技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

金属ナノ粒子・微粒子の合成・設計、構造解析、分散・ペースト化、焼結と応用

金属ナノ粒子・微粒子の合成・設計、構造解析、分散・ペースト化、焼結と応用

~粒径・形状制御、合成の再現性・スケールアップ、分散安定化など、材料設計・プロセスの実用知識 / ペースト調製・評価、低温焼結、接合技術から先端半導体実装への応用まで~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、金属ナノ粒子について取り上げ、金属ナノ粒子の合成法、サイズ・形状制御、構造解析、低温焼結法、酸化制御、分散凝集制御、インク・ペースト化やその他応用等、要素技術を解説いたします。
また、不安定な銅微粒子の安定な取り扱いや焼結についても解説いたします。

開催日

  • 2026年11月27日(金) 10時30分 ~ 16時30分

受講対象者

  • ナノ粒子、ナノ粒子触媒などのナノ粒子材料の技術者、開発者、研究者

修得知識

  • 金属ナノ粒子の化学合成法
  • 金属ナノ粒子のサイズ制御法、形状制御法
  • 湿式還元法によるナノ粒子合成の再現性確保と失敗例
  • 保護剤分子の設計
  • ナノ粒子の微細構造解析法
  • 分散安定化の基礎・安定化評価法
  • インク化・ペースト化の機器、添加剤選択の指針
  • 粒子のスラリー化・乾燥・粉体化までの実用プロセス
  • 150°C級を含むナノ粒子の低温焼結指針の獲得法
  • 焼結とその物理化学的メカニズム
  • 接合材料・先端半導体実装へのナノ粒子応用戦略

プログラム

 本講演では、金属ナノ粒子・微粒子に関する設計から応用までを、化学的合成法を中心に俯瞰し、現場で役立つ実践的な知識として提供します。粒径や形状の制御、表面劣化・酸化防止および保護膜の設計、分散安定化処理、低温焼結接合材料の開発まで幅広く取り上げ、特に湿式還元法による銅粒子の合成手法と再現性確保・スケールアップの工夫、反応性表面層を利用した銅ナノ・サブミクロン粒子の短時間・低温焼結メカニズムと接合技術、スラリー乾燥から焼結に至るプロセスでの留意点、ナノ粒子の分散安定化技術および評価法、そしてエレクトロニクス材料や接合材、先端半導体実装への応用例について詳しく解説します。
 あわせて、当研究室における150°C級を含む最新の粒子合成および焼結プロセスの研究成果を交え、ナノ粒子を実用材料へと“つなぐ”ための技術を体系的に整理し、参加者の皆様の実務に資する知見を提供します。

  1. 金属ナノ粒子・微粒子とは
    1. ナノ粒子の定義と特性
    2. ナノ粒子のサイズ効果とその機能
    3. 様々な金属種と応用分野
      • Ag
      • Cu
      • Ni
      • Pd
      • Ptなど
  2. ナノ粒子の化学的合成法とその選択指針
    1. 溶液還元法、熱分解法、ボトムアップ法の特徴と使い分け
    2. Cuナノ・サブミクロン粒子の湿式還元合成プロセス
    3. 反応パラメータの影響
      • 前駆体
      • 還元剤
      • pH
      • 温度
      • 濃度など
    4. 合成の再現性確保・スケールアップとトラブル対応
      • 沈殿
      • 凝集など
  3. 粒子の回収、洗浄、乾燥と粉末化プロセス
    1. コロイド系からの粒子回収と注意点
      • 遠心分離
      • 濾過
    2. 洗浄による残留イオンの除去と界面安定性の制御
    3. 乾燥プロセスでの粒子凝集抑制の工夫
    4. 再分散に向けた回収の手法
  4. 分散液・ペーストの調製と評価
    1. ペーストに求められる性状と構成成分
      • 分散媒
      • 添加剤
    2. 表面修飾と分散安定化
      • カルボン酸系
      • アミン系
      • ポリマー系
    3. 分散性評価手法
      • DLS
      • Zeta電位
      • 沈降試験
      • 粘度・レオロジー
    4. スラリー状態と焼結性の相関
      • 印刷性
      • フィルム形成性
    5. ペーストを焼結する際の塗膜の乾燥・脱溶媒処理
    6. ナノ粒子ペーストの分散性・分散安定化
    7. ナノ粒子ペーストの評価
  5. 焼結プロセスとメカニズム
    1. 金属ナノ粒子の焼結メカニズム
      • ネック形成
      • 拡散
    2. 低温焼結銅微粒子の極意
      • 反応性表面層と120°C級プロセス
    3. 銅ナノ粒子の酸化とその制御
    4. 焼結開始温度と粒子径・表面状態の関係、昇温条件の最適化
    5. in situ XRD・TEMによる焼結挙動の直接観察法
  6. 焼結後の構造評価と接合材料としての応用
    1. 焼結後構造のSEM・XRDによる観察・解析
    2. シア強度・電気抵抗測定による接合特性評価
    3. 低温焼結接合の産業応用
      • パワーデバイス
      • 先端半導体パッケージ
  7. 金属ナノ粒子ペーストの産業応用と将来展望
    1. プリンテッドエレクトロニクスへの適用
      • 導電インク
      • アンテナ
      • ヒーター
    2. 熱伝導性ペースト、接合材、放熱シート等への展開
    3. 銀代替材料としての銅ナノペーストの技術課題と解決方向
    4. スケーラブル製造、再現性・信頼性評価と社会実装課題
  8. Q&A・個別課題への応用展開のヒント
    • 参加者からの技術的質問に対する解説
    • 使用装置・分析例の紹介
      • DLS
      • TEM
      • SEM
      • XRD
      • TG-DTA
      • レオロジーほか

講師

  • 米澤 徹 氏
    北海道大学 大学院 工学研究院 材料科学部門 マテリアル設計分野
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,200円 (税別) / 42,020円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/10/26 無機ナノフィラーのポリマーへの分散・複合化技術 オンライン
2026/10/27 粉体の付着力・付着性の基礎と付着が関与する粉体操作の要点 オンライン
2026/10/27 シランカップリング剤の分析技術 オンライン
2026/10/28 金属ナノ粒子の基礎と応用技術 オンライン
2026/10/28 カーボンナノチューブの分散・成膜および応用展開 オンライン
2026/10/28 材料表面への (超) 撥水性・ (超) 親水性の付与技術と制御および分析・評価、応用技術 オンライン
2026/10/29 分散剤の種類、機能、選び方と使い方及び分散性評価 オンライン
2026/10/29 金属ナノ粒子の基礎と応用技術 オンライン
2026/10/29 カーボンナノチューブの分散・成膜および応用展開 オンライン
2026/10/30 ポリウレタン系コーティング材料の構造・物性と選定・塗膜形成のポイント オンライン
2026/11/2 ポリウレタン系コーティング材料の構造・物性と選定・塗膜形成のポイント オンライン
2026/11/4 Si・SiC・GaN・次世代パワーデバイス技術・適用領域の現状・課題と展望 オンライン
2026/11/6 酸化防止剤・HALS・UVAの適切な選定・使用法と高分子劣化対策 オンライン
2026/11/9 めっき技術の基礎と密着性向上・トラブル対策 オンライン
2026/11/9 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン
2026/11/10 粉体の基礎と微粒子コーティング・表面改質技術 オンライン
2026/11/10 分散剤の種類、機能、選び方と使い方及び分散性評価 オンライン
2026/11/10 金属有機構造体 (MOF) の合成・設計の基礎と分離技術への利用・応用展開 オンライン
2026/11/10 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン
2026/11/11 ラミネート技術の基礎・トラブル対策とヒートシール技術のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2025/5/26 表面プラズモン技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/30 非フッ素系撥水・撥油技術の開発動向と性能評価
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2025/4/21 塗料技術〔2025年版〕技術開発実態分析調査報告書 (書籍版)
2024/8/30 塗工液の調製、安定化とコーティング技術
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/1 反射防止フィルム 技術開発実態分析調査報告書
2024/2/29 セラミックス・金属の焼成、焼結技術とプロセス開発
2023/8/31 分散剤の選定法と効果的な使用法
2023/8/31 “ぬれ性“の制御と表面処理・改質技術
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2022/12/16 金属ナノ粒子の合成・設計・制御と応用技術
2022/5/20 コーティング技術の基礎と実践的トラブル対応
2021/10/29 金属ナノ粒子、微粒子の合成、調製と最新応用技術
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻) (製本版 + ebook版)
2021/3/26 超撥水・超撥油・滑液性表面の技術 (第2巻)
2021/2/16 ポリマーアロイ/ブレンドにおける相溶性・分散条件の最適設計、評価応用の最新技術
2020/12/25 金属ナノ粒子の合成/構造制御とペースト化および最新応用展開
2020/1/31 溶解度パラメータ (SP値・HSP値) の求め方と微粒子の分散安定化への活用術