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医療用粘着剤・テープの応用による新製品開発の勘所

医薬品・化粧品開発に活かすための

医療用粘着剤・テープの応用による新製品開発の勘所

~皮膚適合性と薬事対応 / 粘着剤の選定・処方設計から、皮膚適合性評価、薬事対応まで~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは医療用粘着剤を取り上げ、特に低皮膚刺激化を可能にするゲル粘着剤技術について開発事例を通して解説いたします。
医療用テープにおける高品質化に向け、皮膚に適したテープの物性の実現、成分添加による機能化について詳解いたします。

開催日

  • 2026年3月5日(木) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 医療用粘着技術に関心のある技術者、研究者

修得知識

  • 粘着剤の基礎知識
  • 医療用のテープの開発のポイント
  • 低皮膚刺激化のための要素
  • ゲル化粘着剤の開発要素
  • 化粧品/化粧雑貨への展開のための勘所
  • 安全性試験に関してどうするのか
  • 薬事対応は如何にすべきか
  • 有効成分を添加した機能性テープ開発のポイント
  • 新製品開発事例に基づく開発アイデアからコンセプト、品質仕様の転換

プログラム

 本講演では、粘着剤の基礎理論から、皮膚への安全性を追求した医療・化粧用テープの高度な製品設計までを体系的に解説します。
 特に、皮膚刺激のメカニズムと角質剥離を抑える「ゲル型粘着剤」の開発事例を通じ、アイデアを具体的な品質仕様へ落とし込むプロセスを詳述します。さらに、経皮吸収薬や創傷被覆材への応用、最新の機能性テープの展開、および製造販売に不可欠な薬事規制の要点までを網羅し、次世代の医療用粘着製品開発に向けた実践的な知見を提供します。

  • 初めに : 自己紹介
  1. 粘着剤と粘着機構
    1. 粘着剤とは
    2. 粘着剤の性質と粘着力の生じる因子
    3. 粘着剤と接着剤は違うのか
    4. 粘着剤の種類
    5. 粘着剤はなぜ接着するのか
  2. 医療用粘着剤について
    1. 医療用粘着製品とは
    2. 工業用と医療用との違い
    3. 医療用テープの種類
      • 医薬パッチ
      • 絆創膏
      • 化粧用
    4. 医療用テープの機能
      • 付加された機能から
    5. 医療用粘着剤の種類
      • 材料の点から
    6. 創傷被覆材 や 化粧用テープ
    7. テープと皮膚との関係
    8. 皮膚に粘着する要件
    9. 皮膚接着力と品質上の接着力とは同じなのか
  3. テープによる皮膚刺激の原因
    1. 医療用テープの医療現場での問題点
    2. 皮膚障害の事例
    3. 皮膚刺激と材料の特性との関係
    4. 皮膚刺激の原因について
    5. 皮膚とはどのような組織か
    6. 皮膚の構造と機能
    7. 皮膚表面は変化し多彩
  4. 開発アイデアから製品開発コンセプトへ、そして品質仕様への転換 刺激の原因と対策方法
    1. 低皮膚刺激粘着剤の開発事例 – ゲル型粘着剤の開発について –
    2. 従来の医療用テープの医療現場での問題点
    3. 角質剥離に注目したー低皮膚刺激化粘着剤
    4. アイデア – から開発コンセプトへ
    5. 開発コンセプトを実現するために
    6. ゲル型粘着剤の開発 と開発過程の紹介
    7. 粘着剤物性・クリープ・ゲル分率 – 接着力と角質剥離
    8. 開発したゲル粘着剤の角質剥離と従来品との比較
    9. 透析患者と心臓手術後の臨床応用結果
  5. 支持体の物性と皮膚刺激
  6. 水蒸気透過性と皮膚刺激
    1. テープの水蒸気透過性と電気伝導度
    2. 水蒸気透過性と皮膚刺激の関係は
    3. 水蒸気透過性と皮膚表面細菌数の変化
  7. Ideaから製品コンセプトへ そして品質仕様への転換について
    1. 新製品を生むために 医療用テープの機能を付加する
    2. 機能の付加 どんな機能があるかを考えてみましょう
    3. 新製品開発の紹介
      「アトピー性皮膚炎は治らない」➡ 【治すためのテープ開発】に関して
  8. 医療用粘着製品の安全性に関して
    1. 生物安全性に対してどのように考えればよいか
    2. どのような安全性試験が求められるか
  9. 化粧品又は化粧雑貨分野への展開例
    • アイデアから開発・製品化へ
      化粧のできるテープ 【ニキビマスキング】・【リフトアップ】医療機器【傷カバー】
  10. 創傷被覆材の紹介
    1. 湿潤療法に関して
    2. 湿潤療法の事例 – 製品と治療法
  11. 経皮吸収薬の開発に関して
    1. テープ技術のテープ薬への展開
    2. 経皮吸収薬とは
    3. 候補薬・開発品の紹介
      • どんな薬がテープ薬となっているか
    4. テープ薬の特長 優位な点
    5. 開発の一端紹介
    6. 喘息薬パッチ開発の紹介
    7. テープ薬と皮膚刺激に関して
  12. 薬事上の課題
    1. 薬事面で求められること
      • 製造販売業許可
      • 製造業許可
      • 販売業許可など
    2. 医薬品の薬事 製造販売許可申請
    3. 医療機器・化粧品の薬事 製造販売許可申請・届出
    4. 市販後調査
    5. PL保険と医薬品副作用被害救済制度について
  13. 質疑と討議

講師

  • 山本 敏幸
    株式会社メディカルフロント
    代表取締役

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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