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異種材料の接着・破壊メカニズム、接着技術と評価

異種材料の接着・破壊メカニズム、接着技術と評価

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、シランカップリング剤と接着メカニズムを含め、ぬれ、流動過程、接着界面形成、接着破壊etc…接着理論のポイントから異種材料間の接着まで解説いたします。

開催日

  • 2013年1月28日(月) 10時30分 16時00分

受講対象者

  • 異種材料の接着に関連する技術者、品質担当者
  • 異種材料の接着が必要な製品の技術者、品質担当者

修得知識

  • 接着の基礎
  • 接着の評価
  • 接着評価に利用する分析機器
  • 表面性状が接着に及ぼす影響
  • シランカップリング剤による表面処理
  • 異種材料の接着技術

プログラム

 ゴム・樹脂材料の多くは、単独では強度が弱いため補強して使用される。金属、セラミックス、繊維および木材などの材料はゴム・樹脂材料の有効な補強材であるが、この補強化技術の一つに接着がある 。
 タイヤ、ベルト、防振ゴム、免震ゴムおよび工業機能部品、電子電気部品、塗料部品などプラスチック、塗料やゴム製品の多くが接着技術を用いて製造されており、接着は工業において最も重要な生産加工技術の一つである。
 本講座では、接着過程における「ぬれ」、流動過程、接着界面形成、接着破壊過程等を解説するとともに、異種材料の直接架橋接着方法、間接接着法について紹介します。
 また、シランカップリング剤を用いた接着物の接着メカニズムを解明する上で、洗浄工程における重要性をXPS、接触角測定、FT-IR測定によって材料の表面を分析し、材料表面状態に及ぼすシランカップリング剤の構造と反応条件と接着力の影響、シランカップリング剤の金属表面処理方法について事例を交えて解説いたします。

  1. 接着技術の必要性
    1. 環境と接着
    2. 材料の変遷と複合材料
    3. 接着技術の現状と課題
  2. 接着過程における諸因子
    1. 被着体に対するポリマーのぬれ過程
    2. 界面の安定化過程
    3. 接着における界面結合力
    4. 接着破壊過程
    5. 接着物の環境要因による剥離現象と破壊メカニズムの解明
  3. 接着の評価解析に利用される分析機器の特徴
    1. 各種表面分析機器の特徴と活用方法
    2. 材料表面の化学状態
    3. 接着物の界面分析事例
    4. 接着界面の安定と劣化事例
  4. 接着に及ぼす金属の表面性状の影響
    1. 前処理方法の種類
    2. 洗浄による表面状態
    3. 金属酸化物の形成過程
  5. シランカップリング剤の反応性
    1. 各種カップリング剤の分類と特徴
    2. シランカップリング剤の構造と反応性
    3. シランカップリング剤の反応量の測定方法
    4. シランカップリング剤の反応条件と接着強度
  6. 異種材料の接着技術
    1. ポリマー・ゴムと金属の接着
    2. ポリマー・ゴムとポリマーの接着

  • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 平原 英俊
    岩手大学 理工学部 化学・生命理工学科 化学コース
    教授

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

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