技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、PFASの毒性や汚染状況から国内外の規制動向、企業のPFOS/PFOAを含む廃棄物処理の事例について、3名の講師が解説いたします。
(13:00〜14:00)
PFAS (Perfluoroalkyl and Polyfluoroalkyl Substances) は、フッ素化アルキル (すべて、または一部がフッ素化されているアルキル基) を持つ化合物の総称である。代表的化合物にはペルフルオロオクタンスルホン酸 (Perfluorooctane Sulfonic acid、 PFOS) やペルフルオロオクタン酸 (Perfluorooctanoic acid、 PFOA) がある。これらの化合物は熱・化学的に安定で、また撥水・撥油性の両者を有することから、コーティング剤、消火剤など多くの用途で使用されてきた。しかし、体内への蓄積性と種々の毒性が明らかとなり、2000年代初頭には多くの国で製造・輸入が原則禁止された。我が国では2010年に原則製造・輸入が禁止されたものの、基地周辺を中心に水系の汚染が問題になり、米国で提唱された健康リスクが生じる血中濃度 (20 ng/mL) をはるかに超える曝露を受けている例も散見されるようになった。そのため各省庁で対策会議等が本格化したところである。毒性に関しては、 肝毒性、免疫毒性、腎毒性に加え、近年、発達神経毒性が大きな問題となっている。胎盤や乳汁を介した曝露により、種々の異常の可能性が危惧されているが、作用機構は明らかではない。マウスを用いた我々の研究結果では授乳期の母体への曝露により、成熟後の仔の認知・記憶の低下や、協調運動 (バランスを取る能力) 及び運動学習 (運動を覚えてできるようになる。ヒトだと自転車に乗れるようになる) の低下が確認された。また、脳発達に重要な甲状腺ホルモンの作用が影響を受けている可能性も考えられた。
本セミナーでは、現在わかっている我が国の汚染状況、及びPFASの毒性を総括し、我々の研究データを紹介し今後の対策の展望について考察したい。
(14:15〜15:15)
近年有機フッ素化合物 (PFAS) による汚染の報道や規制強化の動きが顕著になっていることを踏まえ、本セミナーでは、このような動きの背景について解説していく。
具体的には、最初に化学物質に対する規制がどのように進んできたかについて解説した上で、近年の国内外における化学物質規制の考え方を説明する。その上で、PFASがどのような観点から規制の対象となりつつあるかについて国際的動向を中心に述べ、最後に日本においてPFASに関しどのように対応しようとしているのかについて解説する。
(15:30〜16:30)
当社は創業以来、化学品製造業等から排出されるハロゲン等を含む燃焼負荷の高い廃棄物処理を行ってきており、POPs条約における規制物質を無害化する処理技術の検討に取り組んできた。
本セミナーでは、フッ素系POPsであるPFOS/PFOA廃棄物について、国内の処理体制が整備されてきた経緯の説明と、当社が事業展開している焼却炉を用いた処理スキームを紹介する。
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