技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
(2013年7月17日 11:00〜12:30)
(独) 産業技術総合研究所 ヒューマンライフテクノロジー研究部門 高機能生体材料グループ 岡崎 義光 氏
超高齢化社会の到来に伴い、体内に整形インプラント (骨接合材料および人工関節等) を埋入する手術は、ますます増加する傾向にある。整形インプラント製品の大部分が海外からの輸入品でまかなわれており、使用量の増加と医療技術の進歩により必ずしも患者の骨格構造と症例に満足できるものではない。
本セミナーでは、整形インプラント分野で使用量が最も多い金属系バイオマテリアルに求められる特性と薬事製造承認申請上必要となる基礎を、医薬品医療機器総合機構 (PMDA) での審査経験および最近の審査動向を踏まえて、工学的な視点からわかりやすく解説する。
特に、新たな企業が整形インプラント製品の開発に参入する場合に効率的な参入を可能とする考え方、薬事申請のポイント、必要となる試験データの取得方法などを中心に解説する。
(2013年7月17日 13:20〜14:50)
大阪府立大学 大学院 工学研究科 物質化学専攻マテリアル 教授 中平 敦 氏
バイオセラミックスは、硬組織代替材料の一つであり、主に関節部位の置換部材および骨充填剤などとして利用されている。水酸アパタイトやリン酸カルシウム系のバイオセラミックスは、優れた生体親和性と高い生体活性を有するため、骨充填剤などに用いられる。
また、アルミナやジルコニアなどのバイオセラミックスは、機械的特性や摺動特性に優れるため関節部位でのインプラント部材として有用である。
また、金属インプラントの表面へのバイオセラミックスコーティングにもこれら材料は用いられており、ハイブリッド化される。
本講演では、種々の有用なバイオセラミックスの微細構造と各種特性について概説し、それをベースに高機能化に向けての試みについて述べる。
(2013年7月17日 15:00〜16:30)
東京農工大学 大学院 工学研究院 准教授 村上 義彦 先生
近年、バイオマテリアル (生体材料) としての応用を目指した機能性合成高分子の開発が盛んになっている。合成高分子の最大の特徴は、原料となるモノマーの種類やその重合度を自在に変えることによって、さまざまな特性を兼ね備えた材料の素材になることである。
本講演では、ハイブリッド型のバイオマテリアルの開発例を中心に、外科領域や薬物治療領域での利用を目指したバイオマテリアルについて概説する。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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発行年月 | |
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