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遅れ破壊の試験法・各種材料における水素脆化特性・破壊のメカニズム・防止策のポイント

水素脆性破壊のメカニズムを把握し防止に役立てる

遅れ破壊の試験法・各種材料における水素脆化特性・破壊のメカニズム・防止策のポイント

オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年8月4日〜10日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、燃料電池・高圧水素環境で重要性が高まる水素脆化について取り上げ、高強度鋼・ステンレス鋼・Ni合金などを対象に、水素脆性・遅れ破壊の発生メカニズムから各種試験法、破面解析、防止策までを解説いたします。

開催日

  • 2026年7月28日(火) 10時00分16時00分

受講対象者

  • 水素脆化対策が必要な製品の技術者
    • 自動車
    • 船舶
    • 高強度鋼
    • 金属延性材料
    • 燃料電池
    • 水素エネルギー
    • 燃料ステーション など
  • 水素脆化で課題を抱えている方

修得知識

  • 水素脆性の基礎
  • 水素脆性の要因
  • 水素脆性試験法
  • 水素脆性破面の見分け方
  • 水素脆性防止策の方針

プログラム

 水素脆性とは水素により材料が脆くなり破壊に至る現象で、しばらく使用した後に破壊が起こることから遅れ破壊と呼ばれています。高力ボルトの遅れ破壊を機に、高強度鋼について盛んに研究が行われてきました。
 また、最近では燃料電池車の実用化に向けて高圧水素によるオーステナイト系ステンレス鋼などの水素脆性の研究が盛に行われています。しかし、水素脆性のメカニズムについては必ずしも明白でなく、さらにその対策は十分とは言えません。
 本講座では、水素脆性の基礎から、各種試験法、各種材料における水素脆性破壊の特徴、破壊のメカニズムの諸説について平易に詳解し、さらに現在研究されている水素脆性を防止する取り組みについて解説します。

  1. 水素脆性の概要
  2. 水素脆化の概要
  3. 材料中の水素
    1. 存在状態
    2. 拡散
    3. トラップ
    4. 転位による輸送
    5. 環境と固溶水素
  4. 各種試験法
    1. 水素透過試験
    2. 水素固溶量測定法
    3. 昇温脱離分析法
    4. CLT
    5. SSRT
  5. 各種材料の水素脆性
    1. 鉄及び低合金鋼
    2. 高強度鋼
    3. ステンレス鋼
    4. ニッケルおよびニッケル合金
    5. アルミニウム合金
  6. 水素脆性のメカニズム
    1. 破壊の基本事項
    2. 軟化と硬化
    3. 面圧説
    4. 鉄の原子間凝集力低下説
    5. 局所変形助長説
    6. 水素助長塑性誘起空孔説
    7. 拡散性水素と非拡散性水素
  7. 水素脆化の防止への取り組み
  8. まとめ
  9. 質疑応答

講師

  • 高野 則之
    金沢工業大学 先端材料創製技術研究所 機械工学科
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年8月4日〜10日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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