技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

車載ミリ波レーダとLiDARの違い

原理と動画で直感的に学ぶ

車載ミリ波レーダとLiDARの違い

オンライン 開催

開催日

  • 2026年10月15日(木) 10時30分 ~ 17時00分

受講対象者

  • 車載センサの、研究・開発・企画・営業業務に携わる方 (Tier1等)
  • 車載センサを、導入し使う立場の方 (OEM等)
  • 車載センサに止まらず、自動運転車の動向を知りたい方

修得知識

  • 三大車載センサ (カメラ・LiDAR・ミリ波レーダ) は、波長が異なるだけで全て電磁波センサ。
    一見異なるセンサに見えるLiDARとミリ波レーダも、波長の違いから統一的に理解できることを解説。
  • できるだけ数式を使わず、動画を使ってビジュアルで解説。
  • 特に重要な課題である悪天候 (霧・雨・雪) による性能劣化について、詳しく解説。
  • まだ情報が乏しい次世代技術 (1550nm-LiDAR、FMCW-LiDAR、デジタルレーダ) も、できるだけ解説。
  • 現実世界の実験に代わって、徐々に普及し始めた仮想世界シミュレーション (デジタルツイン) を紹介。
  • ADAS/自動運転における、三大センサ (カメラ・LiDAR・ミリ波レーダ) の搭載数の最新の動向。
  • 日本で自動運転車は、どこまで普及が進んだか? そこでは何が課題になるか?

プログラム

 三大車載センサは全て同じ電磁波センサなのに、なぜ性質が大きく異なるのでしょうか? 本セミナーは、この素朴な疑問に答えながら、三大車載センサを比較します。結果として、三大車載センサの得意分野・苦手分野がよく分かり、最適な組合せ方法が見えて来ると考えます。
 同じ電磁波センサであり、違いはほぼ「波長」だけです (ミリ波レーダだけはしばしば「帯域幅」の制約も加わります) 。本セミナーは特に、機能 (点群地図作成) が重複して競合関係にあるLiDARとミリ波レーダに絞って、一貫して「波長」 (と「帯域幅」) の違いから特徴・差異を解説するものです。「波長」の違いから統一的に解説を試みたのは、恐らくこのセミナーだけだと思います。内容は主に、現実の車載センサにおいて発生する様々な不具合メカニズムの解説が中心になります。不具合メカニズムの解説は、実験データ動画やアニメーションプログラムを用いて直感的に把握できるよう工夫しています。

  • 建物や車体によって生じる、鏡像によるゴースト。
  • 高速移動時のMotion Blurによる性能劣化。
  • 悪天候 (霧・雨・雪) による性能劣化。
  • 街中に溢れつつある同種のセンサとの、干渉による性能劣化。
  • これら性能劣化を回避する目的もあり研究されている次世代技術 (1550nm-LiDAR、FMCW-LiDAR) も、まだ情報が乏しい段階だができるだけ解説。
  • *
     一方で、あまりにセンサの細かい議論にばかりとらわれると、前提となる社会・業界の大きな動向を見失ってしまいます。講師は現在自動運転関連のプロジェクトで働いており、下記のような広い関連情報も解説します。

    • 最近のADAS/自動運転車における、センサ搭載台数の動向。
    • 現実世界でのセンサ実験は限界に近付いている。仮想世界 (デジタルツイン) でのシミュレーションで補うことが不可欠。講師所属の国プロ「DIVP」の紹介。
    • 日本において、自動運転車の普及はどこまで進んだか? そこでは何が課題になるか?
    1. 講師、および講師所属の国プロ「DIVP」の紹介
      • 現実世界の実験だけでは限界! 仮想世界シミュレーション (デジタルツイン) で補うしかない
    2. ADAS/自動運転車の眼となる、センサのトレンド
      1. LiDARとRadarは競合関係
        1. 三大車載センサのうち、LiDARとRadarは機能が重複し、競合関係
        2. 「LiDAR=高価・高画質、Radar=安価・低画質」という常識は古くなりつつある
      2. LiDARとRadarの搭載数のトレンド
        1. ADAS車のトレンド
        2. 自動運転車のトレンド
        3. 自動運転車の中で、特にE2E「Vision Only」方式を巡る動向
    3. LiDARとRadarの違いを、波長の違いで一貫して説明
      1. 具体的な波長の値
        1. Camera ・LiDAR ・Radar の波長比はざっくり0.5 : 1 : 4000
        2. 波長が近いので、肉眼 (Camera) とLiDARは一般に物体の見え方が近い
          • 【実験ビデオ】ガラス窓の見え方の違い
        3. ただし、肉眼 (Camera) とLiDAR で見え方が異なる物体も存在するので注意
        4. 太陽光による背景ノイズの影響の違い
        5. 表面粗さによる斜め方向の反射率 (再帰反射) の違い
          • 【実験ビデオ】コンクリート壁の見え方の違い
        6. ミリ波レーダだけは、波長だけでなく、帯域幅にも大きく制約される
      2. 波長の違いが、悪天候 (霧・雨・雪) への耐性の違いを生む
        1. 波長の違いが、悪天候 (霧・雨・雪) への耐性の違いを生むメカニズム
        2. YouTubeですぐ見れる、悪天候 (霧・雨・雪) の影響の紹介
        3. 悪天候によるLiDAR偽点が生んだ、事件例
          • 【実験ビデオ】霧の中でのLiDAR画像の例
        4. LiDARにおいて偽点を排除する方法は2つあるが、完璧に除去できるかは疑問
        5. 日本において、自動運転車の普及はどこまで進んだか? そこではどんな悪天候が起きるか?
      3. 波長の違いがビーム幅の違いを生み、ビーム幅の違いが方位検知原理の違いを産む
        1. 波長の違いがビーム幅の違いを生む理由
        2. ビーム幅の違いによって生じる、LiDARの意外な弱点
          • 【実験ビデオ】鉄製フェンスの見え方の違い
          • 【実験ビデオ】細いポールやワイヤーの見え方の違い
        3. ビーム幅の違いが、方位検知原理の違いを生む、競争領域の違いまで生む
        4. ビーム幅の違いが、更に測定周期の違いを生む。測定周期が遅いと、何が問題か?
          • 【実験ビデオ】回転式LiDARで、普通の国道レベルでも起きるMotion Blur 現象
    4. 波長とは関係ないが、LiDAR・Radarを使う上で知っておくべきトラブル
      1. 電波干渉は、LiDARでもRadarでも等しく起きる
        • 【実験ビデオ】LiDARにおける電波干渉の例
        • 【実験ビデオ】Radarにおける電波干渉の例
      2. 鏡面反射による鏡像も、LiDARでもRadarでも等しく起きる
        • 【実験ビデオ】LiDARにおける鏡像の例
    5. まだ情報が乏しい次世代技術 (1550nm-LiDAR、FMCW-LiDAR) について紹介
      1. 「LiDAR=TOF方式、Radar=FMCW方式」という認識は古い。次世代技術では複雑に入り乱れている
      2. 1550nm-LiDARは、Luminar社の経営破綻で恐らく迷走中
      3. FMCW-LiDARのメリットはたぶん、速度測定できることよりも、長距離化と低コスト化

講師

  • 天野 義久 氏
    神奈川工科大学 (KAIT) 先進自動車研究所 DIVPプロジェクト
    特任研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 48,000円 (税別) / 52,800円 (税込)
複数名
: 24,000円 (税別) / 26,400円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

S&T出版からの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、4名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり 20,900円(税込)でご受講いただけます。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 48,000円(税別) / 52,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 65,000円(税別) / 71,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 76,000円(税別) / 83,600円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 95,000円(税別) / 104,500円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 48,000円(税別) / 52,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 96,000円(税別) / 105,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 144,000円(税別) / 158,400円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 192,000円(税別) / 211,200円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 240,000円(税別) / 264,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。