4.1 トラクタベルト
    • 4.2 フレーム
    • 4.3 ロック機構部品
    • 4.4 その他
  • 5 最近の技術開発動向(P.H.D社開発例より)

第5章 PPCにおける紙送り機構の設計とトラブル対策

  • 1 概説
  • 2 PPCの紙送り機構
    • 2.1 給終部
    • 2.2 転写部
    • 2.3 剥離部
    • 2.4 定着部
    • 2.5 排紙部
  • 3 PPC用紙の特性と紙送り特性の関係
    • 3.1 紙の基本的な性質
    • 3.2 PPC用紙の特性と紙送り特性の関係
  • 4 おわりに

第6章 ADF送り機構の設計とトラブル対策

  • 1 まえがき
  • 2 ADFの必要条件
  • 3 ADFの基本構成
    • 3.1 代表的ADFの構造
    • 3.2 ADFの原稿経路
  • 4 ADF各要素とその問題点
    • 4.1 分離部
    • 4.2 問題点
    • 4.3 搬送部
    • 4.4 原稿ストッパ部
    • 4.5 原稿排出部
  • 5 むすび

第7章 紙送り機構における材料特性~ベルト~

  • 1 ベルトに要求される一般特性
    • 1.1 安定した摩擦係数をもつこと
    • 1.2 耐久性の向上
    • 1.3 省電力の向上
    • 1.4 脱着が容易なこと
    • 1.5 走行安定性の良いこと
    • 1.6 帯電防止性
  • 2 平ベルトの諸特性と選定上の注意点
    • 2.1 平ベルトの偏行、蛇行
    • 2.2 ベルトの耐久性
  • 3 耐摩耗性特性
  • 4 搬送速度の計算方法
  • 5 駆動トルクの低減対策
    • 5.1 ベルトの摩擦損失
    • 5.2 ベルトの屈曲損失
    • 5.3 ベルトの転がり損失
  • 6 挟み込み搬送における設計留意点
  • 7 結び

第8章 紙送り機構における材料特性~トラクタベルト~

  • 1 概説
    • 1.1 紙送りに使用されるトラクタベルト
    • 1.2 トラクタベルトに対する要求特性とその狙い
  • 2 ポリウレタンタイミングベルトをベースにしたトラクタベルトとその特長
    • 2.1 ピン部の高精度化
    • 2.2 左右トラクタピンの位置精度向上
    • 2.3 低トルク対策
    • 2.4 耐久性能
    • 2.5 構造の簡素化と軽量化
    • 2.6 その他
  • 3 設計諸元
    • 3.1 基準寸法及び精度
    • 3.2 ベルトプーリプロファイル
    • 3.3 静的諸物性
    • 3.4 設計要点
  • 4 設計例とトラブル対策
    • 4.1 直線送り
    • 4.2 曲線送り
    • 4.3 直線、曲線併用送り
    • 4.4 その他のトラブル
  • 5 最後に
    資料編

執筆者

  • 松本三智夫 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 開発研究所 技師長
  • 赤松 嘉之 日本電気株式会社 プリンタ事業部 第2技術部
  • 了寛 栄二 日本電気株式会社 第1OA装置事業部 第2技術部
  • 上野 俊彦 バンドー化学株式会社 技術開発部
  • 牧山 皓一 富士ゼロックス株式会社 要素研究所 用紙グループ
  • 横山 卓 ニスカ株式会社 技術部 部長
  • 栗田 康史 ニッタ株式会社 技術部 技術課
  • 北 忠男 三ツ星ベルト株式会社 ケミフレックス事業部 東京営業課 課長

監修

  • 松本三智夫 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社

出版社

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体裁・ページ数

CD-R 195ページ

発行年月

1997年11月

販売元

tech-seminar.jp

価格

6,900円 (税別) / 7,590円 (税込)