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摩擦・摩耗の基礎と摩耗メカニズムの理解・分析・評価技術

摩擦・摩耗の基礎と摩耗メカニズムの理解・分析・評価技術

~摩擦・摩耗トラブルの対策、材料・表面処理・潤滑条件などの改善、部品の長寿命化・信頼性向上~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、トライボロジーの基礎事項から摩擦表面で起こるトライボロジー現象をひも解き、摩擦表面の状態を適切に評価するための基礎知識および分析・評価技術、各種状態監視技術と診断・評価事例などについて視覚的にできる限り解りやすく解説いたします。

開催日

  • 2026年9月30日(水) 13時00分 ~ 16時30分

受講対象者

  • 機械・自動車・産業機器などの設計・開発、材料・表面処理、品質保証・故障解析、摩擦・摩耗試験やトライボロジー評価に携わる技術者・研究者
  • 摩耗損傷の原因究明や分析・評価技術を習得したい方
  • 摩擦・摩耗特性の改善に取り組む方
  • 摩擦・摩耗に関する基礎知識を身につけたい方

修得知識

  • 摩擦・摩耗現象およびトライボロジーの基礎
  • 各種摩耗形態とその発生・進行メカニズム
  • 摩擦・摩耗に影響を及ぼす各種因子とその考え方
  • 摩擦・摩耗試験および摩耗状態の評価方法
  • 表面・摩耗損傷の分析・解析技術
  • 摩擦・摩耗トラブルの原因究明と対策の考え方
  • 材料・表面処理・潤滑による摩擦・摩耗特性改善の基礎知識

プログラム

 摩擦・摩耗は、機械部品や装置の性能・寿命・信頼性を左右する重要な現象であり、摺動部品の損傷や性能低下、異常発生の原因となります。一方で、摩擦・摩耗現象は、材料特性、接触状態、荷重、速度、温度、潤滑など多くの因子が複雑に関係するため、摩耗の原因やメカニズムを適切に把握することが重要です。
 本セミナーでは、摩擦・摩耗に関する基礎知識を整理するとともに、凝着摩耗、アブレシブ摩耗、疲労摩耗、腐食摩耗などの代表的な摩耗現象について、その発生メカニズムや特徴を体系的に解説します。さらに、摩耗状態や損傷原因を把握するための各種分析・評価技術について、原理や特徴、適用方法を紹介します。
 摩擦・摩耗現象を単に「摩耗量」や「摩擦係数」といった結果だけで捉えるのではなく、「なぜその摩耗が生じたのか」をメカニズムの観点から理解し、適切な分析・評価につなげるための基礎力を身につけることを目的とします。これにより、摩擦・摩耗に起因するトラブルの原因究明や、材料・表面処理・潤滑条件などの改善、さらには機械部品の長寿命化・信頼性向上に役立つ知識の習得を目指します。

  1. 摩擦・摩耗・潤滑 (トライボロジー) の基礎
    1. トライボロジー概論
      • トライボロジーとは
      • 摩擦・摩耗・潤滑の相互関係
      • 機械システムにおける摩擦・摩耗の役割
      • 摩擦・摩耗が機械部品の性能・寿命・信頼性に及ぼす影響
      • 摩擦・摩耗現象を理解するための基本的な考え方
    2. 固体表面と接触
      • 固体表面の微視的構造と表面粗さ
      • 真実接触面積と見かけの接触面積
      • 接触圧力と接触状態
      • 材料特性と表面特性が摩擦・摩耗に及ぼす影響
      • 表面改質・コーティングと接触特性
    3. 摩擦・摩耗メカニズム
      • 摩擦発生の基本メカニズム
      • 凝着、掘り起こし、変形などの摩擦機構
      • 凝着摩耗
      • アブレシブ摩耗
      • 疲労摩耗
      • 摩耗の発生・進展と摩耗形態の変化
      • 摩耗メカニズムと材料・使用条件との関係
    4. 摩擦・摩耗の評価パラメータ
      • 摩擦係数
      • 摩耗量・比摩耗量・摩耗率
      • 試験条件と評価結果の関係
    5. 潤滑状態
      • 潤滑の役割と基本概念
      • 境界潤滑・混合潤滑・流体潤滑
      • 潤滑膜と摩擦・摩耗特性
      • 潤滑不良による摩耗・損傷事例
  2. 摩擦・摩耗試験と評価技術
    1. 摩擦・摩耗試験の種類・用途
      • 摩擦・摩耗試験の目的と基本的な考え方
      • 各種摩擦・摩耗試験機の種類と特徴
      • 試験条件の設定
        • 荷重
        • 速度
        • 温度
        • 雰囲気
        • 潤滑など
      • 試験結果の解釈と実機への適用
      • 摩擦・摩耗試験における注意点
    2. 表面分析・評価技術
      • 摩耗面・摩擦面を観察する基本的な考え方
      • 表面分析結果から摩耗メカニズムを推定する方法
      • 複数の分析手法を組み合わせた原因究明
    3. 可視化技術と摩耗メカニズム評価事例
      1. 金属表面下の摩擦・摩耗
      2. 電気接点・通電下の摩擦・摩耗
      3. ブレーキ摩擦材の摩擦・摩耗
      4. 高分子材料の摩擦・摩耗
      5. ガラス材料の摩擦・摩耗
  3. 機械摩擦面の損傷と状態監視技術
    1. 機械摩擦面の損傷形態
      • 機械摩擦面に生じる代表的な損傷
      • 摩耗、焼付き、疲労、剥離、亀裂などの損傷形態
      • 摩擦・摩耗トラブルの原因究明事例
    2. 状態監視技術と評価事例
      • 機械摩擦面の状態監視の基本的な考え方
      • 振動・音響・温度・摩擦係数などによる状態評価
      • AE (アコースティック・エミッション) センシングによる摩擦・摩耗状態の評価
  4. まとめ
  5. 質疑応答・総合討論
    • 摩擦・摩耗に関する受講者からの質問への回答
    • 実際の摩耗・損傷事例に関する意見交換
    • 摩耗メカニズム,分析・評価方法に関する総合討論
    • 個別の技術課題・トラブルへのアプローチについての討議

講師

  • 長谷 亜蘭 氏
    埼玉工業大学 工学部 機械工学科
    准教授

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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