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スロット塗工の理論とノウハウ、実践技術

スロット塗工の理論とノウハウ、実践技術

~スロットダイ塗工における製造条件の最適化とトラブル対策~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2026年6月22日〜7月3日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2026年6月22日まで承ります。

概要

本セミナーでは、塗工・乾燥について基礎から解説し、塗工液の物性と調製、各塗工方式の違いと特徴、実験室から量産にスケールアップする際の留意点、製造トラブルの原因と対策方法について詳解いたします。

開催日

  • 2026年6月4日(木) 13時00分17時00分

修得知識

  • 塗工と乾燥の基礎
  • 塗工の勘所
  • 「塗れる」「塗れない」の判断基準
  • ダイの設計
  • 塗布条件に適正な構造や形状の評価

プログラム

 Roll To Rollによる塗工工程の中でスロット塗工方式は最も汎用で多くの製造で活用されている。スロット塗工は「速く薄くも厚くも塗れる」という利点がある。スロットダイ設備は非常にシンプルな構造なのに、仕様の意味は広く知られてなくブラックボックスになっているユーザーも多いかも知れない。また、薄く塗る場合と、厚く塗る場合で、仕様コンセプトが異なり、備品形状の調整の考え方は広く知られてない。しかしスロット塗工を理解しようとしても塗工関連の論文は学術的すぎる一方、現場情報はノウハウ的で、全容把握に時間を要す。
 このセミナーでは、講師が経験してきた塗工分野の「理論とノウハウ」を紹介し、スロット塗工関係技術者に実践的な考え方をお伝えする。

  1. はじめに
    1. はじめに
    2. 塗工と乾燥 (開発とパイロットと量産)
    3. フィルムが利用されている製品は?
    4. 製品に占めるフィルム要素
    5. フィルムの構成要素 〜厚みと層数〜
    6. 塗る〜溶かした液を塗る (Dry厚とWet膜厚)
    7. Wet塗布量の決め方
    8. 塗工方法の比較 (三種しかないダイ方式)
    9. 塗工方式と製品群 (経験してきたプロセス)
    10. 開発のステップ
    11. 実験室とRoll to Rollの違い
    12. 実験室の塗工方式
    13. 量産テストで顕在化する塗工欠陥と原因
    14. スケールに対応した設備
    15. 調液スケール
    16. 開発と要因変更、異なるアプローチ
  2. スロット塗工
    1. スロットダイの塗工性
      1. スロットダイの構成と部品
      2. 液方法
      3. ダイヘッドの設置角度
      4. 薄塗りと厚塗り
      5. 薄塗り限界 (スジ)
      6. 最小膜厚 (Ca数との関係)
      7. 塗布可能領域 (Coating Window)
      8. Couette-Poiseuille流
      9. Couette-Poiseuille流 (非ニュートン)
      10. リップ形状 (厚塗りと薄塗り)
      11. 上リップの渦
      12. 厚塗りの背面減圧しない操作
      13. より薄く (OverBite) より厚く (UnderBite)
    2. スロットダイによる同時重層塗工
      1. 粘度バランス
      2. 中間リップの界面位置
      3. 上層侵入の条件
      4. 中間リップの渦形成条件
      5. 同時重層塗工の留意点
    3. テンションド・ウェブ方式
      1. テンションと流体圧のバランス
      2. ギャップの見積もり
      3. Coating Window
      4. スロット渦
      5. リップ形状と塗布性
    4. スロットダイの設計方法
      1. マニホールドとスロットの役割り
      2. 配管とマニホールドの違い
      3. スロットとマニホールドの流動
      4. マニホールド差圧による流量減少
      5. マニホールドの断面形状
      6. マニホールド差圧による流量減少とダイ形状
      7. マニホールド差圧への非ニュートン影響
      8. スロットのテーパー化
      9. テーパー効果の試算
      10. テーパー・スリットの加工方法
      11. スロットギャップ偏差の影響と厚み調整ボルト
    5. ダイ付帯設備
      1. バックアップロール (ベアリング)
      2. バックアップロール (ジャーナル軸受)
      3. バップアップロールたわみ対策
      4. シムとマニホールド
      5. シムとマニホールドの幅位置と厚み分布
      6. シム出口の形状
      7. 傾斜シムとエッジフローの考え方
      8. シムの位置ずらし
      9. マニホールド端の形状
      10. 減圧チャンバー
    6. 非ニュートン粘性の取り扱い
      1. 指数則 (Power Law)
      2. 非ニュートン係数の一般範囲
      3. ビード内の物質収支と剪断速度のオーダー
      4. ビード内の物質収支
      5. ビード内のCouette-Poiseuille流と剪断速度
      6. ブレード塗工の剪断速度
    7. 間欠塗工
      1. 流量制御とギャップ制御
      2. 塗付け (なぜ厚くなるのか?物質収支による説明)
      3. 塗り切り
      4. 両面同時とタンデム塗工
      5. ダイ移動とバックアップ移動
      6. 間欠塗工の数値解析 (粒子法)
      7. 二連バルブによる厚み制御
  3. 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
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  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年6月22日〜7月3日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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