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欧州バイオサイド製品規則 (BPR) の処理成形品に対する実務対応

欧州バイオサイド製品規則 (BPR) の処理成形品に対する実務対応

~実務に即した情報が求められる中級者~向け~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年8月2日(金) 13時00分16時30分

受講対象者

  • EUに抗菌剤等で処理を行った製品を輸出している企業
    • バイオサイド製品規則の概要は知っているが、より実務に即した情報を求められる方など。

プログラム

 1998年に施行された現行のバイオサイド指令98/8/EC (以下、BPD) に替わり、本年9月1日より「バイオサイド製品規則 (Regulation (EU) 528/2012) 」がEUで施行されます。
 バイオサイド製品規則 (BPR) は、これまでのバイオサイド指令 (BPD) と同様に消毒剤、保存剤、缶内保存剤、木材防腐剤などの保存剤、殺鼠剤、殺虫剤などの有害生物抑制剤、防汚剤等といったバイオサイド製品に加え、バイオサイド製品で処理をした成形品 (処理成形品:treated article) をも新たな規制対象としていることが大きな特徴です。これによって、今まで規制対象外であった製品メーカーもBPRの遵守が求めらることになります。
 BPRは2013年9月1日から施行される一方、最終的なガイダンスはまだ一般に公開されておらず、関連する業界からは、何が処理成形品に該当するのか、どのような場合にラベルが必要になるか、ラベルの義務はいつから適用開始となるか、というような実務的な対応方法に関する情報の入手が難しいのが現状です。
 こうした状況に鑑み、本セミナーでは、BPRの処理成形品に対する義務を理解し、対応するための最新の情報を解説致します。

  1. バイオサイド製品規則 (Regulation (EU) No528/2012) の特長
  2. BPRで処理成形品が規制の対象となった背景
  3. 処理成形品 (treated article) とは?
  4. 第一義的にバイオサイド機能を持つ処理成形品 (treated article which hasとは?
  5. 処理成形品とプロダクトタイプ
  6. 承認活性物質の確認の方法
  7. 処理成形品に使用することのできる活性物質
  8. 処理成形品に適用される移行期間
  9. 処理成形品のラベル義務の適用条件
  10. 処理成形品のラベル義務の適用開始時期 等
  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 石川 太郎
    (一社)産業環境管理協会 国際化学物質管理支援センター
    主査

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
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本セミナーは終了いたしました。

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